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がん(癌)

ガンの種類と症状 」「抗がん剤WHO方式のがん疼痛治療法ガンの痛み」「ガンの転移」「免疫療法 」「放射線療法」「ホウ素中性子捕捉治療法





がん (癌) cancer
  1. 漢字の「癌」と仮名で書く「がん」あるいは「ガン」は同じものと思われているかも知れませんが、正確には違っています。
    「癌」は上皮細胞、たとえば胃の粘膜上皮細胞や肺の気管支上皮細胞の悪性腫瘍であり
    「がん」はこれらも含めたもっと広い意味での悪性腫瘍を言います
    英語では前者はcarcinoma、後者はcancerと使い分けています。
    ですから、胃癌や肺癌と書き、愛知県がんセンターと書くわけです。
  2. 異常細胞の分裂がコントロールできなくなった疾患をがんといい、多くは上皮細胞から生じる悪性腫瘍です。
    • がんが増殖するとき、正常な組織と場所・栄養の奪い合いが起きる。そして結果的に、正常な組織は負けて小さくなり死滅する。
      そして、腫瘍が神経を圧迫したり、あるいは臓器内の通路を塞ぎ分泌物の圧力が高まると痛みが発生する→「新生血管」「おけつ
  3. ガン細胞は1万個~10万個の間で大きく性質が変わるといわれている。
    この間に血管ができて、それによって栄養が供給されるようになるからだ。
    1万個のガン細胞が存在するガンの大きさが0.2mmなのです。
    そのため、早期発見には0.2mm以下のガンを見つけられるようになることが必要です。
  4. 細胞がガン化すると酸性になる。
    • 酸性の環境でも、ガン細胞が増殖を続けられる仕組み
    • (TDAG8)
      2010年、東京大学医学系研究科の清水孝雄教授らは、細胞の周囲が酸性の環境でも、ガン細胞が増殖を続けられる仕組みを解明した。
      ガン細胞表面のタンパク質が細胞増殖を促進する信号を出していることが分かった。
      米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の井原裕一郎氏、秋田大学医学系研究科の石井聡教授との成果。米科学アカデミー紀要に発表。
      研究グループは、ガン細胞の表面に現れる「TDAG8」という受容体が、細胞周囲の水素イオンを認識し、酸性の場合に細胞増殖を促す信号を出していることを突き止めた。
      この受容体の遺伝子を発現しているガン細胞をマウスに注射すると、発現していない細胞を注射したマウスと比べるとガンが大きくなり、死亡率が高まることが分かった。
      TDAG8は人間にもあり、ガン細胞で発現していることが知られている。
      一般的に細胞が急激に増殖すると周囲に乳酸が蓄積して酸性になり、細胞の増殖が抑制される。どうしてガン細胞は酸性の環境でも増殖を続けられるが不明だった。
  5. ガン細胞の製造工場「ガン幹細胞」





病院ランキング
抗ガン・トップ10 総合点 治療成績
5年生存率など
愛知県がんセンター 愛知 363 200
神奈川県立がんセンター 神奈川 355 196
近畿大病院 大阪 354 190
埼玉県立がんセンター 埼玉 354 196
福井県済生会病院 福井 345 185
静岡県立総合病院 静岡 336 183
北里大病院 神奈川 324 176
大阪府立成人病センター 大阪 320 158
国立国際医療センター 東京都 318 140
国立病院機構九州医療センター 福岡 307 156
(2004.12.5日本経済新聞より)日経ネットPLUS





がん・・・・設備・スタッフの充実度
順位 病院名 所在地
国立がんセンター中央病院 東京
静岡県立がんセンター 静岡
東京女子医大病院 東京
聖路加国際病院 東京
近畿大病院 大阪
長崎大病院 長崎
埼玉県立がんセンター 埼玉
静岡県立総合病院 静岡
国立国際医療センター 東京
福井県立病院 福井
大阪府立成人病センター 大阪
12 愛知県がんセンター 愛知
癌研究会付属病院 東京
14 島根大病院 島根
15 北里大病院 神奈川
国立病院機構九州医療センター 福岡
東京都立駒込病院 東京
福岡大病院 福岡
山梨大病院 山梨
神奈川県立がんセンター 神奈川




ガン細胞の特徴
  1. 成長の様式は、被膜形成は不充分で、他組織への浸潤性の発育を示す。
    • がん細胞が正常な細胞のすき間に入り込むことを「浸潤」といいます。
    • 浸潤が起こるとガンに冒された組織が広範囲にわたり、手術で取り去るのが難しくなる。
    • ガンが細胞の集団として浸潤する仕組み
    • 先頭を走る「先導細胞」とその後ろに続く「後続細胞」の2種類がいることを名古屋大学のの高橋雅英教授と加藤琢哉特任助教らが突き止めた。
    • がん細胞の集団のなかで輪郭を構成する細胞は、自分の前にがん細胞がいないことを察して自ら先導細胞となり、動き回りやすい性質を獲得していた。内側にいる細胞は先導細胞に引きつられる後続細胞になっていた。
    • 先導細胞にいは「インテグリンベーター1」というタンパク質が多かった。
  2. 摘出されても、しばしば、再発する。→「ガン幹細胞
  3. 正常細胞の構造とは異なった細胞が増殖し、未分化である。又、核分裂 が多く、しかも不揃いで、過色素性である。
  4. 細胞生理学的には、解糖作用が強く、酸化作用は弱い。
  5. 腫瘍の毒素により、悪液質・貧血・出血など全身状態が悪化し死亡する。
  6. 腫瘍細胞は、浸潤・リンパ行性・血行性に広範に転移する。(薬学大辞典p5)
  7. 90%が、「上皮細胞」と呼ばれる四角い細胞に発生する。
    • ガン化した上皮細胞は形が丸くなり、周囲から剥がれやすくなる。
    • 剥がれた細胞は別の場所に取り付き(=転移)、その組織に潜り込む(=浸潤)
    • アポトーシス
    • ガン幹細胞
  8. ガン細胞は夜中に活発に増殖し、昼間は休んでいる。田村康二著「病気の時刻表」p20)
    • ガン細胞が時間によってどう変わるか?(時間医学)
    • 大戸茂弘・九州大学大学院薬学研究院教授らは、ガン細胞の増殖に関わるトランフェリン受容体と呼ぶタンパク質に約24時間のリズムがあり、c-mycというガン遺伝子が制御していることを突き止めた。
      結腸ガンの細胞をネズミに移植してトランスフェリン受容体がガン細胞の表面に現れる量を測定したところ、夜の9時に最も多く現れることが分かった。大戸教授は“時計遺伝子に異常が起きて、ガン遺伝子を目覚めさせ、トランスフェリン受容体が多く作られるようになるのではないか”と推測する。
      大戸教授らは、トランスフェリン受容体がガン細胞の表面で増減するリズムを指標にしたクロノドラッグデリバリーシステム(時間薬物送達システム)という新しいガン治療法を開発した。
      抗ガン剤を脂質の膜で球状に包み込み、その表面にトランスフェリンをくつけた薬剤を、午後9時にネズミに投与したところ、午前9時に投与したネズミより、ガンの大きさが3割ほど小さくなっていた。
      薬剤のガン細胞への取り込み量も午後9時に投与したネズミの方が多かった
  9. ブドウ糖が大好き(普通の細胞の8倍以上)
  10. ガン細胞は成長スピードが速いため酸素の消費量も多く、腫瘍の周辺部は低酸素状態に陥りやすい。
    • 不足する酸素と栄養を取り入れるためにガン細胞は新しい血管を引き込む
    • 血管新生)。
      2009年、米テキサス大学サウスウエスタンメディカルセンターのチームは、酸素吸入とMRIを組み合わせて、ガン細胞中の酸素濃度を測る方法を開発した。
      適切なガン治療法を選択するには、ガン細胞中の酸素濃度を知ることが重要で、薬剤か放射線療法のどちらが効果的か知る指標になるという。
      患者は純粋な酸素を吸い込むだけでよく、痛みを伴う処置は必要ない。
  11. ガン細胞に多い「LSD1」
    • 2013年、京都府立医科大学の鈴木孝禎教授らは、ガン細胞の増殖に関係するタンパク質と結合する化合物を合成した。
    • その化合物は、米国で承認された抗うつ剤で抗がん剤としても効果が期待される薬剤に、別の化合物をくっつけたもの。
    • 子宮頸がんの細胞でテストしたところ、ガン細胞の増殖を抑えるのに必要な投与量が従来に比べて1/100以下ですんだ。
    • 化合物はガン細胞に多く存在する「LSD1」というタンパク質にだけ結合する。
    • 抗うつ剤として使われる「トラニルシプロミン」に別の化合物をくっつけた。
    • この薬剤は「MAO」という神経系のタンパク質に優先的に結合するが、別の化合物の存在によってLSD1にだけ結合する。
    • 神経芽腫の細胞テストでは、細胞の増殖を抑えるのに必要な量がトラニルシプロミン単独に比べ1/300ですんだ。

