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| 病態 | 種々の原因による膀胱粘膜の炎症。 基礎疾患がない単純性膀胱炎と、背景となる尿路疾患がある複雑性膀胱炎を区別する。 急性細菌性膀胱炎の多くが単純性であり、複雑性膀胱炎は慢性化することが多い。 |
| 検査 | ●尿検査 ・尿中白血球増多 ・血尿 ●尿培養・・・・菌数≧105/ml ●尿細胞診・・・・悪性腫瘍の否定 |
| 女性 に多い |
<1>尿道通り雑菌侵入!! 「OLのAさん(24)は就職して数ヶ月後、下腹部に張りや痛みを感じるようになった。同僚の勧めで婦人科に行ったところ、膀胱炎と診断された。時には微熱に襲われ、ひどい時には体の力が抜け、ソファに横になって休まざるを得ないこともたびたびだった。 膀胱炎とは、大腸菌など雑菌が尿道を通って膀胱に侵入し、炎症を起こす病気。排尿の時に痛みが走る、尿が近くなる、排尿の後も尿が残っているような残尿感がある、などが主な症状だ。また下腹部が張ったり痛みが出たり、微熱が出たりする。 接客などの仕事でトイレに立つ暇がなく、つい尿意を我慢してしまう。風邪を引いて体調が悪い。最近、仕事のしすぎで疲労がピークに達している。こんな体の状態のとき、膀胱炎の影は忍び寄る。体内で雑菌が繁殖しやすい条件がそろうからだ。 男性よりも女性のほうが膀胱炎にかかりやすいのは、尿道から膀胱までの距離が近い為、細菌が膀胱に侵入しやすく、炎症が起こりやすいからである。 |
| カタル (catarrh) |
・組織の破壊を起こしていない、粘膜の滲出性炎症。 ・ラテン語(catarrhus<下に流れる>)から。 ・滲出性のタイプから: [漿液性カタル] [膿性カタル] [剥離性カタル] |
| 性行為 も原因に ! |
東京・下北沢の中村クリニクには、1日平均で5人もの女性患者が訪れる。中村理英子院長は「疲れやすい中年女性や、仕事に張り切っている若い女性に患者が多い」と話す。また結婚して間がない女性が発症するケースも目立つ。これは性行為などによって炎症を起こす為で、[新婚性膀胱炎](ハネムーン・チスティーティス)と呼ばれる。 自覚症状が認められるようになったら、早めに婦人科・内科・或いは泌尿器科を受診するのが望ましい。「原因不明の熱が出た場合には、すぐに尿を調べてみること」と、中村さんはアドバイスする。 尿をコップに採り、肉眼でも濁っていると分かるほどなら、かなり悪化していると考えられる。我慢したり、楽観したりせず、早い時期に検診することが大原則だ。 膀胱炎の治療は、症状に応じて抗生物質・消炎剤・止血剤などを投与すれば、2、3日から1週間で完治する。しかし治療を怠ったり、薬剤の服用を中途半端で止めると、悪化して腎盂炎を引き起こす場合もある。細菌が腎臓の腎盂に入り込み、炎症を起こす病気で、腎臓機能にも影響を及ぼす恐れがある。腰の痛みがあれば、[腎盂腎炎]に進行している可能性が高いとみていい。 何度も膀胱炎を繰り返し、[神経性膀胱炎]という難治性の病気にかかる人もいる。自律神経の働きの不備が原因を考えられているが、クセのように何かあるごとにトイレに行きたくなる。治療には精神安定剤を与えるが、原因がはっきりしないだけに治療は難しいという。 膀胱炎を発病した時は、特に「辛いものやアルコールは禁物」(中村さん)。アルコールはうっ血を起こし、炎症を誘発するからである。今は若い女性もお酒を飲み、エスニック料理など辛い味が好まれる時代。「これに性行為が加われば、感染が起こらない方が不思議」と、中村さんは警告する。 |
