足太陽膀胱経  
 (BL)
トップへ戻る針灸のツボ> <7>Bladder Meridian (膀胱) (BL) 足太陽膀胱経(1〜68穴)
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BL 経穴名 適応する症状・病名
BL-1 睛明
(セイメイ)
急性結膜炎、慢性結膜炎、なみだ目、近視、遠視、視神経炎、網膜炎、視神経萎縮、白内障。
疏風清熱の作用がある。
眼の発赤、眼の腫脹、羞明、夜盲症、近視、目眩
眼疾患の常用穴

」は、眼。「明」はあかるい
(取穴)
内眼角のやや上で、眼窩内縁にとる。
目を閉じ、眼窩の内側上縁(内眼角と眉毛鬱側端の間)にとる。
目を閉じ。眼窩の内側上縁(内眼角と眉毛内側端も間)も睛明を取る。
押手で眼球を保護し眼窩の鼻骨に沿い0.3〜0.5寸
BL-2 攅竹 (サンチク)
頭痛、なみだが出る、目赤脹痛、角膜白濁、見えにくい
疏風清熱・通絡瞑目の作用がある。
目眩、視力低下、青盲、
顔面神経痛、三叉神経痛、眼筋痙攣、鼻炎、頭痛。
腰痛にも
「攅」は、集合する、密集する。
「竹」は、眉毛が竹のように密集しているところから、この名が付いた
(取穴)
眉毛内端の陥凹部にとる。
睛明BL-1の直上、眉毛の内側端に攅竹を取る

横刺0.3〜0.5寸
BL-3 眉衝 (ビショウ)
頭痛、眩暈、眼病、テンカン。神経衰弱、精神病
清頭散風の作用がある。
癇症、鼻づまり
(取穴)
神庭GV-24頭維ST-8を結ぶ線上で、神庭の外1寸5分にとる。
攅竹の直上、神庭と曲差の中央にとる。
攅竹の直上、髪際に入る5分に眉衝をとる。

「衝」は、突き上げる意味。眉毛を動かすと突き上げるように動くところからこの名がある。
横刺0.3〜0.5寸
BL-4 曲差 (キョクサ)
前頭痛、目眩、鼻閉、鼻衂。
頭痛、めまい、顔面神経痛、三叉神経痛。
清頭散風の作用がある。
「曲」は、まがる、彎曲する。「差」は不揃いの意味。眉衝から五処へ至る経絡の走行が、ここで彎曲しているところからこの名が付いた。
(取穴)
神庭KI-25と頭維ST-8を結ぶ線上で、神庭KI-25の外1寸5分にとる。
前正中線上、髪際に入る5分に神庭KI-25を定め、その外側1寸5分に曲差をとる。
横刺0.3〜0.5寸
BL-5 五処 (ゴショ)
頭痛、目眩、テンカン
通関竅解鬱熱の作用がある。
(取穴)
曲差BL-4の直上5分、上星GV-23の外1寸5分にとる

横刺0.3〜0.5寸
BL-6 承光 (ショウコウ)
頭痛、眩暈(めまい)、角膜白濁、感冒、鼻の疾患。

(取穴)
曲差BL-4の直上2寸(曲差と玉沈のほぼ中央)にとる。

横刺0.3〜0.5寸
BL-7 通天 (ツウテン)
鼻カタル、片頭痛、項強。頭頂痛、副鼻腔炎、鼻炎
横刺0.3〜0.5寸
BL-8 絡却
(ラクキャク)
鼻炎、鼻閉、鼻衂、頭頂痛、慢性気管支炎。
横刺0.3〜0.5寸
BL-9 玉枕
(ギョクチン)
眩暈、頭頂痛、近視
「玉」とは貴重の意味。
「枕」は背臥位で後頭隆起をまくらにたとえた。
横刺0.3〜0.5寸
BL-10 天柱
(テンチュウ)
頭痛、眩暈。肩凝り、脳溢血、後頭部痛、血圧亢進、鼻疾患、神経衰弱、心臓神経症、視力障害(乱視・遠視・近視)。
豪針をゆっくり刺し、2.5mmの深さに30分間留める。その間10分ごとに30秒〜1分間鍼をひねり続けると、急性扁桃炎・急性咽喉炎に特効。
後頭部痛、頸項強痛、咽喉痛、ヒステリー
直刺0.5〜1寸
BL-11 大杼
(ダイジョ)
古書によれば胸中の熱を去る。
骨の病いを主治する。
肺炎カタルや肺結核の微熱、感冒による発熱、咳嗽、頸部・肩背部の強直高血圧、心臓衰弱、脊髄カリエス。
気管支炎、肺炎、胸膜炎、肩背痛、骨結核、関節炎、肢体マヒ
八会穴の1つ。骨会穴
(取穴)
第1、第2胸椎棘突起間の外1寸5分にとる。
第7頚椎(大椎GV-14)を定め、その下に第1胸椎棘突起(陶道GV-13)の外1寸5分に大杼をとる