  • 低酸素で増殖
    • 2009年、曽我朋義・慶応大学教授と国立がんセンター東病院のチームは、ガン細胞が酸素の薄い環境で活発に増殖できる仕組みがあることを突き止めた。
      寄生虫や微生物が低酸素状態で働かせる代謝経路で、人の細胞には通常無い代謝経路。
      この働きを阻害できれは、新たな抗ガン剤の可能性がある。
      研究チームは大腸ガン胃ガンの患者から採りだした細胞から、エネルギーの代謝関連物質をすべて取りだし、詳しく解析した。
      寄生虫や微生物では『コハク酸』という代謝物質が増えるが、ガン細胞でもコハク酸が増えることを確認。それ以外にも『リンゴ酸』や『フマル酸』などの代謝関連物質が増加していた。
      寄生虫などは低酸素状態で「嫌気呼吸」をしており、この際に活用している代謝経路と同様のパターンを示した。
      寄生虫などが低酸素状態で働く代謝経路は、回虫向けの「虫下し薬」で防ぐことができる。国立がんセンター東病院がこの虫下し薬を試したところ、ガン細胞を殺す働きがあることが分かった。
  • “標的”で免疫回避するシステムだった
    • 「2002年、京都大学医学研究科のチームは、ガン細胞が免疫機構の攻撃を回避する仕組みを解明した。ガン細胞の表面には「本人の細胞だから攻撃してはいけない」という標識が付いていて、免疫細胞をあざむいているという。
      その標識は『PD-L1』と呼ぶタンパク質。
      免疫機構からの攻撃を避ける目印の1つとして、正常細胞の表面に備わっている。一方で、正常細胞の暴走で生じるガン細胞にも標的は残っており、攻撃回避に使われている。
      同大の湊長博教授と本庶祐教授らは、標識を無効にすれば免疫細胞が、ガン細胞を攻撃すると考えた。標識を覆うタンパク質を作り、ガン細胞を移植したマウス10匹に投与した結果、4匹が生き延びた。
      免疫機構がガン細胞を攻撃したためとみられる。標識を覆わなかった10匹は30~40日後に死亡した
  • 日本人男性はやせているほどガンになりやすい
    • ことが2004年8/11、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かり、米国のがん専門誌に発表した。
      主任研究者は津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長。
      研究班は、40~60代の男女約9万人を1990年から約10年にわたって追跡し、ガンの発生率や死亡率と体格指数(BMI)との関係を調べた。
      BMI=体重(kg)を身長(m)で割った値。
      標準は22で25以上が肥満とされる。
      • BMIが
        21~29.9の男性・・・ガンの発生率はほとんど代わらなかった。
        21未満・・・・増加傾向が顕著で、23~24.9の男性と比較すると・・・
         19~20.9・・・14%
         14~18.9・・・29%
        ガンの発生率が高かった。
      こうした傾向は女性ではみられなかった。
      研究開始から数年でガンになった人を除いても同様の結果となり、ガンが原因でやせたとは考えにくいという。
      研究班の井上真奈美・同センター室長は「発生率でなく死亡率でみた場合、やせの影響はさらに顕著になる。やせすぎの男性は、ガンになった後の回復力も弱いのでは?」と語る。2004.8.12《日本経済新聞》
  • 糖尿病と診断されたことがある人は、ガンにもなりやすい傾向がある
    • 糖尿病と診断されたことがある人は、ガンにもなりやすい傾向があるとする報告を厚生労働省の研究班(主任研究者:津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)がまとめ、2006年9/25付けの米医学誌「内科紀要」に発表した。
      糖尿病でない人と比べ、発症確率は平均で男性(1.27倍)、女性(1.21倍)だった。
      40~69歳の男女約10万人を1990年~2003年まで追跡した大規模疫学調査で分かった。糖尿病と診断された4667人、何らかのガンを発症した者6462人などを分析してリスクを比較した。
      ガンの種類別にみると
      男性-肝臓ガン(2.24倍)
      男性-腎臓ガン(1,92倍)
      男性-膵臓ガン(1.85倍)
      女性-肝臓ガン(1.94倍)
      女性-胃ガン(1.61倍)
      糖尿病になると膵臓からインスリン分泌量を上げようとするため、[高インスリン血症]になったり、インスリンと似た働きをする物質の分泌量が増えたりする。このため、これらが肝臓や膵臓などで、ガン発症の刺激となり、ガン細胞の増殖を促すと考えられるという。
  • 1日に1時間程度歩く人
    • は、ほとんど運動しない人よりも、ガンで死亡する危険性が半分以下という調査結果を東京ガス健康開発センターの沢田亨・主幹研究員らがまとめた。
      2000年10/4から横浜市で開かれた日本癌学会で発表。
      沢田研究員らは、1分間に体内に取り込める酸素の最大値を示す「有酸素能力」が、ガンにかかる危険性にも関係するとみて、同社社員9039人の有酸素能力の値を、低い順に2~4群に分け、ガンによる死亡者数の違いを約16年間、追跡調査。肥満や喫煙、血圧の影響も考慮し、ガン死亡の危険性を計算した。
      有酸素能力が最も低い1群は、最高の4群に比べ、ガンで死亡する危険性が約2.4倍に上った。2群に比べても約1.3倍。喫煙者との関係を見ると、1群に属し、1日20本以上たばこを吸う人は、4群でたばこを吸わない人に比べ、危険性が約5.1倍だった。
  • こまめに体を動かしている人ほど、ガンにかかりにくい
    • 日常生活でこまめに体を動かしている人ほど、ガンに罹りにくい事が厚生労働省研究班(主任研究者:津金昌一郎)の大規模疫学調査で分かり、2008年7/10発表された。
      研究班の井上真奈美・国立がんセンター室長が、全国の45~74歳の男女約8万人を対象に約8年追跡調査した。身体活動量の算出には『メッツ時』という単位を使った。
      筋肉労働(4.5メッツ)を1時間続ける・・・・・・・・・(4.5メッツ時)
      激しいスポーツ(4.5メッツ)を1時間続ける・・・(4.5メッツ時)
      歩いたり立ったりするを1時間続ける・・・・・・・・・・(2メッツ時)
      サラリーマンで、1日2時間の通勤電車内では座り、勤務時間中も座り続け、1時間はスポーツジムで汗を流す場合・・・・・・・・(37メッツ時/日)
      男性の場合・・・43メッツ時/日と25メッツ時/日を比べると、ガンになるリスクは43メッツ時の方が13%低かった。特に結腸ガンや膵臓ガンのリスクの低下が目立った。
      女性の場合・・・43メッツ時/日と28メッツ時/日を比べると、ガンリスクは43メッツ時の方が16%低かった。特に胃ガンで低下が目立った。
      運動をすると、ガン細胞の増殖作用があるとされるインスリンの血中濃度が低くなる。
      「日頃から良く体を動かすことにはガンの予防効果があると考えられる。ただ、激しいスポーツがどう影響するかはまだ分からない」(井上室長)