| 要注意! | ダイエット ふだんから自分で注意してさえいれば、膀胱炎の発症をある程度防ぐことも可能だ。最も手軽で重要なのが水分を多めに摂ること。人間は1日平均7回、合計で2〜3リットルの量の尿を排泄する。しかし水分の摂取量が少なくなると、排尿の量も減る。したがって体内の老廃物の排泄がスムーズに進まず。雑菌が繁殖したり、尿路結石も出来やすくなるのである。症状が軽い場合、水分を多く摂取しただけで治る患者さえいるという。 Aさんは発病まで、「毎朝、朝食をとらない習慣。体重が増えるのを気にして、食事の量を減らしていた」と告白する。最近はダイエットブームで、朝食を抜いたり、水分をあまり摂らない女性が増えている。これが膀胱炎を起こす引き金になるケースが多い。 食事を摂らないと疲れやすくなる。仕事が忙しい、尿意を我慢するなどの悪条件が重なると、簡単に膀胱炎になってしまう。 |
| 繰り返す | 「33歳の女性。風邪をひいたり、体が疲れたりすると膀胱炎になりやすく困っています。先日も風邪から膀胱炎にかかってしまいました。医師に調べてもらったところ、「神経因性膀胱炎」と言われました。(秋田・S) ●どんな病気ですか? 「『神経因性膀胱炎』という名前の病気はありません。『神経因性膀胱』とか『神経性頻尿』のことを指しているのかもしれません。 ●神経因性膀胱とは? 「脳の中枢や脊髄・末梢神経のいずれかに障害を受けることで尿を溜めたり、排出したりする機能に異常が起こることをいいます。これは膀胱炎とは別の病気で、運動機能障害や感覚障害など、別の症状を日常的に伴うことが少なくありません。時折、膀胱炎の症状が起こるだけなら、神経因性膀胱の可能性は低いと思います。 ●神経性頻尿はどうですか? 「心の悩みやストレスが原因で、トイレに何度も行きたくなる症状を指します。眠っている間は特に異常がありません。頻尿は、膀胱炎の症状の1つでもあります。 ●膀胱炎の症状には、他にどんなものがありますか? 「排尿時には膀胱や尿道が痛んだり、尿が白く濁ったりします。血尿が出ることもあります。尿道から膀胱に細菌が入り込んで炎症を起こす、比較的女性に起きやすい病気です。 ●なぜですか? 「女性は男性に比べて尿道が短いうえ、尿の出口が膣や肛門に近いので、大腸菌などが入り込みやすいのです。風邪をひいたり、体が疲れたりすると、体の免疫力が低下して普段よりも膀胱炎にかかりやすくなります。強いストレスも免疫力を落としやすいと言われています。 ●この方はどの病気でしょう 「医師が、ストレスで膀胱炎にかかりやすくなっているという趣旨で「神経性」という言葉を使ったのかもしれません。もしはっきりしていないのなら、再検査を受けて頂いた方がいいと思います。 ●どんな検査をしまずか? 「尿検査では膀胱炎の時に出る白血球や細菌が尿に混じっていないかどうか調べたり、内視鏡では膀胱に炎症が起こっていないかどうか診たりします。尿路結石や腎盂腎炎などがあると、慢性膀胱炎の原因になることがあるので、造影剤などを使って調べます。また、膀胱内圧の変化などを記録して、排尿の機能に異常が無いかどうかを調べることもあります。内視鏡検査に痛みはほとんどありません。 ●治療はどのようにしますか? 「神経性頻尿の場合は、患者さんの不安やストレスを取り除くよう努め、必要に応じて膀胱の筋肉の緊張を緩める薬や心を落ち着ける薬を処方します。膀胱炎の場合は原因菌に応じた抗菌剤や抗生物質のほか、尿を増やしたり、炎症を鎮めたりする漢方薬を呑んでもらいます。膀胱炎を繰り返す人は、以前の症状が治りきる前に再発を起こしている場合が少なくありません。 ●再発を防ぐためにはどうしたらいいでしょうか? 「膀胱に尿を溜めすぎることは、細菌の繁殖を促すことにつながります。水分を多めに摂り、トイレに行きたくなったら、ガマンしないようにして下さい。糖尿病があると尿の中で菌が繁殖しやすく、膀胱に関係する神経にも悪影響を与えることがあるので注意して下さい。過度の疲労や不潔な性交を避けることも大切です。 |