斜刺0.5〜0.8寸
BL-12 風門
(フウモン)
感冒、風邪の予防・治療(2〜30壮)。
気管支炎、肺尖カタル、肺炎、百日咳、胸膜炎、扁桃炎、肺結核の初期の鎮咳・消炎に、肩こり、胸背痛、頭痛、
「古書に、背部の癰疽に効あり」
体表防御の機能
(取穴)
第2、第3胸椎棘突起間の外1寸5分にとる。
斜刺0.5〜0.8寸
BL-13 肺兪
(ハイユ)
咳嗽、喀血、喘息、気管支炎、肺炎、百日咳、肺結核、心悸亢進、肩背痛(強)、肋間神経痛、ルイレキ、脊椎カリエス、クル病、食道狭窄、皮膚病。
肺経の兪穴
(取穴)
第3、第4胸椎棘突起間の外1寸5分にとる。
身柱GV-12
(背1行)
肺兪BL-13
(背2行)
魄戸BL-42
(背3行)

斜刺0.5〜0.8寸
BL-14 厥陰兪
(ケツインユ)
胸膜炎、肋間神経痛、胸痛心悸亢進、狭心症、シャックリ、心臓弁膜症、食道狭窄、呼吸器病、鼻涙管閉塞、上歯痛、肩背の凝り。
神経衰弱、子宮内膜炎、淋疾
心包経の兪穴

(取穴)
第4、第5胸椎棘突起間の外1寸5分にとる。

斜刺0.5〜0.8寸
BL-15 心兪
(シンユ)
心筋炎、心臓弁膜症、心悸亢進、狭心症、不整脈肺結核、喀血、胸膜炎、肺炎、肋間神経痛、脳溢血、半身不随、血圧亢進、神経衰弱、ヒステリー、精神病、言語渋滞、シャックリ、頭痛(強)、肩と上肢のロイマチス、眼充血、鼻出血、胃出血、盗汗、脚気、悪性皮膚病、胃の噴門ケイレン
鎮静/安神作用

心経の兪穴
(取穴)
第5、第6胸椎棘突起間の外1寸5分にとる。
神道GV-11
(背1行)
心兪BL-15
(背2行)
神堂BL-44
(背3行)

斜刺0.5〜0.8寸
BL-16 督兪
(トクユ)
心内膜炎、腸鳴、腹痛、シャックリ。
斜刺0.5〜0.8寸
BL-17 膈兪
(カクユ)
「古書に、膈兪に会(アツマル)すと言って、吐血・喀血・月経不順などすべて血に原因する病に効ありと」
肺門リンパ腺炎、胸膜炎、肺結核、慢性胃カタル、気管支炎、心臓病。シャックリ、胃酸過多症、噴門ケイレン、胃潰瘍、ヒステリー、神経衰弱、神経性嘔吐、慢性出血性疾患、貧血、ジンマシン。
アレルギー体質改善
血液疾患に
(沢田流)
血病に八会穴の血会である「膈兪」を用いるなど八会穴や四総穴(合谷/列缺/足三里/委中)を用いた。
(取穴)
第7、第8胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
斜刺0.5〜0.8寸
BL-18 肝兪
(カンユ)
肝臓病、胸膜炎、腎盂炎、肋間神経痛、黄疸、胃痛、不眠症、躁鬱病、ヒステリー、テンカン、腰痛、三叉神経痛、中風、顔面神経痛、小児麻痺、脚気、生殖器からくる下腹痛、めまい、眼病、筋肉ケイレン。
自律神経の調節作用

(取穴)
第9、10胸椎棘突起間の外1寸5分にとる。
筋縮GV-8
(背1行)
肝兪BL-18
(背2行)
魂門BL-47
(背3行)