ガン治療・・・治療法・患者が自分で選ぶ
  • ガンと分かれば、手術や放射線治療で「闘う」のが大方の常識だ。
    だが4年前に前立腺ガンと診断された米ノースカロライナ州のトム・アレクサンダーさん(66)は、多くの医師の意見を聞いて、「何もしない」と決心、そのいきさつを「ファーチュン」誌の1993年9月号に寄稿した。
    全米から電話や手紙が舞い込んだ。
  • 患者が書いた「患者よ、ガンと闘うな」だった。
    ファーチュン誌の科学記者の仕事を引退、同州の観光地スモーキーマウンテンに引っ越した矢先だった。ガン細胞を見た病理医は、たちの悪さが中ぐらいと診断した。まだ小さく、転移はなかった。
      いまなら95%治ると、泌尿器科医は強い手術を勧めた。放射線だけでも75~85%治る。インポテンスになる確率は手術で50~75%、放射線は20~40%ある。何もしない場合、5年以内にどこかに転移する確率がほぼ40%、転移すれば助からないと説明を受けた。

  •  それから情報収集を始めた。米国立がん研究所の電話相談で最新データが載った医療専門誌の名前を聞き、近くの図書館で調べた。平均余命の研究には、60歳で手術すると17.1年、放射線は17.2年、何もしなくても16.1年とあった。
     次々と電話をかけた医師の中に、無治療を勧める若手がいた。
  • 心は決まった。ただし、半年ごとに検査を受ける。液中のPSAという物質が増えれば、前立腺ガンが大きくなったと分かるからだ。雪をかぶる山頂にアレクサンダーさんを訪ねた。妻のジェーンさんと2人暮らし。すこぶる元気そうだ。PSAは大きく増えていないという。
      「このガンには、おとなしいカメ型、治療という柵で進行を止まられるウサギ型、柵をしても飛び越えてしまう鳥型の3種類がある。問題は、どの型かが初期には分からないことだ」
     4年前には、「患者があれこれ聞き回っても仕方がない」といさめる医者もいたという。
    「今は医者同士の意見の違いが、インターネットなどで誰にでも分かるようになり、医者も正直になった。そして、治療法を患者が選ぶように勧めるのが普通になった」
     インフォームド・コンセプト(説明された上での同意)が浸透した米国でインフォームド・チョイス(説明された上での選択)が新たな目標になっていることがこの話しから伝わってくる。
     「自己決定、自己責任という考え方が社会のすみずみにまで行き渡っている米国だから出来ることだ」。老年医学の研究のためニューヨークにいる岡本祐三・神戸市看護大学教授は、こう指摘する。

  • スタンフォード大学病院の赤津晴子医師の話しも象徴的だ。「米国では70歳のおじいさんでも自分の薬の名前はもちろん、1日何mg飲んでいるかまで知っている。ところが日本から来た働き盛りの男性は、持病の薬を毎日飲みながら、名前すら知らなかった」
     医者が教えてくれないから患者も聞かない。患者が尋ねないから医者も教えない。日本では、この悪循環が続いている。ガンのような命に関わる病気になって初めて、患者の知らないうちに治療が進められるシステムのおかしさに気付く人が多い。
  • 今かかっている医者とは別の医者の意見「セカンドオピニオン」を聞き、それを元に患者が自分で治療法を選択する。米国で育ちはじめた医療システムは、日本ではまだ遠い夢のように思える。100年余りの歴史を誇る米国中部の綜合病院メイヨークリニックの精神科部長でメイヨー医大教授の丸田俊彦さんは、その理由の一端をこうみる。
    1. 米国では、私とあなたは意見が違うということを許容できる。ところが、日本人には正しい意見は1つだという思い込みがあるようで、正しいのはどっちかだなとなっちゃう。だから日本の医者は、別の医者の意見で自分の判断が間違いと分かるのではと不安なんです」
    2. 米国の医療は、法律など社会制度の後押しと医師・患者双方の意識改革で変わってきた。まずは、医師にとことん説明を求めよう。セカンドオピニオンを取りたいと言って見よう。そうしなければ、日本の「おまかせ医療」は変わらない
    3. ガンの種類は約100種あるとされるが、抗がん剤による化学療法で完治が出来るのはその一部にすぎない。



