アンチセンスDNA       
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を抑制
■細胞内でのウイルス増殖を抑制
「千葉工業大学の研究グループは人工の遺伝子DNAを使ってウイルスの増殖を抑える新しい手法を開発した。培養細胞を使った実験でイフルエンザウイルスを押さえ込むのに成功した。標的となる遺伝子にくっついてその働きを止める「アンチセンスDNA」と呼ぶ技術を改良、体内に入れるDNAを分解されにくく目的の細胞だけを標的に出来るようにした。
 アンチセンスDNAは、ウイルスやガン細胞の持つ遺伝子にぴったりくっつきその機能を止めるよう設計・合成された治療薬として開発が進められている。






で撃退
千葉工業大学の高久洋教授らは合成遺伝子の断片を使って体内のウイルスを撃退するアンチセンス治療法の新手法を開発した。ヘアピン型のデオキシリボ核酸(DNA)を作り、ウイルスの遺伝子に結合させてウイルスの働きを止める手法。試験管内の実験で、エイズウイルスの増殖を抑制できることを確認した。ウイルス感染症の治療に利用出来る可能性もある。
 合成したヘアピンDNAは、ウイルスの遺伝子を挟み込むように結合する。結合するとウイルス遺伝子は増殖できなくなってしまう特徴がある。ウイルスの遺伝子だけに結合するように作られているので正常細胞に悪影響は与えない。ウイルス遺伝子は細胞内でいろいろ形を変えて段階的に増殖していくが、へピン型アンチセンスDNAは、その段階の遺伝子でも結合出来るのが特徴。多段階でウイルスの働きを止められる。
特定の段階のウイルス遺伝子にしか結合しない従来のアンチセンスDNAと比べ、ヘアピン型アンチセンスがエイズウイルスを抑制する効果は7倍以上だった。高久教授は「エイズ治療に応用出来る可能性がある」と話している
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