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| アトピーの特徴 | |
|---|---|
| 乾燥肌(皮脂が少ない) | |
| 皮膚のきめが粗く、毛穴に丘疹があり、鳥肌のようになる。 | |
| 発汗が少なく汗をかくとかゆい | |
| イライラするとかゆくなる | |
| 目の下・首・手のひらにシワが多い | |
| まゆ(眉)の外半分が薄い | |
| 目の下に色素沈着 | |
| はたけ・フケ | |
| 耳切れ | |
| 唇が荒れ、切れやすい | |
| 関節の内側が対称的に皮疹 | |
| 先の丸い棒で皮膚をこすると、普通はこすったあとが赤くなるが、アトピーでは白くなる(白色描記症) | |
| ズック靴皮膚炎 |



| アトピーの診断基準(日本皮膚学会1995年より) | |||
|---|---|---|---|
| (1)かゆみ。 (2)特徴的な皮疹とその分布。 (3)慢性・反復性の経過 |
(1)(2)(3)の項目を満たすものを、症状の軽重を問わず、アトピー性皮膚炎と診断する。その他は急性あるいは慢性の湿疹とし、経過を参考にして診断する。 | ||
| (2)皮疹とその分布 | 湿疹病変 | 急性 | 1.紅斑、湿潤性紅斑、 2.丘疹、漿液性丘疹、 3.鱗屑、痂皮。 |
| 慢性 | 1.浸潤性紅斑、 2.苔癬化病変、痒疹、 3.鱗屑、痂皮。 |
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| 皮疹の分布 | 左右対称に起きる | ||
| よく起きる場所 | 1.額、眼の周囲、 2.口のまわり、くちびる、 3.耳たぶの周囲、首、 4.手足の関節部、体幹部。 |
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| 参考となる年齢的特徴 | 乳児期 | 頭、顔に始まり、しばしば体幹・四肢に下がる。 | |
| 幼小児期 | くび、ヒジ、膝の病変 | ||
| 思春期・成人期 | 上半身(顔・首・胸・背)に皮疹が強い傾向。 | ||
| (3)慢性・反復性 | (1)しばしば、新旧の皮疹が混在する。 (2)乳児では2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上を慢性とする。 |
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| ◆家族歴(家族や親戚にアレルギーの人がいるか) 1.気管支喘息、 2.アレルギー性鼻炎、 3.結膜炎、 4.アトピー性皮膚炎 |
診断の参考項目 | ||
| ◆合併症(同時に起こしている病気) 1.気管支喘息 2.アレルギー性鼻炎 3.結膜炎 |
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| ◆毛穴と一致する丘疹による鳥肌様皮膚 | |||
| ◆血清IgE値の上昇。 (正常値の10〜11倍) | |||
| 西洋医学 | |||
| 内服 | [アレジオン] [アレロック] [クラリチン] [ジルテック] [ゼスラン] [ペリアクチン] |
夜間かゆみが強い時 ・・・・・・(アタラックスP)併用 |
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| 外用 | ステロイド系を中心に、 [NSAIDs含有剤] [尿素含有剤] [吸水軟膏] |
顔面の皮疹 | [アズノール軟膏] [プロトピック軟膏] [ロコイド軟膏] [タクロスリム軟膏(成人)] |
| 体幹・四肢 | [アドコルチン軟膏] [アンテベート軟膏] [ドレニゾンテープ] [デルモベート軟膏] [ベトネベート軟膏] [リドメックス軟膏] |
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| ○かゆみに対して・・・・ [抗ヒスタミン剤][抗アレルギー薬]の内服と、外用剤の併用。 ○湿潤傾向があれば・・・ ステロイド外用剤と亜鉛華軟膏の重層療法。 ○寛解時には・・・保湿剤を外用。 |
