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ブラッドパッチ






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脳脊髄液減少症

むち打ち症

手足のしびれ

頸部椎間板障害








ブラッドパッチ
  • 交通事故などが原因で長期にわたって、むち打ち症や慢性疲労を引き起こすとされる『脳脊髄液減少症』の理解と新たな治療法の普及を目指し、患者団体などが全国的な啓発活動を進めている。


  • 脳脊髄液減少症は交通事故やスポーツなどによる衝撃で脳を覆う硬膜に穴が開き、髄液が漏れることで起きるとされる。これまでは一般的には強い衝撃で髄液が漏れるという考えが無く、むち打ち症後に頭痛などの症状が長く続いても、原因不明で精神的なもの(気のせい)と判断されるケースが多かった。


  • しかし、4年ほど前から患者自身の血液を背中から注入して穴を塞ぐ『ブラッドパッチ』と呼ばれる新たな治療法の試みが一部の医師らの間で始まり、注目されるようになった。
    この治療法で患者の約3割がほぼ回復。
    4割が部分的に回復するというデーターもある。

  • ただ、この治療法を行っている医療機関は各国で40カ所程度にとどまり、健康保険の適用外で保険会社も多くも治療費の支払いを認めていないという。
    支援活動を続けるNPO法人「鞭打ち症患者支援協会」の中井宏代代表理事は「交通事故件数を考えると、患者は少なくとも全国で20〜30万人に達するはずだ 」と話す。








  • 2006年、ブラッドパッチを約430名に実施した山王病院(東京都港区)の美馬達夫・脳神経外科部長は“症状の改善には1人平均2〜3回の治療が必要”と話す。
    患者の7割は症状が改善するが、痛みなどが完全に消えるのは極めて少数。
    同症を提唱した国際医療福祉大学熱海病院の篠永正道教授は“認めているのは脳神経外科医で1割、整形外科医は1%未満”と語る。


主な医療機関
  • ・時計台記念病院(札幌市)
    ・国立病院機構仙台医療センター(仙台市)
    ・山王病院(東京都港区)
    ・国際医療福祉大学熱海病院(静岡県)
    ・角谷整形外科病院(和歌山市)
    ・高知市病院企業団立高知医療センター(高知市)
    ・九州労災病院(北九州市)

訴訟
  • 2007年11月、交通事故で「脳脊髄液減少症」となり後遺症が残ったとして、東京都内の男児と両親が損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。医学的に診断基準が確立されていないことから司法判断も分かれている。



  • 2012年、横浜地裁は厚生労働省が策定した新しい診断基準を採用した。
    神奈川県内で自転車で乗用車と衝突し、脳しんとうや液捻挫と診断され、その後に頭痛やめまいなどを発症しした男性に、磁気共鳴画像装置(MRI)などによる画像検査に同基準に該当する所見が複数あったと指摘、損害賠償を認定した






先進医療
  • 診断基準に混乱がみられるので、厚労省は2007年研究班を発足。
    CT(コンピュータ断層撮影装置)やRI(放射性同位元素)による画像判定をベースにした診断基準を作成し、2011年8月に公表した。


  • 2012年5月、ブラッドパッチ療法は、保険診療との併用を認める先進医療に承認された。
    硬膜外自家血注入療法(いわゆるBlood patch療法)が、最初に報告されたのは1960年であり、欧米では現在、脳脊髄液漏出症に対する治療法として標準的に行われている。しかし、わが国ではBlood patch療法の適応疾患を脳脊髄液漏出症ではなく脳脊髄液減少症として議論してきたため、脳脊髄液減少症の疾患概念自体が定まっていない状況では、時期尚早とされ、これまで保険適応外とされてきた。また過去に他施設よりBlood patch療法の先進医療申請がなされたが、同様の理由で承認には至らなかった。



  • (概要)
    本技術は、脳脊髄液が漏出している部分の硬膜外に自家血を注入し、血液と硬膜外腔組織の癒着・器質化により髄液が漏れ出ている部分を閉鎖し、漏出を止めるものである。


具体的手技を下記に記載する

  • @ 体位は、手術台上で側臥位または腹臥位とする。
  • A 17G(針の太さの単位)程度の硬膜外穿刺専用の針を用いて、抵抗消失法(穿刺針に注射器をつなぎ、注射器を押しながら針を進めていくと、針の先端が硬膜外に到達すると抵抗が無くなるのを参考にする方法)にて硬膜外穿刺を行う。
  • B 自家血は、15〜40ml 程度静脈採血し、注入に際しては、注入範囲を確認するため造影剤を4〜10ml 血液に加え、X線(レントゲン)透視下で注入する
    • 血液が漏れているところへ注射すると、血液が凝固してフタをする。
  • C 治療後、1〜7 日間の臥床安静の後、退院とする
  • D 評価は、Visual Analog Scaleを用いて、治療により症状が治療前の何%改善したかを数値化し行う。また、本治療による有害事象の種類、発生率も評価対象である


(効果)
  • これまでの報告では、約8割の患者で有効であるとされている

(先進医療に係る費用)・・・ 18,000円
  • 2016年4月から保険適用された。



粒子線治療に保険適用
  • 2016年1/20、ガン粒子線治療のうち、
  • に公的医療保険を適用する。
  • 交通事故などで髄液が漏れて頭痛が起きる症状の治療法「ブラッドパッチ」も適用が決まった。







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