アポタンパク
(アポ蛋白)




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 アポ蛋白


  • 脂質代謝異常を伴う疾患では、
    • 「血清脂質」
    • 「リポ蛋白」と
    • 「アポ蛋白」
    を測定することが有用です。

  • アポ蛋白はリポ蛋白の構成成分なので、脂質、リポ蛋白の変動に並行して動くのが一般的。
    • アポAーT
      • HDL(高比重リポ蛋白)
      と正の相関
    • アポB
      • コレステロールおよび
      • LDL(低比重リポ蛋白)
      と正の相関
    • アポE
      • トリグリセリド、
      • カイロミクロンおよび
      • VLDL(超低比重リポ蛋白)
      と正の相関








リポ蛋白a
Lp(a)

低比重リポ蛋白(LDL)に極めてよく似たLDL様リポ蛋白粒子を、アポ(a)が囲んだもの。


アポ(a)は血液線溶系の酵素前駆体であるプラスミノーゲンのクリングル4と、相同性の高いクリンゲウル構造を多数繰り返し持っている


アポ(a)のクリングル4相同構造の繰り返し数は個人に以って異なり、多くのイソ型が存在する。





アポリポ蛋白
水と油の両方に親和性を持つ。

リポ蛋白粒子の構造を維持する。

リポ蛋白の代謝に関与する酵素を活性化する。

リポ蛋白の特異レセプターに対する結合タンパクとしての役目がある。

●アポリポタンパクの検査目的
  1. 脂質代謝のどの部分の異常により、脂質が蓄積したかが把握できる
  2. 高脂血症の治療で、治療継続の判定や、薬物の減量の検討に有効。
  3. アポB/A-T(動脈硬化指数)は冠動脈狭窄の重症度、さらに進展度を反映する指標となる






アポ蛋白 主な
リポ蛋白
A-T ♂)133±25mg/dL
♀)141±23mg/dL

LCATの活性化

HDL粒子の構築
「HDL」
「カイロミクロン」
(アポA-T低値)
  • 一次性
    • アポA-T欠損症、
    • Tangier病、
    • 魚眼病、
    • LCAT(レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ)欠損症
  • 二次性
    • 冠動脈硬化症、
    • 脳梗塞、
    • 慢性腎不全、
    • 糖尿病、
    • 肝硬変

(アポA-T高値)
  • 一次性
    • CETP欠損症、
    • 肝性トリグリセリドリパーゼ活性低下症
  • 二次性
    • 原発性胆汁性肝硬変、
    • 閉塞性肺疾患
A-U 30.3±5.4mg/dL

LCAT,HTGLの活性阻害
「HDL」
A-W -

LCATの活性化
「カイロミクロン」
85±15mg/dL

カイロミクロン粒子の構築

受容体への結合

LDL、VLDL粒子の構築
「カイロミクロンとそのレムナント」
「LDL」
「VLDL」
「IDL」
(アポB低値)
  • 一次性
    • 無βリポタンパク血症、
    • アポB-100単独欠損症
  • 二次性
    • 甲状腺機能亢進症、
    • 急性肝炎、
    • 肝硬変

(アポB高値)
  • 一次性
    • 家族性高コレステロール血症(Ua)
    • 家族性複合型高脂血症(Ub)
    • 家族性V型高脂血症
  • 二次性
    • 糖尿病、甲状腺機能低下症、
    • ネフローゼ症候群、
    • 閉塞性黄疸
C-T -

LCATの活性化
「カイロミクロン」
「VLDL」
「HDL」
C-U 3.0±1.1mg/dL

LPLの活性化
(アポC-U低値)
  • 一次性
    • 家族性アポC-U欠損症
    • T型高脂血症
  • 二次性
    • 肝硬変
C-V 7.9±2.3mg/dL

LPL、HTGLの活性阻害
-

末梢から肝へのコレステロールの逆転送
「HDL」
4.0±0.9mg/dL

レセプターへの結合
「VLDL」
「IDL」
「カイロミクロンとそのレムナント」
(アポE低値)
  • 一次性
    • アポE欠損症
  • 二次性
    • 肝硬変

(アポE高値)
  • 一次性
    • 家族性V型高脂血症
    • 無βリポタンパク血症
  • 二次性
    • 胆汁うっ滞、
    • 糖尿病、
    • 甲状腺機能低下症、
    • ネフローゼ症候群、
    • 原発性胆汁性肝硬変




関連情報 リポタンパク」「肥満
脂肪酸」「アルコール
脂質異常症(高脂血症)
コレステロール
コレステロール値が高い













    
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