抗コリン剤 |
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一般名 | 塩酸トリヘキシフェニルジル |
商 品 名 |
[アーテン][塩酸トリヘキシフェニジル][ストブラン] [セドリーナ][トリニジール][トリフェジノン][トリヘキシン] [トレミン][パーキネス][パキソナール][ピラミスチン] |
作 用 機 序 |
◎副交感神経を遮断して、パーキンソン症候群によって起こっている、手のふるえ・筋肉がこわばって動かなくなるなどの症状を和らげる。また、発汗・よだれ・不安・いらだちなどを抑えます。 ◎中枢性抗コリン作用によって線条体アセチルコリン神経の機能を抑制する。その結果、パーキンソン病に特徴的な振戦・筋硬直などを改善する。 |
効 能 ・ 用 途 |
1.特発性パーキンソニズム 2.その他のパーキンソニズム: 脳炎後 動脈硬化性 中毒性 3.向精神薬投与によるパーキンソニズム・ジスキネジア・アカシジア |
禁 忌 |
重症筋無力症 本剤に過敏症 緑内障 |
慎 重 な 投 与 が必要 |
1.肝障害 2.高温環境にある者。 3.高齢者 4.腎障害 5.テンカン 6.動脈硬化性パーキンソン症候群 7.頻拍傾向の者。 8.不整脈 9.尿路閉塞性疾患 |
相 互 作 用 |
1.以下の薬物との併用で作用が増強される: フェノチアジン系薬 三環系抗ウツ薬 MAO阻害薬 レセルピン系薬 2.三環系抗ウツ薬との併用で精神錯乱・興奮・幻覚が増強される。 3.抗コリン作働薬との併用で腸管マヒ・マヒ性イレウスが起きる。 |
妊婦へ の影響 |
投与しない事が望ましい。 |
アーテン副作用 |
1.運動失調 2.嘔吐 3.悪心 4.気分高揚 5.幻覚 6.倦怠感 7.見当識障害 8.口渇 9.興奮 10.散瞳 11.視調節障害 12.食欲不振 13.心悸亢進 14.神経過敏 15.頭痛 16.精神錯乱 17.譫妄 18.多幸感 19.尿閉 20.ねむけ 21.排尿困難 22.閉塞隅角緑内障(長期投与で起きる) 23.便秘 24.発疹 25.めまい |
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