斜刺0.5〜0.8寸
BL-19 胆兪
(タンユ)
胆嚢炎、胆石、黄疸、胸膜炎、十二指腸潰瘍、肋間神経痛、腓側大腿皮神経痛、片頭痛、腋祉潟塔p腺炎、間歇熱、夜盲症。
斜刺0.5〜0.8寸
BL-20 脾兪
(ヒユ)
胃痛、胃痙攣、胃カタル、胃潰瘍、胃アトニー、消化不良、腸アトニー、便秘、発酵性下痢、腹膜炎、糖尿病、黄疸、胆石、腎臓病、喘息、蓄膿症、健忘症、卵巣機能不全、嗜眠症、乳汁分泌促進、トラホーム、脊椎の痛み麻痺、足に力が入らない、慢性出血性疾患、ジンマシン。
脾経の兪穴

脊中GV-6
(背1行)
脾兪BL-20
(背2行)
意舎BL-49
(背3行)

直刺0.5〜0.8寸
BL-21 胃兪
(イユ)
胃痙攣、急性胃カタル、胃炎、潰瘍、腸炎、消化不良、胃アトニー、胃下垂。
直刺0.5〜0.8寸
BL-22 三焦兪
(サンショウユ)
肺尖カタルによる微熱、消化不良、下痢、胃腸痙攣、腹膜炎、嘔吐、腰痛、めまい、後頭部痛、腎臓炎、腎盂炎、タンパク尿、糖尿、胆石、月経不順、ホルモン欠乏。
「一般慢性病に原気を鼓舞する効果が大きい」
神経衰弱、腰痛、遺尿。
三焦経の兪穴
(取穴)
第1、第2腰椎棘突起間の外1寸5分

直刺0.5〜1寸
BL-23 腎兪
(ジンユ)
淋病、梅毒、尿道炎、陰痿、子宮内膜炎、卵巣炎、不妊症、月経不順。神経衰弱、精神病、ヒステリー、血圧亢進、腰痛、大腿神経痛、腸骨窩神経痛、小児麻痺、食欲不振、、下痢、消化不良、肝臓肥大、胸膜炎、肺尖カタル、喘息。
心筋衰弱、大動脈硬化、心臓弁膜症。視神経萎縮、網膜炎、老眼、眼底出血。中耳炎、内耳炎、耳鳴、扁桃炎、咽喉カタル、バセドウ氏病。
「一般慢性病に、全身の根本的精気を鼓舞する」
生殖器系/婦人病
冷え症の常用穴
(取穴)
第2、第3腰椎棘突起間の外1寸5分にとる。
ヤコビー線を基準にし上の第2腰椎棘突起を確認し、命門GV-4を定め、その外1寸5分に腎兪をとる。
命門GV-4
(背1行)
腎兪BL-23
(背2行)
志室BL-52
(背3行)

直刺0.8〜1寸
BL-24 気海兪
(キカイユ)
腰痛、痔疾患、月経困難、生理痛。
冷え症の常用穴

(取穴)
第3、第4腰椎棘突起間の外1寸5分にとる。
直刺0.8〜1寸
BL-25 大腸兪
(ダイチョウユ)
腸カタル、便秘、赤痢、痔、腰痛、坐骨神経痛、大腿神経痛。膝関節痛。
皮膚病一般。
眼球角膜炎、精力減退。
大腸経の兪穴
(取穴)
ヤコビー線(第4腰椎棘突起)上に腰陽関GV-3を定め、その外1寸5分に大腸兪を取る
腰陽関GV-3
(背1行)
大腸兪BL-25
(背2行)

直刺0.8〜1寸
BL-26 関元兪
(カンゲンユ)
腰痛、腸炎、膀胱炎、遺尿、消渇。
冷え症の常用穴
(取穴)
第4、第5腰椎棘突起間の外1寸5分にとる。
直刺0.8〜1寸
BL-27 小腸兪
(ショウチョウユ)
関節リウマチの特効穴。
腸出血、便秘、尿閉、月経不順、子宮出血、坐骨神経痛、膝関節炎。
一般に生殖器疾患・膀胱疾患・下肢疾患に効く。
小腸経の兪穴
直刺0.8〜1寸
BL-28 膀胱兪 膀胱カタル、淋疾、腰痛坐骨神経痛便秘、泄瀉、糖尿病。
痔にも用いる

