アシドーシス acidosis
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検査」「電解質」「糖尿病性アシドーシス」「ケトン体

アシドーシス acidosis (酸性血症
アシドーシス アシドーシスとは動脈血のpHが7.35以下になった状態。
◎体内の酸の蓄積、または体内からの塩基消失によって起こる病的な状態

◎アシドーシスになるとシナプス伝達が抑えられ中枢神経の活動が抑制される。
もし、動脈血のpHが7以下になると、錯乱から昏睡状態になり死に至る。
アルカローシス 反対に動脈血のPHが7.45以上になった状態が「アルカローシス」です。アルカローシスになると、中枢神経系と末梢神経系が異常の興奮するため、ニューロンは正常時には刺激とならないものにも過剰に反応する様になる。
そのため、
神経質
不安
・筋攣縮(spasms)
痙攣(ケイレン)(convulsions)
などをおこし、死に至る。

アシドーシスの種類
遠位腎尿細管性アシドーシス 遠位尿細管の尿のpHが低下していない腎尿細管性アシドーシス
過塩素性アシドーシス 血漿中の塩素増加を伴う代謝性アシドーシス
飢餓性アシドーシス カロリー不足の後に起こりやすい。ケトン体蓄積によって起こる代謝性アシドーシスの1つ。
近位腎尿細管性アシドーシス 近位尿細管の機能不全で起こる腎尿細管性アシドーシス
呼吸性アシドーシス respiratory acidosis):
体内の二酸化炭素が過剰に蓄積することで起きるアシドーシス
腎性過塩素性アシドーシス
腎尿細管性アシドーシス 腎機能の障害から起こる代謝性アシドーシスの1つ
代償性アシドーシス compensated acidosis):
代償機構がpHを正常に戻した状態
代償性呼吸性アシドーシス 血液のpHが腎臓の代償機構によって正常に戻された呼吸性アシドーシス
代償性代謝性アシドーシス 血液のpHが呼吸性代償により、正常に戻された代謝性アシドーシス
代謝性アシドーシス metabolic acidosis
体内の酸・塩基平衡が塩基の喪失あるいは重炭酸以外の無機や有機酸(不揮発性)の増加により、酸性に傾いた障害状態
原因疾患の検索を行い、その治療をはかることが必要。たとえば、糖尿病性ケトアシドーシスではインスリンによる糖代謝の是正と適正輸液が望まれる。
代謝性アシドーシスを急速に補正する場合は、pH7.15以下、意識障害・循環障害等の症状を示す時である。
治療はアルカリ剤の投与である。
処方1:sodium bicarbonate
     Meylon(7%,8.4%)
投与量=不足塩基量(mEq)×体重(kg)×0.2で計算。
まずその量の1/2を静注し、10〜20分後、血液ガス分析を行い適宜追加する。
Naを含むこと、二酸化炭素を発生するため、血液ガス分析のみならず電解質測定も行うこと。
アルカリ剤のため配合変化を来しやすい、Ca+イオンとは沈殿を生じる。
酸素解離曲線を左方移動させるため、組織低酸素状態を起こすことがある。
小児では、細胞外液量が多いので計算量の1.5〜2倍必要
炭酸過剰性アシドーシス
糖尿病性アシドーシス diabetic acidosis):
治療されない糖尿病のとき起こる。
ケトン体の蓄積によって生じる様々な代謝性アシドーシス
乳酸アシドーシス 糖尿病薬(たとえばジベトスB)の副作用で。
尿毒症性アシドーシス 酸排泄力が落ちてアシドーシスを起こした慢性腎不全の状態
汎発性遠位腎尿細管性アシドーシス
非呼吸性アシドーシス

酸塩基平衡異常
血液ガス分析のデータから酸塩基平衡の解析を行う。
@ pH(動脈血pH)、
PaCO3(動脈血CO2分圧)、
HCO3(重炭酸イオン)
の値から基本となる病態を把握する
代謝性か?呼吸性か?
アシドーシスか?アルカローシスか?
A アニオンギャップ(AG)を計算する
AG低下
AG正常
AG上昇→AG上衝型代謝性アシドーシス
           ↓
       その他の代謝性異常の有無を検討(補正 HCO3を計算)
B 代謝性の変化が適正な範囲内かどうかチェック
C 得られた酸塩基平衡異常を説明できる病態を探る

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