抗がん剤 | |
一般名 | ベバシズマブ |
商品名 | 「アバスチン」 |
作用 | ヒトVEGF(ヒト血管内皮増殖因子)と特異的に結合することで、VEGFと血管内皮細胞上に発現するVEGF受容体との結合を阻害する。 その結果、腫瘍組織でも血管新生を抑制し、腫瘍の増殖を阻害する。 |
効能 ・ 用途 |
@治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸ガン A悪性神経膠腫
B卵巣ガン
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(適用外使用) @HER2陰性の転移性乳がん A進行期非小細胞肺がん患者 B転移性の大腸ガン C胃細胞ガン |
禁忌 | 本剤に過敏歴ある者 脳転移を有する患者 |
慎 重 な 投 与 が 必 要 |
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アバスチン(ベバシズマブ) 副作用(五十音順) |
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アバスチン |
・・・FDA、乳ガンの承認を取り消す 2011年11/18、FDA(米食品医薬品局)は抗ガン剤アバスチン(一般名:ベバシズマブ)を乳ガン患者に使う承認を取り消した。 明確な延命効果が確認できなかったことと、高血圧や心臓発作などの副作用のため。 大腸ガンや肺ガンの承認は続く。 アバスチンは、ガン細胞に酸素や栄養を送る血管ができるのを抑える「血管新生阻害薬」として開発された点眼薬 |
特許延長が可能に |
2015年11/17、最高裁第3小法廷 成分が同じ医薬品でも用法用量を変更すれば特許期間の延長が認められるとする判決が確定した。 特許庁はこれまで、同じ成分や効能の医薬品がある場合、特許期間の延長を認めていなかった。 |
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