| Bウイルス |
| Bウイルス |
ヘルペスウイルスの一種 「ヒトが感染すると脳炎などを起こし、致死率が高いウイルスだ。医学実験用動物、マカカ属サルが「Bウイルス」をヒトに移し、脳炎を起こし、36人が感染し、23人が死亡した」 日本ではまだ「Bウイルス」感染の報告がないので安心していたところ、さらに驚く記事が朝日新聞に掲載された。「輸入サル4割感染・ヒトに脳炎起こすBウイルス」とあって、医学実験用にアジアなどから輸入しているマカカ属サルの4割以上が、人命にかかわりかねない「Bウイルス」に感染していることが、大半の実験用サルの検疫業務にあたっている(社)予防衛生協会のまとめで分かったという記事だった。予防衛生協会は国立予防衛生研究所の外郭団体で、厳密なウイルス検査などが出来る国内唯一の研究機関である。 その予防衛生協会によると、1995年4ヶ月で検査したカニクイザルやアカゲザル1027匹のうち、436匹(42%)がBウイルスの抗体を持っており、感染していることがわかった。 ペットとして輸入されたサルには、法的に義務づけられた検疫制度はない。 大蔵省の外国貿易統計課によると、サルは年間約5000匹が輸入されている。藤田紘一郎著「ボンボン・マルコスのイヌ」より。 |
| ペットに 注意 |
1999年、大阪で国際希少動物の取引で摘発された大阪市のペットショップが、ヒトに移ると致死率の高い「Bウイルス」に感染したカニクイザルを売っていた。 Bウイルスは、ヘルペスウイルスの一種で、アカゲザルやカニクイザルなどマカカ属のサルが自然宿主とされる。成熟したカニクイザルの80〜90%が感染している。噛まれたり、引っかかれたりして感染すると、脳炎や脊髄炎を起こし、死に至る(致死率70%)。日本には毎年4000〜5000頭の霊長類が輸入されている。 検疫はエボラとマールブルグだけが義務づけられていて、Bウイルスには規制がない。(東嶋和子著「死因事典p249」講談社) |
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「感染症」 「ヘルペス」 |