| 更年期障害 | 単純性膀胱炎は、機能的・形態的に尿路に異常のない人の膀胱炎です。女性では尿意の我慢・寒冷・月桂・妊娠・便秘・性交渉が誘因となって起こります。 症状は遺尿痛・頻尿・残尿感などで、治療は抗生物質などの化学療法と一般療法(安静を保つ、局所を温める、水分摂取、刺激物をさけるなど)があります。これで良くなることが多いのですが、治りにくい場合は複雑性膀胱炎が疑われますので専門医を受診してください。 すぐに再発する場合、卵巣からのホルモン、エストルゲンの分泌の状態が影響していることがあります。エストロゲンの分泌が低下すると、萎縮性膣炎が起こりますが、膣壁以外にも外陰部など全体の皮膚、粘膜が萎縮して抵抗力が低下し感染しやすくなります。また、膣の自浄菌が減るため、細菌性膣炎が起こり、膀胱炎を繰り返しやすくなります。 あなたは、月経周期の不順もあるとのことですから、更年期障害も考えられます。 膀胱炎・膣炎に対してはエストロゲン膣錠剤の治療で十分ですが、他の症状に対しては、子宮ガンなどの検査をして上で、ホルモン補充療法を受けるのが有効と思われます。 →「萎縮性膣炎」 |
| 膀胱頸部 白斑症 |
膀胱頸部白斑症 は組織学的には扁平上皮化症といわれ、悪性のものとは考えにくい。したがって抗菌化学療法、消炎剤や頻尿改善剤による対症療法で症状をなくなればそのまま経過観察する。症状が続く場合は麻酔をして尿道から内視鏡を挿入し、白斑の部分を電気的に焼く。すると、正常な組織が再生し症状も改善することが多い。 |
| 間質性 膀胱炎 |
「間質性膀胱炎は何らかの原因で膀胱の粘膜の内側の層に炎症が起き、筋肉が萎縮する病気。通常、膀胱には200〜400mlの尿が溜まると尿意を覚えるが、この病気になると膀胱が膨らまないため、100ml以下で一杯になる。尿が溜まるとしみて痛みを伴う。 急性膀胱炎の症状に酷似しているため、医師は抗生物質を与え続けて治療を試みることが多い。しかし、症状は改善しないため患者は泌尿器科・婦人科・内科・精神科などを渡り歩くことになる。 医師によっては更年期障害と診断したりして、医師の認知度は低い。米国では1995年の時点で50万人以上の患者が報告されているのに、日本では同じ時期の患者数が50人。医療レベルの違いが分かる。 国内で多くの患者を診てきた公立甲賀病院(滋賀県水口町)の上田朋宏泌尿器科医長は「人種差が大きいとは考えにくい。人口比から推定すると国内の推定患者数は25万人に達するのではないか?」とみる。 症状は下腹部が激しく痛んでトイレが近くなるのが特徴。しかも尿検査をしても見つからない。診断するには膀胱鏡で膀胱の内部を観察することが必要になる。 【自己チェック】 ○女性である(患者の90%が女性) ○抗生物質を使っても症状が長期間続く。 ○1日に20〜80回トイレに行く。 ○尿が少しでも溜まると、膀胱が激しく痛む。 ○排尿時・排尿後に不快感が続く。 |
| 【芳香療法】 | ◎以下の精油で洗浄する。 ベルガモット カミルレ ユーカリ ラベンダー サンダルウッド ◎ベルガモット+ラベンダー ◎カミルレティーを飲む ◎ガーリック内服 |
| 【色彩療法】 | <1>緑色 <2>藍色 |
| 【宝石療法】 | アンバー(体液の過剰を取り、泌尿器系を解毒する) [真珠] |
| 【民間療法】 | ○トマト ○緑茶粉末 |
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![]() 加味逍遥散 五淋散 五苓散 柴胡桂枝湯 柴胡清肝湯 滋陰降火湯 小青竜湯 清心蓮子飲 大黄牡丹皮湯 猪苓湯 猪苓湯+四物湯 桃核承気湯 当帰芍薬散 八味地黄丸 防風通聖散 補中益気湯 麻黄湯 竜胆瀉肝湯 六味丸 |
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