ガンの治療方法
  1. ガンに用いる医薬品(抗がん剤)
  2. ガンの痛み・・・→WHO方式のがん疼痛治療法
    • 鎮痛薬抗ガン効果
      モルヒネに似た鎮痛薬が人間のガン細胞の自殺行為アポトーシスを引き起こすことを、長崎大薬学部の植田弘師教授(薬理学)と横浜市立大医学部の研究グループが、細胞培養実験で突き止めた。特定のガン細胞にだけ作用し、正常細胞に対する副作用のない新しいタイプの抗ガン剤になる可能性があり、26日から東京などで開かれる
      1. ブプレノルフィン
        • 肺ガン乳ガンで、ある種のガン細胞の細胞核を断片にするなど、遺伝子に組み込まれた細胞の自殺アポトーシスを誘発
      2. ブトルファノール
      3. モルヒネ
  3. ガン治療装置:「アルバレライナック」
    • 1995年、科学技術庁放射線医学総合研究所(千葉市)にある。直径2.2m、長さ24mの加速器で、重粒子線がこの中を、光速の11%の速さで通り抜ける装置。
      ガンを死滅させる重粒子線は、強いプラスの電気を帯びた炭素イオンの粒。原子から電子を引き離す作用が強く、ガン細胞のDNAの二重螺旋を切断することで、ガン細胞を破壊する。治療が始まって丸5年で、500名以上の実績がある。
  4. 放射線治療
    1. 放射線治療とは、透過性のあるX線などの放射線を体に照射して体内のガン細胞のDNAを破壊し、死滅させる治療法です。
    2. 放射線治療では、
      副作用を最小限にして最大の効果を得られるように線量を照射する技量が必要。ガン治療の高度化に伴い海外では大学院で原子力工学などを専攻した医学物理士(米国では約4000人)が放射線治療の精度を管理しているが、日本では40人程度しかいない。
    3. 我が国
      欧米諸国に比べて日本では手術の比重が極端に高く、放射線治療は極端に低いという特徴があります。米国では、がん患者の6割が放射線治療を受けているのに対し日本では4人に1人程度です。
      これまで医療界では、医師の個人的経験や考え方で、治療法が決められてきた。しかし近年は、治療方法を科学的に比較・分析して、最適な治療法を選択する考えが浸透してきました。放射線治療は、多くの種類のガンで、手術と遜色ない実績を上げています(中川恵一・東大病院放射線科助教授)
      ・・日本放射線腫瘍学会:http://www.jastro.jp/専門医と所属病院を確認できる。
    4. 効果を事前予測
      ガンの放射線治療の有効性を事前に予測できる手法を山形大学の平田拓教授、木ノ内誠准教授、札幌医科大学の藤井博匡教授らのグループが開発した。
      リチウムを含んだ有機化合物からなる特殊な結晶を作り、これをマーカーにして酸素分圧を計測する。マイクロ波を照射すると、細胞のエネルギーを吸収する性質の違いからガン細胞が判明、酸素分圧が測定できる。
      ガン細胞は増殖が活発なほど多くの酸素を消費するため酸素分圧が低くなる。こうしたガンに放射線を照射してもあまり効果がないことが分かっている。
      マウスの後ろ足の上皮細胞に直径2cmのガン細胞を移植。そこへ長さ数十μ㍍の針状の結晶を生理食塩水に混ぜて投与した、投与後1日後から安定した酸素分圧が測定できるようになり、1ヶ月後でも安定して計測できた。2007年5月。
    5. ウイルス投与と放射線を併用
      2010年、岡山大学遺伝子治療研究審査委員会は藤原俊義教授らが申請していた、ガン細胞だけを標的に破壊するウイルス投与と、放射線治療併用する臨床研究の実施を承認した。臨床研究では、ウイルス投与と並行して放射線投与した際の効果や安全性を探る。人間の細胞や動物を使った実験では、ガンを殺す働きが強まった
  5. 陽子線で治療
    • 最先端のガン治療法を実施する兵庫県立粒子線医療センター(兵庫県新宮町)で2003年4/1から一般診療が始まる。ガンの病巣部だけを放射線の一種である陽子線で狙い撃ちするため副作用が少ないのが特徴。
      陽子線を使った一般診療は国立がんセンター東病院(千葉県柏市)に次いで2番目。西日本の施設では初めて。
      治療対象は肺・肝臓・前立腺・頭頚部に出来た初期段階のガン。
    • X線など従来の放射線治療では体の表面近くで照射線量が最大になるため、ガン周辺の健康な細胞を傷つける難点があったが、陽子線治療はガン細胞だけに照射して病巣を退治する。
      受付窓口は兵庫県立成人病センター(兵庫県明石市078-9291-1339)で、同センターが転移が無いなど治療の可否を判断する。受付は2003年3/17から始めており、1日平均約40人の問い合わせがあるという。
      毎日1回、約40分の治療により4~8週間での除去を目指す。健康保険の適用外のため、期間に関係なく治療費\2883000は自己負担
  6. 重粒子線治療
    • ガンの新しい放射線治療法として研究されてきた「重粒子線治療法」。約10年近い臨床試験(約1500名)で有効性や安全性が確認され、2003年11月から高度先進医療の扱いになった。放射線照射の費用自体は患者の自己負担になるが、入院・検査費用などには保険適用される
      重粒子線治療は炭素イオンを高速で照射し、ガン組織を破壊する方法。一般の放射線療法に比べて正常な細胞を傷つけないため、痛みや副作用が少ないとされる
  7. 中性子線
  8. 光線力学療法
    • 2010年、奈良先端科学技術大学院大学の池田篤志准教授らは、球状炭素分子「フラーレン」に植物が光合成で光を集める仕組みを導入しガン細胞を効率よく死滅させる技術を開発した。光を患部に照射してガン細胞を攻撃する「光線力学療法」として応用を目指す。
      成果は米科学会誌(電子版)に掲載。
      フラーレンの一種で60個の炭素原子が集まったC60を活用した。
      C60はガン細胞を死滅させる活性酸素を発生する能力は高いものの、光エネルギーの吸収能力は低い。このため光合成で葉緑体の色素が太陽エネルギーをアンテナのように効率よく集光する仕組みを取り入れた。
      リポソームという微小カプセルの中に、C60と光エネルギーを吸収する能力の高い蛍光色素を入れた。
      現在の光線力学療法で使われている600~800ナノ㍍のレーザー光を照射すると、蛍光色素がエネルギーをとらえてC60に渡し、活性酸素が発生した。
      ヒトのガン細胞で効果を確認した。
      蛍光色素とC60が近くに無いと活性酸素は発生しない。
      光線力学療法は肺や食道・胃・子宮などの早期ガン治療に使われる。患者に光増感剤という薬剤を投与するが、体内に残っているうちに日光に当たると皮膚がタダレたりする光線過敏症が起こす。このため治療後1週間程度は暗い場所で過ごす必要があるという。
  9. 免疫細胞療法
    • 2010年、理化学研究所分子イメージング科学研究センターと大阪大学、キシダ化学は生きた細胞の表面に糖鎖を簡単につける手法を開発した。
      血液中にあるリンパ球の表面に糖鎖をつけたところ、ガン細胞を認識する能力が高まった。
      理研の田原強研究員、野崎聡研究員、阪大の田中克典助教らはラットの培養細胞表面にあるタンパク質の中のアミノ酸に糖鎖を結合した。「高速6π-アザ電子環状反応」という特殊な化学反応を利用。37℃で10~30分という短時間で100%の効率で糖鎖をつけられた。
      この技術を応用し、ガン細胞に集まりやすいとされるタイプの糖鎖を、マウスの血液から採取したリンパ球につけた。これを、ガン細胞を受けた別のマウスの尾から投与すると、糖鎖をつけないリンパ球を投与した群と比べ、ガン組織にリンパ球が多く集まった。
  10. 病原体の一部を投与
    • 大阪府立成人病センターは患者の免疫力を高めてガンを治療する免疫療法の新手法を開発した。動物を使った基礎実験成功した段階で、2004年の日本癌学会で発表。
      新手法は細菌やウイルスを分解し、その一部分を投与する。免疫細胞表面にあるセンサー役のタンパク質『トル様受容体(TLR)』が“病原体が侵入した”と錯覚して免疫細胞が活性化する。その際にガン細胞の一部も併せて投与して、免疫細胞の攻撃目標がガン細胞になるようにする。
      これによって強い免疫力でガン細胞を攻撃できる。マウスを使った実験で、ガン細胞の一部を単独で投与する従来の手法より、腫瘍の抑制や免疫細胞を活性化する効果が高いことが確認された。
      TLRを介する免疫機構は1990年後半から国内外で急速に研究が進んだ。
  11. 抗体でガン増殖を抑える
    • 2010年、鹿児島大学の松山隆美教授、永井拓助教らは、ガン細胞の増殖を助ける細胞だけを攻撃する抗体物質の開発に成功した。注射で体内に入れると、ガンの腫瘍が大きくなるのを抑えることを動物実験で確認した。
      研究チームは、ガン腫瘍の周囲にだけ集まり、ガン細胞の増殖にかかわるマクロファージに注目した。
      一般にマクロファージは免疫細胞として働き、ガンを攻撃することで知られる。
    • 一方で、ガン細胞の成長を促す物質を出すタイプもあるという。
      ガン増殖を促すマクロファージの表面には、他のマクロファージには見あたらない葉酸受容体(ERβ)というタンパク質がむき出しになっていつことを突き止めた。そこで、この受容体に結合する抗体を合成した。抗体には緑膿菌が出す毒素をくっつけ、マクロファージの中に入って毒性を働かせるようにした。
      体内での働きを調べるためにマウスを使って実験した。脳腫瘍を移植したマウスに、毒素をつけた抗体と、効き目がない偽薬をそれぞれ注射した。
      18日後に腫瘍の大きさを比べた。
      1. 毒素付き抗体を注射した腫瘍は、ほとんど大きくなっていなかった。
      2. 抗体を低濃度で投与しても最大2倍程度の大きさにとどまった。
      一方、偽薬を接種したマウスでは、腫瘍の大きさはもとの6~7倍にまで大きくなった。
      FRβは現在、「肺ガン」「脳腫瘍」「すい臓ガン」の周囲に集まるマクロファージの膜で見つかる。→「がんミサイル療法
  12. 切開せず、凍結・壊死させる
    • 2013年、茨城県立中央病院は体を切開せずにがん細胞を冷凍させる最先端の手術を始めた。
    • 新たな治療は皮膚に1~3本の細い針を刺す。直径1.5㍉×長さ17.5㌢の針に高圧のアルゴンガスを流すことで先端部を-170℃まで冷却し、細胞を凍結・壊死させる。
    • 「CryoHit」(クライオヒット)と呼ぶ冷凍手術装置でガスを針に送る。痛みが軽いなど患者の身体的な負担が軽く、手術跡がほとんど残らない。
    • 入院期間も3日程度で済む。
    • 保険適用は腎臓がん。
  13. 温熱療法
    • ガン細胞は43.5℃で50~60分加熱すると99%が死滅する。
      「2003年、国立国際医療センター研究所や早稲田大学などの研究グループは、ガン細胞を効率よく死滅させられる新しいガン温熱療法の基礎技術を開発した。電磁波でガン細胞を熱する仕組みで、ガン細胞にうまく熱が伝わる超微粒子を利用した。化学療法に頼ることの多い白血病など、様々なガンに応用できそうだ。
      開発した治療法は「マグネタイト」と呼ぶ酸化鉄を利用する。磁気共鳴画像装置(MRI)の造影剤にも使う物質。ナノ㍍サイズ(1/10億)に加工した酸化鉄の超微粒子を体内に入れる。そこへ電磁波を照射すると酸化鉄微粒子が発熱するため、その熱でガン細胞の膜が破壊され、ガン細胞が死滅する。
      超微粒子の表面にはガン細胞にある抗原にだけくっつく抗体を貼り付ける。そこへ電磁波を照射するとガン細胞だけが加熱される。
      直径数cm以下の範囲だけを加熱出来るようになれば、広範囲のガンに対応できる。
  14. 兵糧攻め
    • 2013年6月21日、血管塞栓用マイクロスフィア「ヘパスフィア」および「エンボスフィア」 について、国内製造販売承認を取得。
    • カテーテルを用いて血管内に留置し、血流を遮断することを目的に使用される血管塞栓用マイクロスフィアです。膨潤した粒子は柔軟で変形性が高く、粒子径よりも細い血管まで送達が可能で、血管内では圧縮、変形して血管壁と密着した状態で血流を遮断します。
  15. 血管新生を阻害・・・・ナフトピジル



