アミノインデックス
  • 統計学を取り入れて考察したアミノ酸の計算式「アミノインデックス」計算式から産出された結果に基づき、病気の症状を診断する。
  • アミノインデックスはまず採血した血液から血漿を分離したうえで、分析計で血中のアミノ酸量を測定する。測定したアミノ酸の分量を病気ごとにある計算式を当てはめて、罹患の有無や症状の軽重などを判断する。

  • 血液中に41種類含まれるアミノ酸は通常、それぞれが一定の濃度を保っているが、病気になるとその濃度が変化する。そこに着目して、数千人単位で患者の血液と健康な人の血液を比較することにより、検体に含まれるアミノ酸に量の変化を導き出す計算式を病気ごとに1つずつ作り上げた。


ガン判定
  • 味の素は血液中のアミノ酸量からガンなどの疾患の有無を検査する手法を開発中。
    アミノインデックスと名づけた独自の手法で解析する。
    診断の指標に使うのは、人のタンパク質を構成する20種類のアミノ酸。
    健康な人の血液中に含まれるアミノ酸量は種類ごとにほぼ一定に保たれている。
    個人差が少ない。
    肝臓や胃などの臓器にもそれぞれ固有の濃度のアミノ酸配列がある。
    疾患と相関関係がある6種類のアミノ酸を特定し、影響度などを加味して患者だけをはじき出す計算式を構築する。


  • 疾患ごとに作った計算式がアミノインデックス。
    「胃ガン」では、患者の約80%をガン陽性と判定できた。
    これは現在腫瘍マーカ^として使っているペプシノーゲンと同等以上。
    現在ガン診断の標的として研究されているものの大半がタンパク質
    タンパク質は分子量が大きく解析に時間がかかる。









健康状態を判断する
  • 2005年10/13、味の素は、血中のアミノ酸濃度を統計的に解析し健康状態を判断する手法『アミノインデックス』を2010年までに事業化すると発表。
    少量の血液に含まれる複数のアミノ酸の濃度を測定・解析し、個人の健康状態をチェックする手法で、2002年に特許出願済み。

  • アミノインデックスは体内のアミノ酸の代謝状況にポイントをおいて開発。糖尿病や肥満などの生活習慣病のほか、肝炎など多くの疾患が血中アミノ酸濃度の変動を引き起こす仕組みを利用した。
    調べたい健康状態や疾患ごとにモデル数式を作った。
    たとえば、
    慢性肝炎の肝繊維化の進行度合いを判別する場合・・・・まず「メチオニン」「トレオニン」など3種類のアミノ酸を足した血中濃度を測定。このの数値を「プロリン」と「グリシン」を足した数値で割る。さらにその数値に、「フェニルアラニン」の濃度を「バリン」で割った数値を加え産出する。
    治療開始前の血中アミノ酸濃度を測定することで、薬物投与の効果も予測することが出来る






テーラーメード
  • 「探索した新しい健康素材が実際に体内でどのように機能しているかを調べる際にも、アミノ酸分析計やパソコンで、摂取したヒトや動物の血中アミノ酸濃度を測定し、解析して判別できる。」


ガン患者のアミノ酸濃度が変化する
  • 2013年、味の素が解明。11/6のキャンサーリサーチに掲載
  • 奈良県立医科大学の国安弘基教授グループと共同研究。

  • ガンになると、血液中のアミノ酸濃度バランスが変化する仕組みを解明した。
  • ガン細胞から、骨格筋細胞のタンパク質をアミノ酸に分解するタンパク質「HMGB1」が分泌されていて、そのアミノ酸が血液中に漏れ出すことによって、濃度バランスが変化することを突き止めた。

  • 血液中に流れ出したアミノ酸はガン細胞の栄養になる。




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