ギムネマ・シルベスタ  Gymnema Sylvestre
ギムネマ・シルベスタ(学名)

インド中南部の高原に自生する、ガガイモ科のつる性植物で、岩の多い丘陵地の樹木にからみつくように生えています。

このギムネマの葉を噛むと、砂糖などの甘味を一時 的に感じなくなる不思議な作用があり、インドでは「グルマール」(砂糖を壊す物)とも呼ばれています。

ボンベイではグルマール、マドラスではメーシャシュリンギなどと呼ばれています。

葉をかんで1〜2分して甘味を感じなくなり、砂糖やチョコレートなどの甘いものを食べても甘味を感じることが出来なくなります。

ギムネマ・シルベスタの有効成分であるギムネマ酸は砂糖の甘味を感じさせなくなる作用があり、甘味を持った食品に対する食欲を減退させる効果があります。


これはギムネマ酸が甘味を感じる味細胞と甘味物質が結びつくのを阻害するからだと考えられています。


インドの古典的医学書「アーユルヴェーダ」では「余分な糖を壊す植物」として 紹介され、健康維持に2000年以上も昔から使われてきました






ギムネマ酸
ギムネマ酸はトリテルペン骨格にグルクロン酸と、数種の脂肪酸が結合した構造をしています。


腸管で糖分が吸収される際に糖分を吸収するレセプターに先回りしてブロックします。

こうすることによって、血液中に糖分が一挙に吸収されて血糖値が急上昇するのを防ぎ、不必要な糖分をそのまま体の外へ出してしまいます。

ギムネマは、血糖値を強引に下げるのではなく、食事後の吸収を阻害することで血糖値の上昇を抑えるという全く違った作用で血糖値の安定に優れた効果を発揮します






ギムネマ酸の生理活性作用
ギムネマ酸は小腸内の糖を認識する部位に結合し、他の糖の結合を妨げるため、糖の吸収を抑制する作用を示すと考えられ、次のような作用が報告されています。
  1. 甘味抑制作用。
  2. 糖吸収抑制作用。
  3. 肥満回避作用。
  4. すい臓機能回復作用。→糖尿病
  5. 虫歯予防作用。








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