標準治療 国内外の最新の研究成果をふまえた上で、学会などで最も治療効果が高いと推奨している治療法。標準といっても平均的な治療法ではない。
標準治療以外では延命効果は科学的に証明されていない。
奏功率 とは、画像診断でガンが30%以上縮小した状態が1ヶ月以上続いた患者の割合のこと。
奏功率60%・・・・・10人中の6人のガンが一時的に小さくなったことを意味し、ガンが平均6割消失したという意味ではない。





  • 休眠で共存
    • 抗ガン剤はガン細胞と通常の細胞をみさかい無く攻撃するため、激しい嘔吐・下痢・脱毛などの副作用がある。苦しさに耐えきれず治療を断念することも少なくない。
      そこで、進行ガンでも共存しながら延命できないか?との考えから始められたのが『休眠療法』。
      休眠療法は金沢大学がん研究所の高橋豊助教授が考案したもので、投薬量を患者ごとに変え、継続投与を最優先しながら少ない副作用ですむように抗ガン剤の“適量”を決める。これまで、胃ガン大腸ガンなど300人の患者で延命効果を確認した。

      ガンとの闘いは犯罪との闘いに似ている
      根絶やしにできないなら、共存を図るべきだ。そもそも犯罪者もガンも、はじめから悪だったのではなく、様々な環境によって人間や細胞が変化したものなのだから」との考えを高橋豊・金沢大病院腫瘍外科助教授を10年来唱えている。
      従来の抗ガン剤療法はガンの縮小に主眼を置き、ガンが半分になったら一応成功とみなす。まず、人体への限界量を投与する。
      抗ガン剤はガンのみならず正常細胞も攻撃しするため、患者は嘔吐や下痢、脱毛などの副作用に苦しむことになる。それでも、ガンは半分にしかならない。
      「ガン摘出手術で半分取ったから成功だ、という医者はいないのに、抗ガン剤治療なら成功なのか?」
      患者と接するうちに、素朴な疑問を抑えきれなくなった。「ガンは存在自体が悪でなく、増殖を続けることが人を死に至らしめる。それならば、増殖を抑える発想に立ってもいはず」
      患者ごとに投与量を調整、従来の半分前後に抑えたところ、副作用が軽減。長期間の投与も可能になり、延命期間が最大2倍程度まで延びた。
      ところが、医学界では休眠療法を指示する声は決して大きくない。特に抗ガン治療の専門家らは医学雑誌などでたびたび批判する
      「それなら延命効果を実証してみせる」と高橋助教授は2003年から全国的規模での臨床試験に取り組んでいる。主にガンの縮小効果を評価する現行の臨床試験は、ガンを増殖させない休眠療法の考え方とズレがあり、これまでためらいがあったが、「治療法の普及には避けて通れない」と決断した、と語る。
  • プラズマ照射
    • 2013年、名古屋大学工学部の堀勝教授らは、プラズマ(電離ガス)を当てた培養液ががん細胞だけを死滅させることを、細胞実験で突き止めた。
    • 同大医学部の水野正明教授らとの共同研究。
    • プラズマを照射した後の培養液をグリオーマ脳腫瘍のガン細胞と、正常細胞にそれぞれ投与した。
    • 培養液は研究絮などでよく使われているアミノ酸や糖分の入った水溶液を使った。
    • 約3時間でガン細胞だけが死滅。
    • 正常細胞はほとんど影響を受けなかった。
    • 卵巣ガン細胞を使った実験でも、同様の結果が出た。
  • 残さず切除
    • 2009年、東京大学とオリンパスは、特殊な薬剤を使ってガン細胞だけを光らせ、内視鏡などで切り取る手法を開発した。1㍉㍍のガンも光るため取り残しが無くなる。3/26の日本薬学会で発表。



