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| アルカロイドの種類 | ||
| トロパン骨格 | ナス科植物のヒヨス属、ベラドンナ属、ハシリドコロ属が生産する。 「アトロピン」 「スコポラミン」 |
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| インドール骨格 | ○ニチニチソウが生産する「ビンブラスチン」「ビンクリスチン」。 ○インド蛇木のレセルピン。 |
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| イソキノリン骨格 | ![]() |
キンポウゲ科オウレンが生産する「ベルベリン」 |
| キノリン骨格 | ![]() |
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| ピリジン骨格 | ![]() |
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| イミダゾール骨格 | ![]() |
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| アクリジン骨格 | ![]() |
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| アルカロイド | =窒素を含む一群の有機化合物で、主に植物体から単離される塩基性物質。 分子中に窒素を含む有機化合物のうちで、[ペプチド]や[タンパク質]、これらを構成する通常の[アミノ酸]そして、DNAやRNAの成分である[核酸]などを除いた化合物をアルカロイドと総称。 分子中に窒素が結合していて、そのためにアルカリ性を示すので、「アルカリもどき」を意味するのでアルカロイドの名がある。 ◎多くは薬理学的活性を示す。 モルフィン(モルヒネ) コカイン アトロピリン ストリキニーネ キニーネ カフェイン コルヒチン |
| 生合成ルートから分類 | @フェニルアラニン、チロシン由来 Aトリプトファン由来 Bオルニチンおよびアルギニン由来 Cリジン由来 Dプロリン由来 Eグルタミン酸由来 Fヒスチジン由来 G2,3-ジアミノプロピオン酸由来 Hアントラニル酸由来 Iニコチン酸由来 J核酸関連 Kポルフィリン骨格由来 Lm-C7Nユニット由来 Mテルペノイド骨格由来 Nポリケチド骨格由来 OC6 -C1ユニット由来 (船山信次著「アルカロイド-毒と薬の宝庫」共立出版) |
| 植物毒 | 植物毒の大半は、アルカロイドである。アルカロイドは、窒素を含むアルカリ性の分子で、神経ホルモンそっくりであるため、神経線維の末端部に入り込んで神経の作用を狂わせて、毒性を発揮する。体内細胞間の情報を伝達するホルモンとしてはペプチド(小型タンパク質)がもっとも多く使われるが、神経線維の末端部という特定の場所から分泌される神経ホルモンとしては、タンパク質を構成する化学的に安定した分子であるアミノ酸と、その分解産物であるアミンが使われる。ただ、神経ホルモンとしてのアミノ酸は、タンパク質の材料として体内にふんだんにあるアミノ酸とは異なり、脳内という特別な環境でしか使うことが出来ない。末梢の一般の神経ホルモンとしては、アミンとアミンによく似たアセチルコリンが使われている。 <1>アミンの神経ホルモンにはドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニンなど数種あるが、いずれも化学的に安定している。それだけに神経ホルモンとしては全身に(アナログ的に)作用し、、おだやかなムードや感情を作り出す、従ってアミンに似たアルカロイドは作用が穏和で、毒性があっても比較低安全である。脳に効いて心を静め、体内の血液循環系を整える薬として使われるものが多い。 <2>一方、アセチルコリンはアミンに似ているが、極めて分解性が良く、神経線維の末端部で情報を伝えると、標的細胞の表面にある酵素(アセチルコリン分解酵素)で、すぐ加水分解されてしまう。このため、神経ホルモンとしては効率が良く優秀である。進化した有髄神経でも、原始的な無髄神経でも使われるが、効率が良い有髄神経では、アセチルコリンしか使えない。このように神経ホルモンのなかでもアセチルコリンは、速やかに作用するので、その作用を阻害するアルカロイドとなると、動物毒に匹敵するほどの猛毒となる。例えば、 (1)アセチルコリンのみを使う運動神経を麻痺させる矢毒「クラーレ」、 (2)アセチルコリンに競合するナス科の植物毒「アトロピン」や「スコポラミン」、 (3)アセチルコリン分解酵素を阻害するカラバル豆の毒「フィゾスチグミン」など。 動物毒は神経電流の電気発生を直接阻害するが、植物毒の一部は神経線維の末端の接合部で神経電流の情報を伝えるアセチルコリンの働きを阻害する。 なお、ストリキニーネは、アミノ酸グリシンの作用を遮断する。(大木幸介著「毒物雑学事典」より) |
| 関連情報 |
「コリン」 「毒」 「モルヒネ」 |