分岐鎖アミノ酸
(BCAA)  

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BCAA 分岐鎖アミノ酸
  • 分岐鎖アミノ酸とは
    • 分岐鎖アミノ酸とは、ロイシン(leucine)・イソロイシン(isoleucine)・バリン(valine))のことを指します。
      これら3種類のアミノ酸は、グルタミン同様、筋肉のエネルギー源として利用されやすい性質を持っています。
      特にロイシンは、体に筋肉がつくのを助け、筋肉を失わせないようにする性質を持っています。そのため、グルタミンと同様に、スポーツ選手によく利用されているアミノ酸です。
      BCAA
      (分枝鎖アミノ酸)
      バリン・イソロイシン・ロイシン
      AAA
      (芳香族アミノ酸)
      フェニルアラニン・チロシン
      BCAAとAAAのモル比
      (Fischer比)
      劇症肝炎や非代償性肝硬変症では、Fischer比が1.8以下になりやすい
      また、これら分岐鎖アミノ酸は、脳の疲労を軽減する働きもあると言われています。
    • 脳の疲労は、筋肉にセロトニンという物質が増えるために起こるという説があり、このセロトニンの合成を、分岐鎖アミノ酸がおさえるようです。
  • 肝硬変血糖値
    • 味の素は2003年12/15、肝硬変患者の低アルブミン血症を改善する『分岐鎖アミノ酸』に、血糖値の異常を改善する薬理作用があると発表。
      インスリンと異なる情報伝達機構で筋肉に作用し、血糖の取り込みを促す。同社はこのアミノ酸を肝硬変患者向けの薬剤として販売している。
      肝硬変の患者に糖尿病に似た血糖値の異常が見られることに着目。
      肝硬変のモデルラットの筋肉を取り出し、試験管内で実験的に糖を取り込ませた。
      筋肉に分岐鎖アミノ酸を作用させると、糖の取り込み量が1.5倍以上増えた。
    • アルブミン合成に関わる「mTOR」と呼ぶ遺伝子を介して、取り込んだ糖を貯蔵用のグリコーゲンに変えることも確認した。
      食事直後の高血糖を下げ、空腹時の低血糖を抑える効果があるという。
      人間が1日12gのアミノ酸製剤を摂取したのと同水準濃度で効果を発揮した。
      血糖値の異常は肝不全の悪化や肝臓ガンを誘発するリスクになる。
  • スポーツ
    • 「約500種類のアミノ酸があるが、うち20種類が3大栄養素の1つであるタンパク質の構成要素となる。20種類の組み合わせによって異なるタンパク質を作り出し、それぞれ骨・筋肉・血液などを形成する。
      • 食事からしか摂取できない9種類の「必須アミノ酸」と、体内で合成される11種類の「非必須アミノ酸」がある。
      • 必須アミノ酸のうち、イソロイシン、ロイシン、バリンのの3種が『分岐鎖アミノ酸(BCAA)』。
        • スポーツに欠かせないアミノ酸として注目されている。

    • アミノ酸は疲労回復と持久力向上に効果がある。
      人間は通常、体内に糖質と脂質というエネルギー源を持つ。
      ただ、脂肪は燃焼に時間がかかり、糖質は消費するときに疲労物質の乳酸の発生を伴う。
      マラソンで「35キロの壁」といわれるように終盤にブレーキが掛かるのは、糖質を使い切ってしまい、脳が働かなくなって意識がもうろうとするため。そこで、第3のエネルギー源としてアミノ酸の出番となる。「分岐鎖アミノ酸(BCAA)」と呼ばれるアミノ酸は脂肪の燃焼を促進させ、乳酸の発生も抑える。BCAAは筋肉を構成するタンパク質の主成分でもあるので、破壊された筋繊維を修復させる。
      ただ、正しく摂取しないと効果は半減してしまう。
      ポイントはレース前の摂取。
      脂肪燃焼を促進させる効果をフルに生かすためにも、レース前に十分に取り込んでおいて方が脂肪をエネルギーに転換しやすくなる。レースの3〜7日ほど前から摂取し、最後はレースの1時間ほど前、糖質を貯蓄するネライで、ランナーがレース前に炭水化物を多く摂取する「カーボローディング」の発想と同じだ。

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