  • キラーT細胞を増やし・・・ガン攻撃
    • 九州大学、東京大学、大阪大学の共同研究チームは日本人に多い胃ガン大腸ガン肺ガンに有効とみられる遺伝子治療技術を開発、動物実験で効果を確認した。
      九大医学部の岡田全司助教授らは血液中の未熟なリンパ球をキラーT細胞に変える働きがあるインターロイキンー6(IL-6)というタンパク質に注目。 [IL-6]及びIL-6と結合する受容体タンパク質の遺伝子を、運び役である毒性を無くしたアデノウイルスに組み込んで投与する。研究チームは人間のガン患者から取ったリンパ球を導入した特殊なマウスの腹にガン細胞を移植して治療を試みた。遺伝子を導入した約20匹のマウスの80%はガン細胞が1/10以下に縮小したり消失して、100日以上生きていた。一方、アデノウイルスだけを投与した約20匹は14~20日間ですべて死んだ
  • ナチュラルキラー細胞NK細胞
    1. 笑うこと、楽しい考え方はNK細胞の活性を高め、免疫力を高めガンを消失させることも可能です。
    2. 悲しみは逆にNK細胞の活性を低下させます
    3. 手術療法・化学療法・放射線療法などはストレスをあたえるので免疫力 を弱めるだけでなく活性酸素量を増やし、発ガン性があります
    4. ストレスは、発ガン物質や農薬と同じように活性酸素を体内で発生させる
  • 塞栓術
    • 2010年、ガンにつながる動脈に詰め物をしてガンを死滅させる塞栓術の治療機器を米から輸入する。
      血液中に放出すると水分を吸収し4~5倍に膨らむ。
  • 光る試薬
    • 2011年、東京大学の浦野泰昭教授と米国立衛生研究所の小林久隆主任研究員は、スプレーするとガン細胞だけが光る(肉眼で見える)試薬を開発した。
      試薬は毒性が無く、投与量は1㍉㌘。1分以内に光るため、手術中に取り残しがないかチェックできる。
  • ガン発症に関する酵素の構造が解明された
    • 2013年、京都大学の岩田想教授らは、ガンの発症に関係する酵素の立体構造を突き止めた。解明したのは酵素「Rce1」の構想。
    • すい臓や大腸などのガン発症に関与するタンパク質「Ras」の働きを助けている。



  • ウイルス
    • 動物にガンを引き起こすウイルスをガンウイルス(tumor virus)といいます。
      大別してDNA型とRNA型があります。
    • ヒトのDNA型ウイルス EBウイルス→バーキットリンパ腫をアフリカの子供に、鼻咽頭ガンを中国南部の住人に作る。
      ○ヘルペスウイルス→子宮頸ガンの原因になる。
      ヒトのRNA型ウイルス レトロウイルス(ヒトT細胞白血病ウイルス)
  • PETだけでは分からない
    1. 感度1000倍にアップ・・・血液で検査
      「東京都臨床医学研究所は血液中にわずかしか含まれない病気の指標タンパク質(バイオマーカー)を高感度に検出できる簡便手法を開発した。一般に使われる検査法「エライザ法」に比べて感度が1000倍以上。
      新技術では目印物質としてDNA断片を抗体にくっつけたものを使う。検査時には抗体とバイオマーカーを結合させたあと、DNAを切り離し、増幅装置で数を増やしながら蛍光色素をくっつける。
      検出感度は血液1㍉㍑中の1/1000億㌘で、エライザ法の1000~1万倍。検査時間は2時間ぐらい。
      また、この技術は胃ガン肺ガンなど様々なガンのバイオマーカーを一度に診断出来る
    2. 1mm以下の
      是津信行・大阪大学助教授らのグループは銀粒子を2個つなぐことで、従来の手法に比べ100~1000倍鮮明に見える造影剤を開発。文部科学省の「21世紀COEプログラム」の一環。
    3. 位置を発光物質で確認
      2009年、千葉大学の豊田太郎助教らは、内視鏡で見つけた腫瘍の位置を対外からでも検出できる蛍光物質を開発した。豚を使った実験で効果を確認。
      開発した物質は、肝機能検査薬として使われるインドシアニングリーン(ICGテスト)と、卵黄に含まれる脂質の一種「卵黄レシチン」、食品乳化剤のグリセリンのポリマー、ゼラチンと油でできている。



  • ガン難民・・・・・68万人
    1. 特定非営利活動法人(NPO法人)「日本医療政策機構」は2006年12/7、医師の説明や治療方針に納得できずに複数の医療機関をさまよう『がん難民』が68万人に上ると発表。
      「治療説明に不満足、または治療方針選択に納得できなかった患者」をがん難民と定義。
    2. 「治療方針選択に納得出来ない」と「治療説明に不満足」を合わせるとがん患者の53%となった
      • 医療への満足度 不満 どちらかといえば
        不満
        どちらかといえば
        満足
        満足
        がん難民 47% 44% 9% 0%
        がん難民以外 26% 39% 35% 1%
  • 抗ガン剤による死亡例の情報公開請求
    • 愛知県がんセンターの福島雅典内科医長は16日、小泉潤一郎厚生大臣に対し、抗ガン剤の一種である[塩酸イリノテカン]の副作用で死亡した患者について、使用状況や死亡に至る経過などの情報開示を求める請求書を提示した。
      塩酸イリノテカンは大腸ガン肺ガンに対する抗ガン剤。
       臨床試験中に全体の4.4%にあたる55人が死亡したため、厚生省は専門医がいる病院で患者の状態を観察しながら投与するように警告している。
      福島医長は請求書で「厚生省はこれまで情報を一部しか開示しておらず、特に現場の臨床医師が最も知りたい死亡例の情報を明らかにしていない」と指摘。「数回にわたって厚生省薬務局に対して情報開示を求めたが拒否された」としたうえで、副作用とすべての死亡例についての速やかな情報開示を求めている。
  • 抗ガン剤の副作用
    • 抗ガン剤『テガフール・ウラシル』(商品名ユーエフティ)の服用で激症肝炎で死亡。投与開始から障害が出るまでの期間は1~5ヶ月で、ほとんどが1~2ヶ月の間に発症した。
      昨年6月に死亡した胃ガンの女性のケースでは、早い段階で胃の大半を切除する手術を受けた後、再発防止の為に投与が始まったが、26日目から発熱や倦怠感が見られ、その後、投与を中止したものの、約1ヶ月後に激症肝炎で死亡した。
      フルオロウラシル系抗ガン剤には、このほかにも重症腸炎・骨髄抑制などの重い副作用が報告されている。(厚生省発表)
      フルオロウラシル系の経口剤は日本でしか使われておらず、その一種であるテガフールは年間30万人が服用しているとの試算もある。
      米国などでは効果が確認できないとして、承認されていない



