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| 隣接遺伝子症候群 | |
| アンゲルマン症候群 | 母親由来染色体[15q11]が欠失。 症状・病態:人形様運動失調・突発的に笑う・手を羽ばたかせる・精神遅滞(重度) |
| ウイリアムズ症候群 | 染色体[7q11.23]が欠失するもの。 症状・病態:大動脈狭窄・精神遅滞・妖精顔貌・過性高カルシウム血症 |
| スミス-マゲニス症候群 | 染色体[17p11.2]が欠失するもの。 症状・病態:短頭症・顔面中央の発育不全・上顎部が前面に突出・嗄声・低身長・精神遅滞 |
| ディジョージ症候群 | 染色体[22q11.21]が欠失するもの。 症状・病態:胸腺及び副甲状腺の発育不全(欠乏)・口蓋裂・精神遅滞 |
| プラダ-ウィリー症候群 | 父親由来染色体[15q11]が欠失するもの。 症状・病態:肥満・性腺機能低下症・手足が小さい・精神遅滞 |
| ランガー-ギーディオン症候群 | 染色体[8q24.1]が欠失するもの。 症状・病態:外骨腫・円錐状骨端・頭髪が薄い・鼻が球状・精神遅滞 |
| ルービンスタイン-テイビー症候群 | 染色体[16p13-]が欠失するもの。 症状・病態:手足の親指が幅広い・鼻と鼻柱が突出・精神遅滞 |
| アラジール症候群 | 染色体[20p.12]が欠失するもの。 |
| 症状 | 胆汁うっ滞 胆管減少 心臓奇形 肺動脈狭窄 蝶形椎骨 眼の後部胎生環 |
| 遺伝子 調べ特定 |
生後1ヶ月で黄疸が出て、便も白っぽくなったため、胆道閉塞症を疑われて来院した。しかし、入院後の検査で、心臓の雑音や、目・骨の軽い異常が認められ、症状から別の病気が考えられた。『アラジール症候群』という遺伝性疾患である。 両親の了解を得て遺伝子を調べたところ、特定の部位に遺伝子異常が認められ、やはりアラジール症候群と確定された。この病気は胆道閉塞症のように胆道の発達が悪い例が存在するものの、約70%は手術をする必要がなく、黄疸はたいてい年齢とともに消失することが多い。 アラジール症候群のように小児科には症候群と名の付いた病気がたくさんあるが、そのいくつかは遺伝子を調べることで、より正確な診断が出来るようになった。遺伝子診断をしたことによって疾患を確定し、手術をしないで済んだことになる。 ただ、遺伝子診断にも良いとばかり言えない面がある。病気というのは多くの場合、単一の遺伝子異常で発生するのではなく、他の遺伝子や環境的要因が大きく関係してくる。遺伝子に異常があったからといって、即発症に結びつくものではない。 |
| 関連情報 |
「胆道閉塞症」 「ターナー症候群」 |