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ボツリヌス菌






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食中毒  

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ボツリヌス菌
クロストリジウムの仲間で一番の悪漢である。
  • これは暴力団そのもので、構成する7名の悪玉のうち4名が我々ヒトに危害を与える。
  • 約200年前、ドイツとスカンジナビアとロシアのあちこちでと
    • 筋力低下
    • 呼吸障害
    の患者が発生し、これはソーセージや魚を食べたことと関連があるとされた。
  • 急激に死に至ることもあるこの病気は、ソーセージを意味するラテン語ボツルスからボツリヌス菌と呼ばれるようになった。
  • 1897年に、ヴァン・エルマンジェムという研究者が、ハムから発見。
    ボツリヌスが寄生生物ではなく、その中毒は侵襲性の感染症ではなく、この微生物がハムの中に放出した強力な毒素を食べた結果であることを解明。
    さらにこの毒は熱で破壊(胞子を確実に破壊するには121℃以上の高圧蒸気殺菌で可能)できること、食物の塩分が強すぎる場合には毒素を全然生み出さないことに気づいた。
  • ボツリヌス中毒は家庭で缶詰が作られるようになって発生件数が増え、アメリカでは1930年代に年間35件に達した。この細菌はガスを放出するのでふくれあがったブリキ缶は家庭での悪夢のネタになった。

  • ボツリヌス菌の胞子は自然界の至る所にあるので、汚染食品の中にすでに出来ている毒素を飲み込むことによるのではなく、感染症(たとえば汚れた傷口や腸管からの)としてボツリヌス中毒が起こることも考えられる。事実、成人にはめったに無いことだが、なぜか生後8ヶ月ごろの乳児の場合に、この経路をたどってボツリヌス中毒が起こることがある。
  • この稀な現象が乳幼児突然死症候の一因になる場合がある。

ハチミツ
  • 乳児にハチミツを与えるとボツリヌス中毒を起こすことがある。
  • こうしたケースのなかにはハチミツが原因と思われるものがいくつかあるので、赤ん坊にハチミツは食べさせられない。

ボツリヌスの胞子は亜硝酸を嫌う。
  • そのため、ホットドッグなどの半調理肉製品に添加物として入れている。
  • (ウエイン・ビドル著「ウイルスたちの秘められた生活」)














レトルト類似の食品に注意
2006年、常温保存したレトルト類似食品には、ボツリヌス菌の仲間である嫌気性菌などの様々な細菌が残っていることを、東京都立衛生研究所の門間千枝主任研究員らのグループが実験で確かめた。
実験では、89種類のレトルト食品をそれぞれ25℃で10日間保存した。このうち、77点に細菌がいることが、培養実験でわかった。
ボツリヌス毒素は検出されなかったものの、嫌気性菌は18点から検出された。
レトルト食品とは気密性陽気を使って、120℃で4分間殺菌したものを指す。類似食品では、そこまでの殺菌処理がされていない。千葉県で昨年夏発生したボツリヌス菌による食中毒は、こうした食品の常温保存が原因だった。


中国でボツリヌス菌
2013年、中国の国家品質監督検査検疫総局は8/4、ニュージーランドの乳業大手のフォンテラの高タンパク乳原料からボツリヌス菌が検出されたと発表。
輸入していたワハハによると、ボツリヌス菌は水素イオン濃度(pH)4,6以下の環境では生きることが出来ない上、80℃で死滅するという。
同社の乳製品のpHは4.1〜4.3で、製造工程中に高温殺菌していることから、「ボツリヌス菌が製品に含まれることはない」と主張。
ワハハ以外では、米コカコーラの現地法人に納入していた上海市糖業煙酒が「輸入した4.8dの中で使用したのは25s。残りは隔離措置した」と発表。
仏ダノンの現地法人は汚染原料が含まれた可能性のある商品の製品番号をホームページ上で公表。






毒素が体内に侵入する経路
  • 2015年、大阪大学と理化学研究所統合生命医科学研究センターのチームが解明。
  • 研究チームはマウスの腸に毒素を投与。
  • すると、腸の内側の、免疫に関わる「M細胞」が多く存在する部分に毒素が結合した。
  • さらに、M細胞の表面に受け皿のようにある「GP2]というタンパク質に毒素の無毒部分がくっつき、M細胞の中を通って体内に入り込むことを明らかにした。
  • 人のGP2でも同じように結合した。









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