ビタミンB2
リボフラビン

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関連情報
酵素」「ビタミンB1」「ビタミンC」「白内障」「口内炎

ビタミンB生理作用
  • 生体内の酸化還元反応に補酵素として、FAD・FMNの形で働いている。
    FADを補酵素とするフラビン酵素が圧倒的に多い。
  • 食物由来のリボフラビンが吸収され、体内に移行してもFAD・FMNの補酵素の形にならない限り、利用形態にならない。この補酵素型への転換には『甲状腺ホルモン』が関与していることが知られている。
    一般に甲状腺ホルモンは補酵素型への変換を促進する。
  • 脂肪酸の代謝と関係が深い
    • 日本人の食生活では、ニコチン酸(ナイアシン)は欠乏しにくいが、B2は欠乏しやすいと言われている。
      例えば、C18:0のパルミチン酸1分子を完全に分解して9分子のアセチルCoAに変えるためには、FADを補酵素とするアシル-CoAデヒドロゲナーゼの反応を8回、NADを補酵素とするβ-ヒドロキシアシルCoAデヒドロゲナーゼの反応を8回受けなくてはならない。
      グルコースの場合は、NADを補酵素とする反応が4回でアセチルCoA2分子が生ずる。
      このような酵素反応でのB2への依存度が大きいことが脂肪酸の完全燃焼にビタミンB2の必要性が高くなる。
  • フラビン酵素の一員であるので、エネルギー産生に大きく関係するだけでなく、呼吸鎖でのNADH2よりの水素の授受に関係する。
  • グルタチオン
    • 生体内で別の酸化還元反応の補酵素である『グルタチオン』の再生を行っているグルタチオン還元酵素の一員でもある。
      グルタチオンペルオキシダーゼが脂質の過酸化反応の防止に役だっていることと関連づけると、間接的にグルタチオンを介して、脂質の過酸化反応の防止にも関連していることを示す。

リボフラビン リボフラビンはイソアロキサジンとリビトールが結合したもので、紫外線部分以外に、可視光線部分にも吸収極大をもち(223、268、374、448nm、水溶液)、黄橙色を呈する。
  • <1>酸に対し安定
    <2>アルカリ性で分解する。
    <3>加熱しても安定している。
    <4>酸化・還元されやすい。
    <5>光を照射すると光酸化を受けやすい
リボフラビンが蛍光を持つことと関係があって、光のエネルギーを吸収し、励起され、この励起されたリボフラビンが酸素を活性化し、活性化された酸素が他の化合物をを酸化する。
生体内では、リン酸が結合したFMN(フラビンモノヌクレオチド)及び、これにアデニル酸が結合したFAD(フラビンアデニンヌクレオチド)が補酵素型であり、フラビン酵素という一群の酵素群の補酵素となり、多数の酸化還元反応、水酸化反応などに関係している。
酪酸リボフラビン 血管内の余分な脂肪の燃焼を促進し脂肪の蓄積を防止する
検査 欠乏症状があっても、血中のビタミンB2はあまり減少しないので、以下の検査が必要。
<1>赤血球のグルタチオン還元酵素の活性(FDA酵素)
<2>ピリドキサミン5'-リン酸酸化酵素の活性(FMN酵素)
<3>B2負荷試験
B2 ・生長や生殖を助けるビタミンで、熱には強いが、紫外線には弱い。
・栄養機能成分として「皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素」とされています。
不足すると、皮膚が敏感になり、肌荒れや髪の毛の傷みを招きます。
欠乏症 基準値(50〜100ng/ml)以下
[口角炎]
[口唇炎]
[舌炎]
[眼結膜炎]
[脂漏性湿疹]
診断
  1. ビタミンB2特有の欠乏症状である皮膚粘膜移行部の炎症や紫赤色の舌乳頭腫脹(magenta舌)を呈する舌炎の存在
  2. ビタミンB2の負荷試験
  3. 血中ビタミンB2値の低下を確認
  4. 欠乏原因の有無の検索
    1. [抗菌薬][精神安定剤][ステロイド剤]の投与
    2. 食物
    3. 消化管からの吸収不全
    4. 体内需要を増大させるもの
    5. [肝硬変][糖尿病]などに見られるビタミンB2利用障害
  5. 治療による改善状態
低値
を示す疾患
  1. 口内炎
  2. 口角炎
  3. 口唇炎
  4. 舌炎
  5. 肝疾患
  6. 脂漏性皮膚炎
  7. 動脈硬化
    • 2は、体内で過酸化脂質の生成を防止している
  8. 白内障
  9. 発育不良
    • 細胞の再生などを司るフラビン酵素の働きを助け、とくに脂質の代謝を促進し、発育や粘膜の保護に役立つ。B2が不足すると脂質をエネルギーに利用出来なくなって発育が遅れる。
  10. 発ガンの抑制
  11. 皮膚炎・・・(肛門や陰部の)


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