  • DNAのメチル化
    • ガン抑制遺伝子に異常がなくても、メチル基が遺伝子にくっつくと、遺伝子を活性化する酵素が作用しなくなりガンが発症することが分かってきた。
      遺伝子に違いが無くてもDNAがメチル化するとタンパク質がうまく作れなくなりガン化する。
      欧米ではすでにメチル化を妨げる抗がん剤が開発され臨床試験が始まっている。
      一卵性双生児の遺伝子も、3歳ぐらいでは、そのほとんどの部分でメチル化が同じだが、60歳ぐらいになると、遺伝子の同じ部分でメチル化されたところは減少する。
  • ミトコンドリアの機能低下が良性腫瘍をガン化させる
    • 9/30のネイチャー(電子版)に掲載。
      2012年、神戸大学の井垣達史准教授らは、細胞内にある小器官「ミトコンドリア」の機能低下が良性腫瘍のガン化を促進していることを、ショウジョウバエの実験で突き止めた。
      炎症や細胞の増殖をうながす2種類のタンパク質が分泌され、周辺をガン化させていた。
      生きたハエの目の組織を使い実験した。
      1. まずヒトのガンの焼く割で働くとされるガン関連遺伝子「Ras」を活性化させ、良性腫瘍を作った。
      2. その腫瘍の細胞に遺伝子変異を起こして、ミトコンドリアがうまく働かないようにした。
      この結果、細胞の外側に「炎症性サイトカイン」や「細胞増殖因子」など少なくとも2種類のタンパク質が分泌され、周辺の良性腫瘍のガン化を招いた。
  • テロメア
    • 2003年7月。米ロチェスター大学の研究チームはRNA(リボ核酸)干渉と呼ばれる技術を使ってガン細胞の分裂を抑える新しい方法を開発した。
      細胞の分裂に必要な酵素『テロメラーゼ』の生産を制御し、ガン細胞が無限に分裂して増えるのを抑える。
      染色体の両端に遺伝子を保護するテロメア構造を作る酵素、テロメラーゼの生産をRNA干渉で抑えた。肺や皮膚などのガン細胞を使った実験では、75日でテロメアが85%も短くなるのを確認した。通常細胞は分裂ごとにテロメアが短くなり50~100回しか分裂できない。ガン細胞ではテロメアの長さが維持され何回でも分裂できる
  • 血栓で死亡
    • 高齢者のガンはゆっくり進行し、治りやすいと考えられているが、実際はどうだろうか?。
    • 東京都老人総合研究所の田久保海誉部長が7000人以上の病理検査データ(平均年齢81歳)を集計したところ、51%の人がガンを持っていた。性別では男性が56%で女性より多かった。この中には本人が知らないだけで実は小さなガンや前立腺ガンなどのようなガンが見つかる人も多かった。
      そのような人はガンではなく動脈硬化と関係の深い疾患などで亡くなっていた。
      さらに、超高齢者の病理統計を集計すると、ガン保有率は90歳以上では43%、100以上では37%、ガンの発生には年齢的なピークがあり、90歳以上になるとかえって少なくなる傾向が明らかになった。
      厚生労働省発表の年代別死因統計でも高齢になるにつれてガンによる死亡率は低下する。
      • 75~79歳では脳血管障害心筋梗塞を加えてガンと同じくらい。
        80~84歳では3つの死因はいずれも同じくらい。
        85歳以上になるとガンより脳血管障害や心筋梗塞が多くなる
  • ガンの進行を制御する酵素「DYRK2」
    • (DYRK2 )
      2012年、東京医科歯科大学の吉田清嗣准教授らは、ガンの進行を制御する酵素「DYRK2」の働きを突き止めた。
      ガン細胞では細胞分裂に必要な時間が通常の細胞より短いことが知られていたが、この酵素の働きが落ちていることが分かった。
      ガン細胞では通常の細胞に比べて分裂が活発で、増殖しやすい。その原因として、細胞が分裂する周期の中でも特にG1期と呼ばれる時期が短いことが知られている。ガン細胞ではDYRK2の働きが落ちることでガンに関わる遺伝子の働きが強まり、異常に増殖が活発になっていた。
      ヒトの乳ガン大腸ガン・腎臓ガン・前立腺ガン食道ガンの細胞を調べたところ、いずれもこの酵素の働きが落ちていた。マウスを使ってこの酵素が働かないように遺伝子操作したところ、腫瘍ができやすくなることを確認した。