膀胱経の兪穴
(取穴)
・第19椎の下に在り。
・後正中線の外1寸5分、第2後仙骨孔の高さにとる。

直刺0.8〜1寸
BL-29 中膂兪 (チュウリョユ)
直腸炎に奇効。
腸炎、座骨神経痛、腰カ痛
直刺0.8〜1寸
BL-30 白環兪
(ハクカンユ)
座骨神経痛、腰カ痛、子宮内膜炎。
直刺0.8〜1寸
BL-31 ジョウリョウ
(ジョウリョウ)
睾丸炎、月経不順、小便不利などの泌尿器系疾患。
座骨神経痛、痔疾患、神経衰弱。
(取穴)
第1後仙骨孔にとる
斜刺0.8〜1寸
BL-32 ジリョウ
(ジリョウ)
坐骨神経痛・直腸炎・膀胱疾患・頸部強直の特効。睾丸炎、月経不順、小便不利などの泌尿器系疾患。痔疾患、神経衰弱。
斜刺0.8〜1寸
  • 「四ク穴」
    • ジョウリョウ」「ジリョウ」「チュウリョウ」「ゲリョウ」を合わせて四ク穴といい。
    • 仙骨神経叢の障害、仙骨副交感神経の調節によく用いられる。
      1. S状結腸以降の腸機能の調整
        • 「下痢」「便秘」「痔」
      2. 膀胱機能の調整
        • 「小便不利」「尿もれ」
      3. 生理不順、帯下病、生理痛などの婦人病
      4. 勃起不全、早漏、遺精などの生殖器疾患。
BL-33 チュウリョウ
(チュウリョウ)
睾丸炎、月経不順、小便不利などの泌尿器系疾患。座骨神経痛、痔疾患、神経衰弱。
斜刺0.8〜1寸
BL-34 ゲリョウ
(ゲリョウ)
睾丸炎、月経不順、小便不利などの泌尿器系疾患。座骨神経痛、痔疾患、神経衰弱。
斜刺0.8〜1寸
BL-35 会陽
(エヨウ)
月経時の腰痛、白帯、陰痿、泄瀉、痔疾患。
下痢、便秘、血便、勃起不全、帯下病。
斜刺0.8〜1寸
BL-36 承扶
(ショウフ)
腰背痛、座骨神経痛、臀部潰瘍、痔。便秘、尿閉。
坐骨神経痛の常用穴
(取穴)
殿溝の中央にとる。
腹臥位で臀部と大腿の間に殿溝がみられ、その中央にとる。

直刺1.5〜2.5寸
BL-37 殷門
(インモン)
坐骨神経痛による腰や足の痛みに効あり。腰背痛、下肢マヒ、半身不随。
坐骨神経痛の常用穴

直刺1.5〜2.5寸
BL-38 ふげき (フゲキ)
膀胱炎、便秘、尿閉、下肢(外側)マヒ。
総腓骨神経障害の常用穴
委陽BL-39の上1寸にとる。
直刺0.5〜1寸
BL-39 委陽
(イヨウ)
こむらがえり、腰背痛。
泌尿器系の障害に
三焦経の下合穴
(取穴)
膝窩黄紋の外側、大腿二頭筋腱の内縁に取る。
委中BL-40の外側、大腿二頭筋腱の内側にとる。
直刺0.5〜1寸
BL-40 委中
(イチュウ)
坐骨神経痛、腰痛、膝の関節炎・リウマチ、半身不随。
後頭部痛、衂血、脳充血。
腰背の諸症状の常用穴
刺絡療法
(取穴)
膝窩横紋の中央にとる。
【膝窩】→膝関節の後面にある菱形の陥凹部を膝窩という。
膝窩の上部は外側が大腿二頭筋の腱で、内側は半腱様筋・半膜様筋の腱で、下部は腓腹筋の内・外側頭により、両側よる囲まれる。
膝窩には重要な血管・神経が通る。
大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋の3つの筋をハムストリング筋という。
直刺0.5〜1寸
BL-41 附分
(フブン)
肩背痛、頸部強直、上腕神経痛。
「膏肓・・膈関と合わせて梅毒に用いる」
肋間神経痛、肘臂麻木。
(取穴)
第2、第3胸椎棘突起間の外3寸に取る。
斜刺0.5〜0.8寸
BL-42 魄戸
(ハクコ)
気管支炎、哮喘、胸膜炎、嘔吐、肩胛痛、肺結核。
(取穴)
第3、第4胸椎棘突起間の外3寸に取る。
身柱GV-12
(背1行)
肺兪BL-13
(背2行)
魄戸BL-42
(背3行)

