びまん性汎細気管支炎(DPB)

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せき」「気管支喘息」「慢性気管支炎」「気管支炎COPD
DPB
まん性汎細気管支炎肺に空気を送り込む気管支の中でも、細かく枝分かれしている細気管支に広く慢性の炎症が起きる病気。
<1>東アジアに多い。
<2>症状は、せき痰がひどく呼吸困難を起こすため、以前は死亡する人も多かった。
<3>エリスロマイシン(マクラロイド系抗生物質)が有効。
「マクラロイド系の抗生物質に耐性を持つ細菌で肺炎を起こす患者には、ペニシリン系が有効。」
病態 両側性びまん性の呼吸細気管支領域を主座とする慢性炎症と、慢性下気道の持続性感染症。
診断基準 1982年、厚生省特定疾患「間質性肺疾患」調査研究斑)
[T]概念:
<1>びまん性汎細気管支炎とは、呼吸細気管支に病変の主座をおく慢性炎症が、両肺びまん性に存在し、強い呼吸障害をきたす疾患である。
<2>形態像は、呼吸細気管支を中心として細気管支炎及び細気管支周囲炎であり、リンパ球・形質細胞など円形細胞浸潤がみられる。しばしば、リンパ濾泡形成を伴うが、ときには肉芽組織による閉塞の形をとることもある。
<3>性差はほとんどなく、発病年齢は各年代層にわたり、高率に慢性副鼻腔炎を合併または既往に持つ。
<4>慢性せき・タン・労作時息切れを主症状とし、呼吸不全のために転帰をとることが多い。
[U]主要臨床所見
<1>咳・タン、及び労作時の息切れ
<2>胸部聴診所見:
      湿性ラ音
      乾性ラ音
<3>胸部X線所見:
    両肺野びまん性散布性粒状陰影および
    肺の過膨張所見。
<4>呼吸機能検査所見:
「以下の4項目中3項目以上を満たすもの。」
    1.1秒低下
    2.肺活量低下
    3.残気率増加
    4.低酸素血症
[V]診断:
<1>臨床的に上記の主要臨床所見を満たすもの。
<2>鑑別を要する疾患:
    1.慢性気管支炎
    2.気管支拡張症
    3.気管支喘息
    4.肺気腫症
検査 胸部X線(高分解能CT)
呼吸機能検査
動脈血ガス
寒冷凝集素価
血清IgE・・・・上昇
喀痰細菌検査
副鼻腔X線
心エコー
5年生存率 1995年度の厚生省びまん性肺疾患調査研究班の報告では、
1.70〜79年に初診を受けたDPB患者190人の5年生存率は62%。
2.85〜90年初診の87人では91%。

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