がん発見
  • 生きたガンに目印
    1. 2008年、12/7東京大学の研究チームは、光を発する特殊なタンパク質分子でガン細胞に目印をつける新技術を開発した。
      分子は生きたガン細胞にはいると緑色に発光し、治療でガン細胞が死滅すると光が消える。
      成果はネイチャーメディシン(電子版)に発表。
      新技術はガン細胞の表面にあるタンパク質とくっつく特殊タンパク質に、蛍光を発する有機分子をつける。この有機分子がガン細胞の中の小器官「リソソーム」に取り込まれると緑色に光る。
      リソソームは細胞が生きている間は弱い酸性を示す性質があり、蛍光分子はこれを認識して光る。
      ガン細胞が死滅するとリソソームのエネルギー源がたたれて中性に戻り、光が消える。
    2. 2011年、岐阜薬科大学と東京工業大学のチームは、ガン病巣を近赤外光でテラして見つける手法を開発した。固形眼の塊があると周囲よりも酸素が減少することに着目。酸素が少ないと輝く化合物を送り込み、光を頼りにガンの位置を探る。固形ガンの約20~30%は血管が届かず、酸素が不足している。抗ガン剤も届きにくく、放射線もあまり効かない。再発や転移の温床になりやすいことが知られている。研究チームは、酸素が少ない細胞の中に入ると他のタンパク質と強く結合し、細胞の中に留まりやすくなる化合物えおい設計し、そこへ近赤外光を当てると700~800ナノ㍍の蛍光を発する色素をくっつけた。この化合物をガンのマウスの尾に注射。体内の蛍光を検知してどこに集まるかを調べた。1週間程度でガンにだけ集積。その後10日目には、ガンの中でも低酸素の簡易だけが光っていることを確認した。
  • 低酸素状態で調べる
    1. 2009年、群馬大学の飛田成史教授、竹内利行特任教授らは、ガンの早期発見につながる画像化技術を開発した。がん患部周辺が通常よりも酸素が少ない状態にある点に着目。低酸素状態になると光る物質を患者に投与して観察する。
      動物実験で効果を確認した。
      イリジウム錯体は、波長が500~550ナノ㍍の可視光を当てると赤色のリン光を出すが、周りに酸素があると光は消えてしまう。
      人の扁平上ガンを足の表面に移植したマウスを使って実験した。水に溶かしたイリジウム錯体を尾の静脈に100マイクロ㍑注射したところ、ガンだけを浮かび上がらせることに成功
  • 病理医の診断を機械に覚えさせる
    1. NECは世界で初めてデジタル病理診断ソフトを開発した。
      国内外の医療現場でテストが始まった。2009年10月、ボストンにある米ハーバード大学付属マサチューセッツ総合病院の一室でも、ソフトが探し出したガン細胞とその判定に、となりにいる病理医がうなずいて確認。
      NECが開発した病理診断ソフトは、患者の組織切片のデジタル画像を元に、ガン細胞の場所や進行度を判定する。数千枚以上のガン組織画像と診断結果をあらかじめ覚え込ませてある。
      2010年、NECとSRLは胃ガンを対象に判定を開始。
      従来のガン診断は医師が患者の組織を顕微鏡で見て判定する。ガン細胞は形や大きさが患者によって異なり、医師の経験で判定にばらつきがあるという。
  • 唾液から
    1. 2010年、慶應義塾大学の先端生命科学研究所の杉本昌弘特別研究講師と米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のデビット・ウォン教授らのチームは、唾液からガンを見つける技術を開発した。慶大が開発した装置を使い、唾液中のアミノ酸量を測ることで、「乳ガン」など3種類のガンを特定できた。
      • UCLA側がガン患者と健常者の合計215人から唾液を採取し、慶大が分析した。
      • 慶大の装置を使いアミノ酸など約500種類の物質の濃度を測定。それぞれのガンに特徴的な物質を探したところ、54種類が健常者とガン患者で大きく違った。
      • 「口腔ガン」・・・9種類の物質で精度80%
      • 乳ガン」・・・・14種類の物質で精度95%
      • すい臓ガン」・・5種類の物質で精度99%
  • インターネット衛星「きずな」
    1. 2010年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と岩手医科大学は、2008年に打ち上げた超高速インターネット衛星「きずな」を使った病理診断実験に成功した。岩手医大と東京の国際医療福祉大学三田病院、沖縄の琉球大学が衛星を介して高解像度の顕微鏡画像を同時に観察。離れた場所でもガンかどうかの判定ができることを確認した。
  • イヌが判別
    • 探知犬
    • 2011年、犬の嗅覚を利用して、ガン患者の呼気などを嗅ぎ分ける「がん探知犬」を使った九州大の研究者らの実験で、9割以上の精度で判別に成功したことがわかった。
    • 成果は英国の医学誌「GUT」で発表。
    • 実験は、セントシュガーがん探知犬育成センター(千葉県)と、九州大大学院消化器総合外科(福岡市)の園田英人助教らが約300人分の検体を集めて実施。
    • 2008年11月~09年6月にかけ、ラブラドルレトリバーのマリーン(9歳、メス)に嗅ぎ分けさせた。
    • 5つの容器のうち1つだけに大腸ガン患者の呼気を詰めて、どれを選ぶかを試したところ、計36回のうち33回は正解を選んだ。
    • 呼気のかわりに便から採取した液状の検体を使った実験では、38回中37回正解した。
    • 同センターの佐藤悠二所長によると、マリーンは嗅覚が特に優れていたため、「体内のニオイで、病気を嗅ぎ分けられるのではないか」と考え、訓練を積んだという。
    • 乳ガン胃ガン前立腺ガンで数例試した場合も、嗅ぎ分けに成功したといい、園田助教は“ガン特有のニオイに反応したと推測できる。ニオイの原因物質を特定出来れば、ガンの早期発見につながる”と話す。
  • 病理検査・・・・10分でOK
    • 2013年、豊橋技術科学大学の吉田祥子講師らと本多電子は、ガンが広がる範囲を手術中に10分で病理検査できる技術を開発した。
    • 超音波技術と造影剤を使ってガン組織を見分ける。

腫瘍マーカー




ガンの痛み痛み治療の進め方
ガン患者に医療用麻薬を長期間使うと薬物中毒になると誤解している医師は52%にのぼる。(厚生労働省の調査)
  1. ガン患者の痛みの治療は可能であり、痛みの訴えには必ず対応しなければならない
  2. 適切な鎮痛薬の十分量を正しい時間間隔で投与する。
  3. 頓用指示はしない
  4. WHO方式のがん疼痛治療法にそって薬を選択する。
    ある薬が効果不十分なら必ず一段強い効果がある薬に切り替える。
  5. 麻薬ことにモルヒネ使用の可否は予測される余命の長短でなく、痛みの強さで決める。
  6. 個々の処方を単純化し、配合剤は使用しない。
  7. 鎮痛薬の副作用に対する防止策を確実に実施する。
  8. できる限り頻回に患者を訪問し、投与中の鎮痛薬処方の徐痛効果、副作用をチェックする。



最適な抗ガン剤を選ぶ
SNP(スニップ)
  • 2010年、体質にあった薬剤選びや副作用の少ない投与量の決定に、SNP(遺伝子の個人差)を調べる臨床研究が1月から東京女子医科大学で始まった。
    タモキシフェンなど代表的な抗ガン剤(5種類)の効き方に関係しているとみられる、薬に効き方を左右する特定の酵素などをつくるSNPを調べる。



ガン情報 静岡県立静岡がんセンターの「Web版がんよろず相談」
国立がんセンターの「がん情報サービス」
遺伝子 遺伝子コピー数
2010年、日米共同チームは50種類のガン細胞の遺伝子を調べ、特定の遺伝子のコピー数の差が、癌の発生に深く関係することを突き止めた。コピー数が違うと遺伝子から作られるタンパク質の量も異なり、ガン細胞の増殖などを左右するとみられる。
コピー数が多い遺伝子の働きを止めるなどの手法で、新たな抗ガン剤の開発につながる。
成果はネイチャー電子版に発表
調べたのは[胃ガン][白血病][乳ガン][大腸ガン]など50種類、約3200のガン細胞。
通常、1組の染色体には両親から1つずつ受け継いだ2つの遺伝子コピーがのっている。
ガン細胞では[ゼロ]や[4つ][8つ]などになっていたという。
たとえば、「MYC」という遺伝子は急性リンパ性白血病や乳ガン大腸ガン食道ガンなどの細胞の8番染色体上でコピー数が多かった。
一方、腎ガンや悪性黒色腫では「CDKN2」と呼ぶ遺伝子のコピー数が少なかった。
近赤外線 を吸収する色素を用いる
201年11nature medicine。アメリカ国立衛生研究所の光永誠博士たは「光免疫療法」(PIT)と呼ばれるガン治療法を開発した。
PITでは、ガン細胞にだけくっつく抗体に、近赤外線を吸収する色素を結合させた薬剤を使う。この薬剤は、特定の波長の近赤外線が当たると発熱する。




ガンに集まる新型高分子
  • 免疫をすり抜けて患部に集まる
    • 2011年、京都大学の木村俊作教授と島津製作所は、ガンの診断と治療に使える高分子を開発した。マウス実験で確認した。
    • 開発したのはガン患部に集まる性質がある「ラクトソーム」という球状の高分子(20ナノ㍍前後)。
    • 高分子に放射性元素をつけて患者に注入すると、そのまま診断に使える。また、抗ガン剤を中に入れると治療に使える。
    • 成果は高分子討論会で発表。



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