斜刺0.5〜0.8寸
BL-43 膏肓
(コウコウ)
肺結核、気管支炎、胸膜炎、心臓病、神経衰弱、胃酸過多症。
一般慢性病の虚弱体質に灸して効果がある。
「この穴に多壮にて気が上衝した時は気海・足三里に灸して気を下すべし」
(取穴)
第4、第5胸椎棘突起間の外3寸に取る。
斜刺0.5〜0.8寸
BL-44 神堂 心臓病、気管支炎、哮喘、肩胛痛
(取穴)
第5、第6胸椎棘突起間の外3寸にとる。
神道GV-11
(背1行)
心兪BL-15
(背2行)
神堂BL-44
(背3行)

斜刺0.5〜0.8寸
BL-45 イキ (イキ)
心包炎、肋間神経痛、シャックリ、嘔吐、眩暈、哮喘
(取穴)
第6、第7胸椎棘突起間の外3寸に取る。
斜刺0.5〜0.8寸
BL-46 膈関
(カクカン)
胸膜炎、食道狭窄症、胃下垂症、背部痛、肋間神経痛、シャックリ。
(取穴)
第7、第8胸椎棘突起間の外3寸に取る。
後正中線と、左右の肩胛骨下角を結ぶ線との交叉する点として第7胸椎突起(至陽GV-9)を定め、その外1寸5分に膈兪BL-17 を、3寸に膈関を取る。
斜刺0.5〜0.8寸
BL-47 魂門
(コンモン)
肝病、胸膜炎、心内膜炎、胃痛、消化不良。
自律神経の調節作用
(取穴)
第9、第10胸椎棘突起間の外3寸に取る。
筋縮GV-8
(背1行)
肝兪BL-18
(背2行)
魂門BL-47
(背3行)

斜刺0.5〜0.8寸
BL-48 陽綱
(ヨウコウ)
泄瀉、腹鳴、腹痛、黄疸
(取穴)
第10、第11胸椎棘突起間の外3寸に取る。
斜刺0.5〜0.8寸
BL-49 意舎
(イシャ)
胃ケイレンに特効穴。
胃腸カタル、黄疸、胆石、胃潰瘍。
(取穴)
第11、第12胸椎棘突起間の外3寸に取る。
脊中GV-6
(背1行)
脾兪BL-20
(背2行)
意舎BL-49
(背3行)

斜刺0.5〜0.8寸
BL-50 胃倉
(イソウ)
胃痛、嘔吐、腹部膨満感、便秘、脊背部痛
(取穴)
第12、第13胸椎棘突起間の外3寸に取る。
斜刺0.5〜0.8寸
BL-51 肓門
(コウモン)
上腹部痛、便秘、乳腺炎。
(取穴)
第1、第2腰椎棘突起の外3寸に取る。
直刺0.8〜1寸
BL-52 志室
(シシツ)
淋病、前立腺炎、睾丸炎、帯下、子宮内膜炎、卵巣炎、下腹部の冷感、慢性胃腸病。
生殖器系/婦人病/冷え症の常用穴
養生の常用穴
(取穴)
第2、第3腰椎棘突起間の外3寸にとる。
ヤコビー線(第4腰椎棘突起)を基準にして、上の第2腰椎棘突起を確認し、命門GV-4を定め、その外1寸5分に腎兪BL-23を、3寸に志室を取る。
命門GV-4
(背1行)
腎兪BL-23
(背2行)
志室BL-52
(背3行)

直刺0.8〜1寸
BL-53 胞肓
(ホウコウ)
腸炎、腹部膨満、腰背痛、尿淋瀝
直刺0.8〜1.5寸
BL-54 秩辺
(チッペン)
膀胱炎、痔、腰痛、座骨神経痛、半身不随(下肢)、下肢麻木。
直刺1〜1.5寸
BL-55 合陽
(ゴウヨウ)
腰腿痛、下肢マヒ
直刺1〜1.5寸
BL-56 承筋 (ショウキン)
小腿痛、痔、腰背強痛
腓腹筋の知覚・運動障害。坐骨神経痛。
(取穴)
委中BL-40と承山BL-57を結ぶ線上で、委中の下2寸にとる。

直刺0.5〜1寸
BL-57 承山 (ショウザン)
坐骨神経痛、かかとの痛み、転筋(こむらがえり)、痔疾、脱肛、便秘(ケイレン性)、脚気。
(取穴)
腓腹筋下縁の中央、委中BL-40の下8寸にとる

