ドクトルアウンスターシス
(Starsis)
トップへ戻る副作用ナテグリド
経口血糖降下薬 (一般名)ナテグリド
★速効性食後血糖降下薬
商品名 「スターシス」「ファスティック」
作用
機序
★アミノ酸から導かれた合成化学薬品です。内服後速やかに吸収されてインスリンの分泌を刺激し、血糖を下げます。
従来の経口血糖降下薬の主力であったスルホニル尿素(SU)系の薬剤([アセトヘキサミド][グリクロピラミド][グリクラジド][グリベンクラミド][クロルプロパミド][トラァミド])は、遅効性・持続性であり、コントロールが困難とされる食後血糖上昇が著しい糖尿病のコントロールに使われます。
ところが、このナテグリドは糖尿病でもインスリン分泌が欠損し、インスリン非依存性の成人発症型で効果を発揮します。
しかも、従来のSU剤(スルホニル尿素系薬剤)、α-グルコシダーゼ阻害薬([アカルボース][ボグリボース])、食事療法、運動療法が十分な効果を示さず、特に食後2時間くらいの血糖が200mg/dlを超えるようなタイプの糖尿病に使われます。
★膵臓β細胞膜のスルホニル尿素受容体に結合して、ATP感受性カリウムチャネルを閉塞することによって、細胞外からのCa2+流入を促進し、それによってインスリンの開口分泌を促進します
効能効果 インスリン非依存型糖尿病における食後血糖推移の改善。
★効果の確認のために定期的に血糖とHbA1cの検査が必要です。

使ってはダメな者
禁忌
インスリン依存性糖尿病
外傷(重篤な)
重症感染症
重症ケトーシス
手術前後
糖尿病性昏睡・前昏睡
妊婦・妊娠している可能性がある者。
本剤に過敏症





が必要
アルコール摂取(過度の)している者。
胃腸障害がある者。
栄養不良
肝障害(低血糖の恐れ)
飢餓
虚血性心疾患
高齢者
食事摂取量が不足している者。
腎障害(低血糖の恐れ)
衰弱している者
脳下垂体・副腎機能不全
激しい筋肉運動をしている者。
不規則な食事を摂取している者。
相互作用 ●併用すると作用が増強する薬剤:
α-グルコシダーゼ阻害薬
アルドース還元酵素阻害薬
インスリン製剤
インスリン抵抗性改善薬
クマリン系薬剤
クロラムフェニコール
サリチル酸製剤
サルファ剤
たんぱく同化ホルモン剤
テトラサイクリン系抗生物質
ピグアナイド系製剤
ピラゾロン系消炎薬
フィブラート系薬剤
フルコナゾール
プロベネシド
β遮断剤
MAO阻害薬
ミコナゾール
●併用すると作用が減弱する薬剤:
イソニアジド
エピネフリン
甲状腺ホルモン
ニコチン酸
ピラジナミド
フェニトイン
フェノチアジン系薬剤
副腎皮質ホルモン
卵胞ホルモン
利尿薬
硫酸グアネチジン


副作用
(五十音順)
胃腸障害
胃もたれ感
黄疸・・・・・中止し処置
嘔吐
かすみ目
過敏症→中止する
かゆみ・・・・→中止
肝機能障害・・・・・中止し処置
胸部圧迫感
筋ケイレン
血清K・・・・上昇
血小板減少
下痢
倦怠感
口渇
口内炎
心筋梗塞・・・・→中止し処置する。
腎障害
ジンマシン
頭痛
舌炎
多形紅斑・・・・→中止
低血糖症状
低血糖 空腹感
ふるえ
冷汗
めまい
ふらつき
動悸
脱力感
気分不良
意識消失
→通常ショ糖を投与。
→αグルコシダーゼ阻害薬との併用で低血糖→ブドウ糖投与
動悸
突然死

軟便
乳酸値・・・上昇
尿酸・・・・上昇
熱感
ねむけ
吐き気
白血球減少
ピルビン酸・・・上昇
貧血
頻尿
腹痛
腹部膨満感
浮腫(顔面浮腫・下肢浮腫)
便秘
放屁(おなら)・・・増加
勃起障害
ほてり
発疹・・・・→中止
味覚異常
めまい
妊婦への影響 授乳中止
注意 ●スルホニル尿素系製剤とは併用しない。
★インスリンの分泌を刺激するので、低血糖を起こしやすい条件下では冷汗・脱力感などを起こしやすくなります。
食事が十分摂取できなくて栄養不良・衰弱している者、重い感染症、著しい下痢・嘔吐、肝臓病、腎臓病の患者も低血糖の危険性があります。
★速効性・一過性の薬剤なので、食事の直前(10分以内)に錠剤を内服します。1回120mgまで。2〜3ヶ月間投与して効果が無い場合、他の治療への変更を考慮する

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