| トポテシン(Topotecin) カンプト(Campto) |
| 抗ガン剤 | 一般名:塩酸イリノテカン |
| 商品名 | [カンプト][トポテシン] |
| 作用機序 | ・抗腫瘍性アルカロイドであるカンプトテシンから合成された。 ・T型DNAトポイソメラーゼを阻害することでDNA合成を阻害する。 |
| 効能・用途 |
■A法での効能 ・小細胞肺ガン ・非小細胞肺ガン ・乳ガン(手術不能また再発) ・有棘細胞ガン ■A法またはB法での効能 ・子宮頸ガン ・卵巣ガン ・胃ガン(手術不能また再発) ・結腸ガン(手術不能また再発) ・直腸ガン(手術不能また再発) ■C法での効能 ・悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫) |
| 【A法】 ・1日1回、100mg/u。 ・1週間間隔で3〜4回点滴静注 ・2週間休薬(少なくとも) 以上が1クールで、これをくり返す。 |
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| 【B法】 ・1日1回、150mg/u ・2週間間隔で2〜3回点滴静注 ・3週間休薬(少なくとも) 以上が1クールで、これをくり返す。 |
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| 【C法】 ・1日1回、40mg/u ・3日間連続点滴静注。 ・これを1週ごとに2〜3回くり返す。 ・2週間休薬(少なくとも) 以上が1クールで、これをくり返す。 |
| 禁忌 | ◆骨髄機能を抑制・・・重症感染症を併発し致命的となることあり。 ◆感染症を合併 ◆下痢(水様便)・・・脱水、循環不全、電解質で致命的に。 ◆腸管麻痺(腸閉塞) ◆間質性肺炎(肺線維症)の者 ◆多量の腹水 ◆多量の胸水 ◆黄疸 ◆硫酸アタザナビル投与中の者 ◆本剤に過敏歴ある者 |
| 慎重な投与 が必要 |
▽肝障害がある者 ▽腎障害がある者 ▽糖尿病患者 ▽全身衰弱が著しい者 ▽高齢者 |
| 併用で問題 | ■硫酸アタザナビルとの併用は禁忌。 ■ほかの抗悪性腫瘍薬との併用に注意。 ■放射線との併用に注意。 ■末梢性筋弛緩剤との併用に注意(筋収縮作用が増強される)。 ■CYP3A4阻害薬との併用に注意 @アゾール系抗真菌薬との併用に注意 [イトラコナゾール][ケトコナゾール[フルコナゾール][ミコナゾール] Aマクロライド系抗生剤との併用に注意 Bグレープフルーツジュース ■CYP3A4誘導薬との併用 [フェニトイン][カルバマゼピン][フェノバルビタール] [セントジョーンズワート][リファンピシン] |
| 副作用 (五十音順) |
●アナフィラキシー様症状
胃潰瘍 意識症状 咽頭炎(5%未満) ALP上昇(5%未満) LDH上昇(5%未満) LDH低下 ●黄疸(0.06%)→定期検査が必要 嘔吐(50%以上) 悪寒 悪心(50%以上) かすみ目 かゆみ(5%未満) カルシウム値異常 ●肝機能障害(1.1%)→定期検査が必要 ●間質性肺炎(0.9%)→中止など処置。 γGTP上昇(5%未満) 関節痛 顔面紅潮 気管支炎(5%未満) ●狭心症発作(0.02%) 胸痛 ●急性腎不全(0.05%)→定期検査が必要、減量や休薬。 クレアチニン上昇 ケイレン 傾眠 血圧低下 ●血小板減少(27.2%)→減量や休薬が必要 血小板増加 血尿 ●下痢(高度な下痢)→44.3%→減量や休薬が必要 倦怠感 ●好中球減少(60.2%)→減量や休薬が必要 高血圧 口内炎(5%未満) 興奮 呼吸困難(5%未満) ●骨髄機能抑制・・・→減量や休薬が必要
色素沈着(5%未満) しびれ シャックリ(5%未満) Ccr低下 CRP上昇 GOT上昇(5%未満) GPT上昇(5%未満) ●消化管出血(0.1%)→中止など処置。 上気道炎(5%未満) ●静脈血栓症→中止など処置。 ●ショック 食道炎(5%未満) 食欲不振(5〜50%未満) ●小腸炎(0.04%) ●心筋梗塞(0.01%)→中止など処置。 心電図異常 ●心室性期外収縮(0.05%)→中止など処置。 心房細動 ジンマシン 徐脈 頭痛 精神症状 総タンパク減少 体重減少 帯状疱疹 ●大腸炎(0.1%) 脱水 脱毛(5〜50%未満) 脱力感 タンパク尿 ●腸管穿孔(0.02%)→中止など処置。(死亡例あり)。硫酸モルヒネとの併用に注意。 腸管運動亢進 ●腸管麻痺(1.7%)→中止など処置。 ●腸閉塞(0.4%)→中止など処置。 電解質異常 動悸 疼痛 糖尿 吐血 尿ウロビリノゲン値異常 尿酸値異常 尿沈渣異常(5%未満) 粘膜炎 ●肺塞栓症→中止など処置。 発汗 発熱 ●白血球減少(73.4%)→減量や休薬が必要 白血球増加 BUN上昇 Pao2低下(5%未満) 鼻炎 ビリルビン上昇(5%未満) 頻脈 ●貧血(57.1%)→減量や休薬が必要 不安感 不穏 腹水 腹痛(5〜50%未満) 腹部膨満感(5%未満) 浮腫(5%未満) 乏尿 発赤(5%未満) 発疹(5%未満) 味覚異常 無力感 めまい 腰痛 抑うつ状態 |
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| 注意 | ○点滴静注で使用。 ○重篤な過敏反応の恐れ→[呼吸困難][血圧低下]→中止し処置。 ○骨髄抑制と高度の下痢・・・重篤な副作用 ○細胞毒性があるので、調整時は手袋着用。 ○授乳・・・中止 ○高齢者・・慎重に |
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| 参考 | 2008年、本剤投与前の副作用をチェック出来る診断薬が承認された。 |