病位
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」「熱証・寒証」「実証・虚証」「病質」「3000処方日本漢方」「和漢蘭」「漢方医学史」「陰虚」「経絡臓腑表裏流注表


病位対照表

表裏 三焦 四要 経絡 六経
熱証 寒証
上焦 衛分 膀胱経 太陽病
肺経
気分 心経 少陽病 太陰病
心包経
胆経
中焦 胃経 陽明病
小腸経
三焦経
大腸経
営分 脾経
下焦 腎経 少陰病
血分 肝経 厥陰病


表裏 表の部位というのは、ヒトが四つんばいになって日光が当たるところであり、日が当たらない影の部分が裏の部位。

  • 厥陰は両陰交尽るなり。《万病回春》
  • “凡そ厥する者は、陰陽の気相順接せず、すなわち厥をなす。は手足厥冷の者、是れなり”とあって、陽の気が上にのぼり、陰の気が下に残って、陰陽の気が離ればなれになって、相交易しないから、手足が厥冷するのであるというのがこの条文の意である。さて、厥陰病では、上熱下寒の状があって、胸中には灼熱的の痛みがあり、腹がすいているようで食べられない。食すると吐く、もしこれを誤って下すると、下痢がやまなくなる”《漢方診療医典》
  • (ケツ・ほる)
    • 声符は(けつ)。その初文は(けつ)に作り、象形。
      大きな把手のある曲刀の形で、彫刻をするときの、ほりもの刀をいう。
      《説文》は(ケツ、根もと)と厥とを異なる字とし、については、「木の本なり。氏に従ふ。末よりも大なり。讀みて厥の若くす」といい、厥については「石を發するなり」と石を掘り出す意とするが、それは厥にこじ起す意があるからであろう。

      《山海経、海外北経》に「相柳(9首蛇身の神)の抵(いた)るところ、厥(ほ)られて澤溪と為る」とあり、(こがたな)の意である。

      の初形は氏と形が似ているが、氏は把手が内向きの小刀、は把手が外向きで、器材を削り掘鑿(くつさく)するに用いる。
      白川静著「字統」より



太陽 少陰

少陽 厥陰

太陰
方剤を構成する生薬の種類と、その配合比率を変えることで、適応病位を微妙に変えることができる。ブレンドの妙といえる。

栄衛(えいえ)  《漢方診療医典》から
  • 衛(え)
    • 衛気と同じ。
    • もろもろの邪を防衛する力があり、《素問》の痺論には、衛は水穀の悍気で、脈の中に入ることができないで皮膚や肉の中を巡っている気で、これに逆らえば病み、これに従えば癒ゆとある。
  • 栄(えい)
    1. 《素問》の痺論には、栄は水穀の精気で、五臓を調和し六腑にそそぎ、よく脈に入る。ゆえに脈をめぐって上下し、五臓を貫き、六腑にからまるとあるから、消化吸収せられた栄養素をさしたものであろう。
    2. また栄と営と同様の意味に用いられ、血管を営という場合がある。人のからだが血液を蔵している営舎のようだから、このように名づけたという。そこで、営血といえば血液そのものである。
  • 栄衛(えいえ)
    • 営衛ともいう。
    • 《霊枢》営衛生会篇には、穀気が臓腑に入って清(ス)める者は営となり、濁れるものは衛となり、営は脈中にあり、衛は脈外にあり、営はめぐって休まず、50にしてまた会し、陰陽相貫くこと、環に端のないようである。