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アヘン



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アヘン 催眠ケシ(Papaver somniferum)から得られる乳液を乾燥させたもの。
乾燥すると乳液は白色から褐色に変わり、粘性が高まり半液状になる。日陰でゆっくり完全に乾燥させ、棒or錠剤の形に成型される。
成分 樹脂類
炭水化物
有機酸
脂質
タンパク質
アヘンアルカロイド:(20種以上)
  • モルフィン(=モルヒネ)
    ナルコチン
    コデイン
    パパベリン
    テパイン
    ナルセイン

「アヘンには、モルヒネだけでなく、呼吸鎮静作用があるため、咳止め薬にされるコデイン、平滑弛緩作用があるため、ケイレンを抑えるのに利用されるパパベリン、鎮痛剤の合成に役立っているテバインなど、約40種もの化合物が含まれている。」




麻薬 中国の清朝時代に、中国との貿易赤字に悩むイギリスが東インド会社を通じてアヘンの密貿易を強要し続けた結果、成人男子の半数近くが中毒に陥った。アヘンにおぼれたのは、意志の弱い者や貧困層だけではなかった。難関の「科挙」に合格したエリートや、上流階級の人々が、恍惚と苦しみをタップリ味わった。
中国が他の国々と違っていたのは、アヘンを煙草のように吸飲したことだった。
それまではアヘンは、ほとんどがワインなどに入れて飲まれていた。それは、何かでごまかさなければ、とても口に出来ないほどイヤな味がするためだった。生のままだと、思い不快感がのど元までこみ上げてくる。しかし、喫煙だと、すべてが解決する。粘膜を通して吸収されるから、効き目も早い。
しかし、アヘンは人類にもたらされた最高の鎮痛・鎮静剤。かっては末期ガン患者がどれほどの痛みを訴えても、、強力な鎮痛作用をもつモルヒネをけっして与えない医者が多かった。麻薬中毒になる、というのがその理由だった。しかし、ガン患者がモルヒネを常用しても麻薬中毒に陥らないことはWHOの統計にも表れている。そのため、モルヒネの使用は奨励されるようになった。使い方さえ誤らなければ、恩恵を享受できる。


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