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梅核気






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のどがつまる感じ
嚥下困難
食道狭窄
食道ガン
咽喉神経症
ムチ打ち症
ヒステリー







梅核気 (ばいがくき)
  • =咽喉のあいだに障碍があって、吐いても出ず、呑み込んでも入らない、ちょうど梅の実のようなものがノドにかかっているように感じる。
  • 西洋医学でいう・・・







梅核気に用いる漢方薬
    1. (のどの異物感)
    2. 梔子は“咽中のふさがる”のを治する効があり、利膈湯、などは食道炎・食道ポリープ。食道ガンなどによる嚥下困難に用いられる。そこでこれらもまた咽頭の異物感に応用でられる。また梔子の配剤せられているの証にも、のどのつまるという訴えがもられる。《大塚敬節》
    3. 14歳の男子。10日前からひどいジンマシンが出るようになった。その頃から、のどがつまるような感じが起こり、又、のどがつまるような時にはジンマシンもひどく出るという。前々から便秘するくせがあり、下剤で通じをつけているという。を用いる目標の1つに“心胸安からず”という症状がある。私はこののどがつまるような感じを“心胸安からず”の変形とみた。そしてを用いたところ、5日間の服用で、のどのつまる感じが去ると共に、ジンマシンも全く出なくなった。《大塚敬節》
  1. 甘麦大棗湯
    1. 元浜街の伊勢屋啓助の女、21歳は、昨年の7月上旬の夜半に、突然、眠りから醒めたところ、胸苦しく、何か物がのどに衝き上がってくる感じで、その状は、喘鳴でもなく、吃逆でもなく、嘔吐でもなく、気でもなく、実に名状することの出来ない気持であった。ところが夜明け近くになると、忽然として、その感じが消え去って、平素と変わらなくなった。しかしその発作は時々起こって、患者を苦しめた。そこである医者に治を乞うたところ、その医者は肺病だといって薬をくれたが、ちっとも効がないばかりか、病状はますます激しくなる一方である。そこで11/25に予に治を乞うた。
      これを診るに、脈・腹共に異常なく、飲食、大小便もまた平素と変わりがない。ただ月経の来る時期が少し狂っているという。自分が思うに、これは《金匱要略》にある、婦人の蔵躁(ヒステリー)の1症であろうと。そこで甘麦大棗湯を作って与えた。そして1日おいて、次の日に往診してみると、おかげさまで大変気分が良くなりましたという。それからまた3、4日たって往診してみると、病苦は全くなくなったという。そして、その後は再び発作が起こらなくなった (下条通春・和漢医林新誌第50号)
  2. 柴胡加竜骨牡蛎湯
  3. 柴朴湯
  4. 半夏厚朴湯
    1. 京橋の○○の妻、花は21歳で、今年の4月に分娩して後、児沈痛を患い、1ヶ月ほどたって治った。ところが、その後、肩背に浮腫が現れ、鳩尾で動悸がし、胸脇が苦満し、手の甲がシビレ、めまいがして、食事に味がなくなった。その上、発作性に時々のどに、トゲのようなものがある感じになり、それを吐こうとしても出ず、呑もうとしても下らない状態になり、その時は全身から汗がにじみ、顔は酒に酔ったようになり、今にも悶絶するのではないかと思われる。このような発作は1日に1回は起こる。そこで八丁堀の北島町の洋医、橋爪某に治を托したが、20日ほどたっても、寸効もないので、更に何人もの医者に診せた。しかし良くならないので、予に治を乞うた。
      これを診ると、脈は微細で、舌も、大小便も異常がない。そこで予は梅核気の一種と診断して、半夏厚朴湯を与えた。するとたった3日で病情は大いに軽快し、1ヶ月ばかりで全治した。(滝松柏・和漢医林新誌第62号)
    2. 24歳女性。
      結婚して1年くらい。数ヶ月前から、のどに球状のものがつかえて、気持が悪いという。その他には何の異常もない。2、3の医師に診てもらったが、何処も悪くないと云われたという。
      血色も良く、腹証も、とりたてて云うほどの特徴は無く、振水音もない。月経も、大小便も異常がない。神経症らしいところもない。しかし私はこれに半夏厚朴湯を用いた。すると1週間後に来院したときは、ほとんど咽頭の異物感を忘れ、3週間の服用で全治した。《大塚敬節》
    3. 腹部が軟弱無力の者に用いると、かえって気分の悪くなる者がある《大塚敬節》
    4. 此の症は、後世の所謂梅核気也。桔梗を加ふれば尤も佳なり。南呂丸を兼用す。《類聚方広義》
  5. 苓桂朮甘湯
    1. (咽頭の異物感)
    2. 荊妻、年32歳。1日忽然。咽中一物あるが如き心地せり。呑めども下らず。吐けども出でず。凡そ10日余を経て癒えず。之に加ふるに頭重き、眩暈し、気宇欝閉せり。飲食二便故の如し。その脈沈緊なり。余以て梅核気となし、半夏厚朴湯を服せしむるに寸効なきのみならず、その症更に甚だし。すなわち“気上って咽喉に衝く”の主治にもとづき、急に苓桂朮甘湯を作りて服せしめ、前症悉く去れり。(山田業精・和漢医林新誌第111号)



咽中炙臠 (いんちゅうしゃれん)
=咽喉部に炙った肉の一片がひっかかっているような異物感のこと。



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