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- 甘麦大棗湯
- 柴胡加竜骨牡蛎湯
- 柴朴湯
- 半夏厚朴湯
- 京橋の○○の妻、花は21歳で、今年の4月に分娩ぢて後、児沈痛を患い、1ヶ月ほどたって治った。ところが、その後、肩背に浮腫が現れ、鳩尾で動悸がし、胸脇が苦満し、手の甲がシビレ、めまいがして、食事に味がなくなった。その上、発作性に時々のどに、トゲのようなものがある感じになり、それを吐こうとしても出ず、呑もうとしても下らない状態になり、その時は全身から汗がにじみ、顔は酒に酔ったようになり、今にも悶絶するのではないかと思われる。このような発作は1日に1回は起こる。そこで八丁堀の北島町の洋医、橋爪某に治を托したが、20日ほどたっても、寸効もないので、更に何人もの医者に診せた。しかし良くならないので、予に治を乞うた。
これを診ると、脈は微細で、舌も、大小便も異常がない。そこで予は梅核気の一種と診断して、半夏厚朴湯を与えた。するとたった3日で病情は大いに軽快し、1ヶ月ばかりで全治した。(滝松柏・和漢医林新誌第62号)
- 24歳女性。
結婚して1年くらい。数ヶ月前から、のどに球状のものがつかえて、気持が悪いという。その他には何の異常もない。2、3の医師に診てもらったが、何処も悪くないと云われたという。
血色も良く、腹証も、とりたてて云うほどの特徴は無く、振水音もない。月経も、大小便も異常がない。神経症らしいところもない。しかし私はこれに半夏厚朴湯を用いた。すると1週間後に来院したときは、ほとんど咽頭の異物感を忘れ、3週間の服用で全治した。《大塚敬節》
- 苓桂朮甘湯
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