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ADHD =「注意欠陥・多動性障害」
キレる 児童期に注意欠陥多動性障害(ADHD)と診断された子供の一部が、思春期に入って『行為障害』になり、さらにその一部が『反社会性人格障害』に移行すると考えられている。
アメリカでは1960年頃から脳の微細な障害であるADHDに関心が集まり、その有病率は小学生から高校生までの子供の4〜16%に達するとされた。日本でも約3%がADHDとの見方もある
教育現場
の認知度低く
「落ち着きが無く、集中力に欠け、苛立ちを抑えきれない子供が増えている。その原因として最近、注目されているのが、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と呼ばれる病気だ。米国ではすでに300万人が治療を受けているが、日本では学校や親の認知度も低く、対応が遅れている。学級崩壊の一員と考える向きもあるだけに一刻も早い対応が望まれている。
都内に住む小学校1年生のA君は授業中、じっとしていることが出来ない。車の前に突然飛び出して親を驚かせたことも。大学病院の精神科を受診したところ、ADHDという聞き慣れない病気と診断された。
  ●出現率は5.3%
「ADHDの診断基準には米国精神学医学会が作った[DSM-W]と世界保健機関 が作った[ICD-10]と呼ばれるものがある。DSMは不注意の症状を9項目、多動性と衝動性の症状を9項目挙げ、それぞれ6つ以上の症状が少なくとも6ヶ月以上持続するする場合としている。これらの症状は学校、家庭、診察室などのうち2カ所以上で現れ、7歳以前の発症を条件にしている。
国立精神衛生研究所のグループが画像処理技術を使ってADHDの子供の脳を調べたところ、注意を司る大脳などの一部が小さくなっていることを突き止めた。シカゴ大学やカリフォルニア大学は、ADHDの子供の多くにドーパミンという神経伝達物質の受容体とトランスポーターというタンパク質の遺伝子の異常を報告している。
市川副院長は「患者の7〜8割は大きくなると普通の人と変わらなくなるが、2〜3割は治らない」と指摘する。治療法としては、「自信をつけさせることが第一」(市川副院長)という。ADHDの子供は周りから怒られたり、怠け者などと言われ、自己評価が下がっている。市川副院長は「良い点を伸ばすようにほめることを心掛けることが大切」と強調する。注意をするときもクドクド言うのではなく、「こうした方がうまくいく」などと分かりやすく注意する方が良いという。
  ●投薬で改善効果
「米国ではメチルフェニデートなどの薬も治療に使われている。約3割で著しい改善、軽度の改善も含めると7割近い患者で効果があるという。この薬は覚醒作用があるため、不眠や食欲不振などの副作用があり、通常は朝と昼の2回投与されている。日本でも軽度鬱病や睡眠障害の薬として認可されているが、ADHDには対象にされておらず、患者の中には認可を求める声もある
エジソン 発明王エジソンも、ADHDだったと言われる。
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