直刺0.5〜1寸
BL-58 飛陽
(ヒヨウ) 「飛揚」ともいう。
目痛、目眩、腰腿痛、腎炎、膀胱炎、足に力が入らない。
膀胱経の絡穴
直刺0.5〜1寸
BL-59 フヨウ (フヨウ)
「坐骨神経痛の特効穴。」
足Lの関節炎・リウマチ。
頭痛、腰痛、頭頂痛、めまい、
「子宮と膀胱の熱を去る」
直刺0.5〜1寸
BL-60 崑崙
(コンロン)
坐骨神経痛、足首の関節痛。
「鶏鳴下痢に特効あり。」
子供のテンカン。
頭痛、腰痛。
高血圧にも
直刺0.5寸
BL-61 僕参
(ボクシン)
果骨部疼痛、下肢痿弱、足に力が入らない。
直刺0.3〜0.5寸
BL-62 申脈
(シンミャク)
テンカン、めまい、頭痛、果骨の関節痛、腰腿痛、下肢無力
鎮静/安神作用
(取穴)
外踝直下の陥凹部にとる。


直刺0.2〜03寸
BL-63 金門
(キンモン)
果骨の関節痛、腰腿痛、小児驚風、テンカン。
鎮静/安神作用
膀胱経のゲキ
直刺0.3〜0.5寸
BL-64 京骨
(ケイコツ)
頭痛、項痛、目眩、腰腿痛、テンカン。
膀胱経の原穴
第5中足指関節の後、外側の陥凹部にとる。
直刺0.3〜0.5寸
BL-65 束骨
(ソッコツ)
頭痛、項痛、目眩、腰腿痛、テンカン。
(取穴)
第5中足骨粗面後縁で足背と足底との皮膚の境界にとる。
直刺0.3〜0.5寸
BL-66 足の通谷 (アシノツウコク)
頭痛、項痛、目眩、鼻衂
(取穴)
第5中足指関節の前、外側の陥凹部にとる。
直刺0.2〜03寸
BL-67 至陰

(シイン)

「古来、難産に右の至陰が良く効くと言われている」
胎児の位置異常を矯正する(灸)。
難産(豪針)。
「ただし正常な妊婦に不可」
膀胱圧縮筋の麻痺による尿閉。
(取穴)
足の第5指の爪甲根部、外側の角を去ること1分にとる。
斜刺0.1寸
足太陽膀胱経 足の太陽膀胱経は、
目の内側に起こり、頭の頂点を通って頚部に行き、背骨の脇を2つに分かれて下る。
臀部を経てヒザ(膝)の裏で合流し、外くるぶし(外踝)の外側から足背外側、第5趾外側で腎経と交わる。


足の太陽膀胱経は、
小腸経の分かれを受けて、眼からはじまって、上行して頭部<頭頂より入って脳をまとう>。項をめぐって、背部(背骨をはさんで)を下り、腰部の筋肉中をめぐって腎をまとい、膀胱に帰属するが、別に背中の最も外側寄りを通ったものと、胸から臀部にぬけたものとを合流させて、足の背面中央を下って足の小指の外側端に終わる
膀胱足の太陽の脈は目の内眥(ないし)に起こり、額に上り巓(てん いただき:頭頂部の督脈の百会:ひゃくえ)に交わる。
 その支脈は巓より耳の上角(じょうかく:耳介の上)に至り、その直行する脈は頂より入り脳に連絡し、再び出て別れて項(うなじ)に下り肩甲骨の内を循り脊(せき:背骨を挟む肉(を挟み腰中に抵(いた)り入り、仙骨部を循り、腎に連絡し膀胱.に屬す。
 その支脈は腰中より下り脊を挟み、臀部(でんぶ)を貫き膕中(かくちゅう:膕とは膝の後方の曲がるところで膝の窪み)に入る。
 その支脈は肩甲骨の内に入り、左右に別れ下り肩胛(けんこう)を貫き、脊内(せきない)を挟み髀樞(ひすう:腿骨上端の関節で胆経の環跳穴)を過ぎ.大腿部の外を循り、後廉より下り膕中で合し、更に下り踵の内を貫き、外踝(がいか:そとくるぶし)の後に出て、京骨(けいこつ:膀胱経の穴で第5中足骨底の外側の隆起した部が粗面であり、その下際)を循り小指の外側に至り足の少陰腎経に接する。