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| アトピー | =atopic dermatitis atopyとは、一定の物質に対する、人間の先天性過敏症。 Cocaが命名。ギリシャ語の「奇妙な」という言葉に由来する。 「IgE抗体によって起こるT型アレルギー反応です。」 ●定義:「アトピー性皮膚炎とは、よくなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹を主な病変とする疾患。患者の多くはアトピー素因を持つ。」(日本皮膚学会1995年より)
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| 病態 | T型アレルギーおよび接触などにより化学伝達物質の放出を介して皮膚に引き起こされる炎症性変化で、掻痒感を伴う。 アトピー素因を有するものに起こり、長期にわたり増悪・軽快を繰り返す |
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| 検査 | IgE・・・・・上昇することあり RAST(特異抗原的)IgE スクラッチテスト 皮内反応 好酸球 |
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| ア ト ピ | の 正 体 |
「アトピー性皮膚炎はアレルギー性の疾患であると長い間、信じられてきた。確かにアレルギー性疾患ではあるのだが、従来考えられてきたアレルギー反応はいわば脇役であって主役は別にいたのである。」 奥平博一・東京大学医学部物療内科講師に説明いただいた。 「“まず従来の説を説明しましよう。アレルギー反応を起こす物質アレルゲンが体内に入ると、ヘルパーT細胞の刺激でB細胞からIgE抗体が放出され、マスト細胞(=肥満細胞ともいう)を活性化します”活性化したマスト細胞からは細胞障害性のあるヒスタミンなどが放出される。このヒスタミンが鼻粘膜に作用すれば、鼻水・クシャミなどのアレルギー性鼻炎の症状があらわれ、気管に働けば、喘息を起こす。皮膚ではジンマシンなどの症状が起きる。アトピー性皮膚炎もこの機構で起きるものと考えられてきた。」 「事実、アトピー性皮膚炎の症状の一部はこの機構で起きている。症状のほとんどがこの反応で説明出来る人もいる。だがそうではない場合の方が多いのだ。たとえば、皮膚のかゆみはヒスタミンが原因である。だから抗ヒスタミンを使用することで、かゆみを抑えることは出来る。だが、湿疹は一向に良くならない。これがアトピー性皮膚炎のナゾとされてきた。しかしアトピー性皮膚炎のかゆみと湿疹とは、別な反応によって起きていることが分かってきた。」 「“アレルゲンによるマスト細胞の刺激からヒスタミン放出に至る反応は即時型アレルギー反応と呼ばれていますが、もう1つ、遅発型アレルギー反応というものがあるんです”(奥平講師)。この反応は、喘息の研究で明らかになってきたものだ。アレルゲンを吸い込むと15分〜20分後に喘息の発作が起きる。これは先ほどの即時型アレルギー反応である。 ところが、6〜10時間後にもう一度発作が起きることが1980年代に見つかったのである。これが遅発型アレルギー反応である。」 「1985年オランダのデ・モンシーによって遅発型喘息反応を起こした患者の肺に[好酸球]が集まっていることが見つかった。この好酸球が遅発型アレルギー反応の主役だったのである。好酸球は細胞内に非常に刺激性の強い物質を蓄えている。この物質が放出されると皮膚や粘膜に強い炎症が起きるのである。アトピー性皮膚炎の症状は好酸球によって起こっていたのだ。“このことが発見されるまで、好酸球はマスト細胞から放出される物質に反応して集まると考えられていました。そして好酸球はアトピー性皮膚炎を治すために皮膚に集まってくる善玉の細胞だと思われていたのです”(奥平講師)」→「好酸球増加」 「好酸球が活性化されるプロセスはこうなっている、アレルゲンをが侵入してマクロファージがそれを食べ、ヘルパーT細胞に渡すところまでは即時型アレルギー反応と同じだ。ヘルパーT細胞は、B細胞を活性化する物質を出すと同時に、好酸球を呼び寄せる物質も出していたのである。“これがインターロイキン5(IL-5)という物質でした。実際にアトピー性喘息の人のリンパ球にアレルゲンを作用させると、大量のインターロイキン5が放出されました。喘息ではない人のリンパ球ではこの現象は起きませんでした”(奥平講師)」 「アトピー性皮膚炎の人は、アレルゲンに反応してどんどんインターロイキン5を作ってしまう体質を持っているのである。さらに研究は進み、ヘルパーT細胞の中でどのようにしてインターロイキン5が作られるのかも明らかになってきた。」 