| 酸とは? | |
| 広範な一般性を持つ化学物質の総称で、以下の3つの化学的概念がある。 | |
| アレニウスが考えた酸 (Arrhenis acid) |
「水溶液中に加えたときpH(水素イオン濃度)を低下させる物質のこと。すなわち、水溶液中で解離して、プラスに帯電した水素イオンを生じるもの。例えば、すっぱい味を持ち、リトマス試験紙を赤変し、アルカリ反応して塩を形成するもの。」 |
| ブレンステッド-ローリ が考えた酸 (Bronsted-Loury acid) |
「溶液中でプロトン供与体として作用するもの。すなわち、酸とはプロトンの供与体(ドナー)で、塩基はプロトンの受容体と考える。例えば、アンモニアイオン(NH4+)はプロトンを供与し、アンモニア(NH4)になる。」 |
| ルイスが考えた酸 (Lewis acid) |
「1対の電子を受容し、共有結合を形成するもの。すなわち、プロトンに依存しないで、電子対を受容するものが酸で、電子対を供与するのが塩基となる。例えば、反応BF3+NH3→BF3NH3におけるBF3が酸となる。 |
| 物質 | pH値 |
| 胃液(胃の消化液) | 1.2〜3.0 |
| 膣液 | 3.5〜4.5 |
| 尿 | 4.6〜8.0 |
| 唾液 | 6.35〜6.85 |
| 蒸留水(純水) | 7.0 |
| 血液 | 7.35〜7.45 |
| 精液 | 7.20〜7.60 |
| 脳脊髄液(神経系を囲む液) | 7.4 |
| 膵液 | 7.1〜8.2 |
| 胆汁 | 7.6〜8.6 |
| 酸とは | ○無機化合物の一種。 ○酸は水に溶けると1個以上の水素イオン(H+)と1個以上の陰イオンに分解または解離する物質です。 |
| 酸性 | ★水素イオン(H+)がヨリ多く溶液中に溶けていれば酸性で、逆により多くの水酸イオン(OH−)が溶けて入れば溶液は塩基性(アルカリ性)です。 ★溶液の酸性あるいはアルカリ性は0〜14の範囲のpH尺度で表される。このpHは水溶液中の水素イオンの数に基づいています。 ★HとOHの数が等しいのがpH7で中性です。 ★pH6はpH7よりHの数は10倍酸性で、pH9はpH7より100倍アルカリ性です。 |
| 表示 | 1.塩化水素のように溶液中で解離する化合物の水溶液はhydro-で始まる名前によって酸として表される。 2.酸から水素の除去の除去によって形成される陰イオン及び酸の酸の塩やエステルの名称は接尾語の-ic及びacidという語を取り、接尾語-ateをつけることになっています。例外として-ousで終わるオキソ酸は接尾語-iteをつけます。 |
| 関連情報 |
「塩基」 |