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ビフィズス菌






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ビフィズス菌
善玉菌の代表・・・ビフィズス菌
  • 1899年、乳児の便から発見された。
  • 乳酸とともに酢酸も大量に作る。
    赤ちゃんでは生後3日目にはビフィズス菌が現れ、5日目頃から大腸菌を上回る。
    伝統的なヨーグルトには、もともとビフィズス菌は含まれていない。

新生児に感染予防効果
  • 「生まれたばかりの赤ちゃん、特に未熟児に早くからビフィズス菌を飲ませると、腸の重い感染症予防に効果があることが、大阪府立母子保健総合医療センター新生児科の北島博之医長らの臨床結果で分かった。

  • ビフィズス菌を臨床に使い始めた1990.4月の「以前」と「以後」で、腸内に細菌が住み着いて起こる壊死性腸炎と敗血症・髄膜炎の発生状況を調べた。
    • フィズス菌は主に1日1回、
    • 最初のミルクと同じ日から4週間飲ませた。

    壊死性腸炎
    は「以前」に入院した2907人のうち15人に起きたが、「以後」の1077人では1人。
  • 敗血症・髄膜炎も「以前」が22人、「以後」は1人だった。
  • 北島医長は「腸内に良い細菌が定着、悪い細菌がはびこるのを防いでいる。それでも増える細菌はあるが、抗生物質で治療できる」と言う。

健康維持には、
  • 全腸内細菌の25%をビフィズス菌が占めると理想的と言われているが、一般に成人でも15%程度、80歳を越えると1%程度に低下する。







ガンへのDDS
  • 「無秩序に増殖を続けるガン細胞は成長スピードが速いだけに酸素の消費量も多く、腫瘍の周辺部では低酸素状態になりやすい。「ビフィズス菌は酸素が少ない場所でしか生き延びられないために、腫瘍の周辺部でだけ増える」(谷口俊一郎・信州大学教授)
    ビフィズス菌を使って、ガン細胞に送り込む新薬の臨床試験が2009年から米で始まる。
    ガン病変に集まる性質は[胃ガン]などの固形ガンをねらい打ちする薬剤に向いている。谷口教授は「遺伝子組み換え技術で、ようやくビフィズス菌を薬に改造できる環境が整った」と語る。
  • 『シントシンデアミナーゼ酵素』の遺伝子をビフィズス菌に組み込んだ。
    APS001(開発番号)をマウスに注射し、腫瘍周辺で増殖した後に抗真菌剤を投与。抗真菌剤が抗ガン剤に変わりガン細胞を集中攻撃することを確認した。

  • 2011年、信州大学発の創薬ベンチャー「アネソファーマ・サイエンス」は同社が開発した抗ガン剤候補を使った治療法について第1相臨床試験を2012年から米国で始める。ガン組織の深部に集まるビフィズス菌の性質を利用して抗ガン剤を送り込む。生きたビフィズス菌の一種で、「シトシンデアミナーゼ」という酵素を生産するように遺伝子組み換え技術で生みだした。シトシンデアミナーゼは抗真菌剤「5-FC」(5-フルオロシトシン)を、消化器ガンなどに対して治療効果がある「5-FU」(5-フルオロウラシル)に変換する働きがある。一方、ビフィズス菌は酸素が薄い環境でしか生きられないため、開発した製剤を静脈内に投与すると、低酸素状態になりやすいガンの深部に集まる性質がある。





比較 有胞子性
乳酸菌
ビフズス菌
乾燥・熱・胃酸に 強い 弱い
胞子の形成 ×
胃酸の抵抗性
腸内到達率
増殖率








母乳
  • 2008年7/9、食品総合研究所や京都大学のチームは、母乳の中に整腸作用などがあり、健康に有用なビフィズス菌を増やす成分があるのを突き止めた。
    研究には食品総研と京都大学・東京大学・石川県立大学が参加。

  • ビフィズス菌は母乳に含まれる[ミルクオリゴ糖]という成分を分解して[ラクトNビオース]を作り、体に取り込むことで成長していた。
    ラクトNビオースは糖が2つ結合したもの。

  • 母乳で育てている子供の腸内にすむ細菌はほぼビフィズス菌だけ。このため、母乳に菌を増やす仕組みがあると長年研究されてきたが、詳細は不明だった。
    ラクトNビオースはビフィズス菌だけを増やし、他の乳酸菌や体に良くない悪玉菌などは増やさない。

  • 研究チームは砂糖などからラクトNビオースを大量に製造する方法を開発済みで、安全性を確かめたうえで商品化の予定。
    現在の粉ミルクにもビフィズス菌を増やす成分が添加されているが、菌の増え方は母乳と比べて遅かった。


「ホスホケトラーゼ」の立体構造解明
  • 2010年、東京大学、京都大学、石川県立大学の久ループはビフィズス菌の中で働き、菌が生きる上で不可欠の酵素の立体構造を突き止めた。
    ビタミンB1やリン酸が近くにある構造をしており、この結果ビフィズス菌の代謝が効率良く進むという。
  • ビフィズス菌は腸内細菌の「善玉菌」として知られている。
    アルカリ性に傾きがちな腸内を酸性にするなど腸内環境を整える働きがある。
  • 東大の若木高善教授らはビフィズス菌の体内で働く酵素「ホスホケトラーゼ」を調べた。
  • この酵素は酢酸の元になるアセチルリン酸を作り出す。
    他の菌ではほとんど存在しない。
    研究グループは人の腸から採取したビフィズス菌の中からホスホケトラーゼを抽出。SPring-8のX線で詳しく解析した。
    その結果、蝶が羽を広げたような立体構造をしていることが分かった。
    中央部分に補酵素(ビタミンB1)やリン酸などがあり、アセチルリン酸を効率よく作り出せる構造になっていた。

日本人
  • 日本人の腸にいるビフィズス菌は欧米や中国などの海外に比べて、約10倍多い。
  • 2015年、国際チームがアジア5地域の小学生を調べた。
  • その結果、日本の子供のお腹には善玉菌であるビフィズス菌が多く、悪玉菌は少なかった。
  • 東京・福岡の子供が高かった。

ビオチン・酪酸が増加する
  • 2015年、ビフィズス菌が腸内フローラ(腸内細菌のかたまり)を刺激して、ほ乳類にとって必須栄養素のビオチンや腸内の免疫細胞を誘導する酪酸が増えることを、理化学研究所と森永乳業が突き止めた。
  • ヒトの腸内フローラを持つモデルマウスにBB536を投与。
  • 未投与グループと比べるとビオチンや酪酸が増加した。





ゴリラから新たなビフィズス菌が見つかった。
  • 2013年、京都大学の山極寿一教授や京都府立大学の牛田一成教授、ガボン熱帯生態研究所は、野生のゴリラから新種のビフィズス菌を見つけたと発表。
  • ガボンの熱帯雨林に生息するニシローランドゴリラ20数頭の群れを2009年から4年かけて追跡し、回収した糞に含まれる菌を調べた。
  • その中にビフィズス菌の新種が1種、関連する亜種が2〜3種あった。

  • ビフィズス菌は大腸で糖を分解して体内に吸収しやすくし、他の菌による腐敗を防ぐ役割も持っている。
  • 40数種類あるうち、人からは10種が見つかっており、腸内細菌の数%を占めるほど数量が多い。



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