「“細胞は様々なタンパク質を作る工場です。T細胞にアレルゲンの刺激が伝わると、それがきっかけで、連鎖的な分子生物学的な反応が起きてきます” (奥平講師) たとえて言えば細胞は自動車工場のようなものである。ただ普通の工場が生産指示書などの情報で動くのに対し、細胞は伝達物質のやり取りで稼働する。言ってみれば工場に大型トラックのタイヤを渡すと、そのタイヤにあうトラックを作ってくれるようなものだ。タイヤを渡すと、そのタイヤの型を取り、そのタイヤに合う車の設計仕様書を探しだし、コピーを取ってくる。後はそのコピーに従ってトラックを大量生産するのである。設計仕様書に当たるのが遺伝子という訳だ。ここまで分かってきたことで、ステロイドがなぜ効くのかも明らかになってきた。ステロイドは設計仕様書に書いてある情報の受け渡しをストップするのである。ただ、ステロイドはヘルパーT細胞だけでなく、多くの細胞に働きかけるので、副作用も出てくるという訳だ。ただし、以上の機構については、まだ充分に解明されていない部分もあるようだ。」 「“アトピー性皮膚炎の発症機構として、インターロイキン5の作用は重要です。しかし皮膚が炎症を起こすと、アレルゲンのみでなく刺激物質なども侵入しやすくなり、細菌の増殖も起きてきます。そこで第2、第3の炎症反応が起きてくる。アトピー性皮膚炎の湿疹の部分を調べると、種々の免疫細胞が複雑に関与しているようです。様々な免疫系に働きかけるステロイドが重要性を増してきたといってもいいでしょう”(中川秀巳・東京大学医学部助教授)」(Quark NO179 p48〜p51) |
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| かゆみ | を抑えるタンパク質 2008年、横浜市立大学医学部の五嶋良郎教授・池沢善郎教授らのグループはアトピーによるかゆみを抑えるタンパク質を見つけた。 神経細胞の成長を妨げるタンパク質『セマフォリン3A』を、アトピー性皮膚炎のモデル動物の皮膚に投与すると、皮膚炎が改善し、皮膚をひっかく回数が減少した(マウス実験)。 顕微鏡で観察すると皮膚の神経量が減少し、炎症細胞も減っていた。異常行動は特に見られなかった。セマフォリンと自己免疫 |
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| セ ラ ミ ド |
アトピックドライスキン 角質層には角質細胞と細胞間脂質(セラミド)があり、角質細胞の中で、水分を保持する役割を担っているのがNMF(天然保湿因子)と呼ばれています。NMFは尿素やアミノ酸、ナトリウム・カリウムなど20種類の物質からできています。 セラミドとは角質層の細胞と細胞の間にある細胞間脂質のことで、肌の潤いを守るために大切な役割を果たしています。角質層の細胞間脂質の49%をセラミドが占めていて、うるおいのベースになっています。さらに、セラミドは外部からの刺激に対するバリア機能を担っています。セラミドが減少してくると、炎症が起きていない部分(無疹部)もカサカサになってしまいます。 アトピー性皮膚炎の皮膚には、正常な皮膚にない特殊な酵素『スフィンゴミエリンデアシラーゼ』が発現し、皮膚の中にセラミドができなくなってしまうのです。そのため、ステロイドで一時的に炎症を抑えて症状が改善しても、セラミド不足でバリアー機能が低下しているので、ダニなどの外からの刺激で、また悪化してしまうとう悪循環が起きていたのです。そのためセラミドを含有したクリームが必要になります。 |
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| 汗不足 で 悪化? |
アトピー性皮膚炎の患者は健康な人に比べると汗が出にくい傾向があることを杏林大学医学部の研究グループが見つけた。風呂上がりの汗の量が健康な人と比べて、額の部分では約58%、汗が出にくいことでアトピー患者は皮膚の温度が高くなりすぎ、炎症が悪化している可能性が考えられるという。 研究を実施したのは塩原哲夫教授と早川順助手ら。40人の患者と同数の健康な人の計80人を対象に、風呂に10分間つかった後、額や首、ひじ、背中の皮膚から発汗量を測定した。その結果、すべての部分で患者の発汗量は健康な人より少ないことが分かった。湿疹が出ていない場所でも汗の量は少なく、特に額や背中で出にくかった。 アトピー性皮膚炎は皮膚の外敵防御機能の低下が原因の1つと言われる。発汗が不足し皮膚の角質の水分が減れば、バリアー機能は低下。また汗不足で皮膚の温度が上がれば湿疹がひどくなるとみられる |
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| 歯の 治療 |
歯の治療で充填剤として利用される水銀合金のアマルガムがアトピー性皮膚炎などの要因になっているとの調査結果を10/19、京都市の開業医・島津恒敏さん(アレルギー科)らが熊本県水俣市で開催中の水銀国際会議で発表した。 島津さんは「アマルガムの使用は禁止にするか、使う場合でも危険性を患者に説明すべきだ」と訴えた。島津さんは大阪市の歯科医・高水永和さんと共同で、1991年〜98年、アマルガムが充填剤として使われ、アトピーなどアレルギー性皮膚炎のひどい京阪神や岡山の患者計300人を対象に調査。歯からアマルガムを取り除き、代わりに他の金属やプラスチックを詰めて経過を観察すると、1年後には約70%の患者で皮膚炎が改善、うち半数以上の約58%は完全に治癒した。 これらの結果からアマルガムの水銀がアレルギー性皮膚炎の発症に重要な役割を果たしていると結論。微量にとけ出す水銀が、汗や血液を通じて皮膚を刺激するためと見ている。 |
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| プ-ル で 悪化 |
スポーツ施設や学校のプールの水質管理が問題視されている。水が汚れれば消毒用の塩素を入れる量を増やし病原性大腸菌O157などの感染症だけは防ぐ。そんな塩素頼みの傾向が強まっている。 プールからあがり、体が乾いてくると、胸や背中・手足にみるみる赤い発疹が広がる。東日本の国立大学で水泳部コーチのA男さん(24)は、かゆくてたまらなくなる。アトピー性皮膚炎の症状が悪化するからだ。 幼い頃からそうだった。小学生の時は地域のスイミングスクール、中学、高校時代は水泳部。大学は水泳の指導者をめざし。体育学部を選んだ。薬を塗ってもすぐ元に戻る。最近は練習後すぐにシャワー室に飛び込み、石鹸で全身を丹念に洗うのが自衛策だ。 症状の出方はプールによって違う。塩素臭の強いプールほどひどいと感じる。プールサイドにいるだけで息苦しいところも少なくなく、「塩素濃度が定められているはずなのに」と首をかしげる。 大学のプールは授業や一般開放で1日に500人以上が利用し、いきおい塩素が多くなる。 逆に、塩素の量が少なく、透明度の高いプールで泳ぐときは、症状は楽だ。日本にはそんなプールは少ないと言う。 皮膚科医やプール関係者が因果関係を主張し始めたのは数年前だ。汗や唾液・尿・化粧品などのヨゴレと塩素が結びついて出来る化合物がアトピーの悪化や肌の荒れ、髪の脱色、目の痛みを引き起こすと、主張する。 これに対して、厚生労働省は「何の証拠もない」との立場だ。 ただ、プールで皮膚障害が悪化する例は増えている。アトピーに詳しい東京逓信病院の元副院長(皮膚科医)の戸田浄さん(70)は、「アトピーを含めて皮膚が弱くて、プールでトラブルを起こす子供は、多く見積もると100人のうち15〜16人ではないか」と見る。 医師としては「プールを避けなさい」というのが普通だ。アトピーを理由に、学校での授業でプールに入らない子供も増えている。 プールの消毒用塩素濃度は文部科学省と厚生労働省の衛生基準を上回る傾向にある。 基準値は1リットル当たり0.4mg以上、1mg以下が望ましいと定められている。水道水(0.1mg以上)の4倍。「0.4mgあれば、殺菌力は十分」(厚労省)とされる。ところが、関係者によれば、平均0.6〜0.8mg。1mgを超すプールもあるという。 ☆底や壁にゴミ いまのプールは、濾過装置をつけて水を循環させる方式が主流。 プール→集毛器→濾過装置→塩素タンク→プール これだと、数年に1回しか水を抜かないため、水泳客が多いと底や壁にゴミが溜まることがある。筑波大の田神一美・助教授が全国40ヶ所の公営プールで底のゴミを調べたら、半数からダニが出た。→「温泉」 |
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| 【芳香療法】 | <1>ベルガモット <2>メマツヨイグサ油 |
| 【宝石療法】 | アンバー コーラル |
| 【栄養療法】 | ・胎盤 ・亜鉛の摂取(15mg/1日)が効果的です。 ・ビタミンC、B群、E ・ナイアシンB |
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