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| T-Cho(総コレステロール) ◎正常値:110〜240mg/dl |
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| 高値を示す疾患 | 低値を示す疾患 |
| 糖尿病 甲状腺機能低下症 ネフローゼ症候群 胆道閉塞 骨髄腫 悪性腫瘍 ステロイド剤の長期投与 原発性高コレステロール血症 続発性コレステロール血症 |
本態性低コレステロール血症 無β-リポタンパク血症 低β-リポタンパク血症 α-リポタンパク欠損症 続発性コレステロール血症: 肝疾患 甲状腺機能亢進症 |
| HDLコレステロール【HDL-C】 | ||
|---|---|---|
| (HDLコレステロール) [3F070] | ||
| 血漿の高リポタンパク(HDL)に含まれるコレステロール。 血液検査で測るHDLコレステロール値は、HDLによって運ばれているコレステロール量のことです |
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| コレステロール自体には善玉も悪玉もなく、コレステロールを運ぶ役目をするリポタンパクに善玉と悪玉があるのです。 ◆悪玉:低比重リポタンパク【LDL】: コレステロールを肝臓で受け取り、血管を通って全身の組織に運びます。 ◆善玉:【HDL】 血管壁の余分なコレステロールを抜き出して肝臓へ戻します。 肝臓は受け取ったコレステロールをもとに胆汁酸を作り、消化液として排出します。 |
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| 低値を示す疾患 | 低HDL血症 Tangier病 高脂血症 肝障害 腎不全 肥満 糖尿病 虚血性血管障害:脳梗塞 薬物:エストロゲン インスリン ステロイド 喫煙 コーヒー |
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| 40〜70 | 値が高いほど狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患の発症率が低い。 動脈硬化が起きにくくなる。 |
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| 正常値 | (男性)38〜60mg/dl (女性)43〜65mg/dl |
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| 100以上 (原因) |
値が高くなるほど、動脈硬化が進む。「高HDL血症」 | |
| <1>コレステロールエステル転送タンパク(CETP)欠損症: @生まれつき遺伝子に異常があり、CETP合成が妨げられ病気。 A[CETP]はHDLと結合して肝臓で積み荷のコレステロールを降ろす働きをする。アルコールの飲み過ぎで働きが鈍る。 プロブコールの注射で活性を上げることが可能 |
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| <2>甲状腺機能低下 | ||
| <3>肝臓病の一部 | ||
| <4>肥満 | ||
| <5>糖尿病 | ||
| コレステロールの種類 | ||
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| HDL コレステロール |
高比重リポタンパク | |
| 高精度で測定 2008年、協和メディクスは新しい測定原理を使った善玉コレステロール(HDL)の検査薬を発売した。血液中にあるHDL以外のコレステロールを静電気の力を使い吸着する仕組み。「ポリアニオン」と「カチオン性物質」はマイナスの静電気を帯びており、プラスの泥電気を帯びたHDL以外の脂質と結合する。 |
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| LDL コレステロール |
低比重リポタンパク | 各器官が必要とするコレステロールを運搬したり、ステロイドホルモンの合成にも関与するが、血管壁に付着しやすく、これが結果的に動脈硬化や高血圧、心筋梗塞を招くため、「悪玉コレステロール」と呼ばれている。 |
| IDL | 中間比重リポタンパク | |
| VLDL | 超低比重リポタンパク | |
| カイロミクロン | リポタンパク 粒子 | |
| cholesterol | コレステロ-ル =C27H46O。 融点[148.5℃]。沸点[233℃](0.5mmHg)。 ⇒動物組織中や高等植物、海藻に広く存在するステロール。 [ステロール]=ステロイド核をもったアルコール。 遊離ステロールまたは長鎖脂肪酸とのエステルとして存在する |
| <1>細胞はコレステロールなしには作れない。 <2>生体が必要とするコレステロールはかなり多く、食物から摂れる量では半分にも満たない。不足分は肝臓で作られている。 そして、このコレステロールを作る過程で活性酸素が発生する。 <3>小腸から吸収される他、肝臓で合成される。 <4>種々のステロイド、特に胆汁酸、性ホルモン、副腎皮質ホルモンの前駆体として重要。 <5>血液中のコレステロールは、水になじむ「リン脂質」や、タンパク質にくるまれた「リポタンパク」の形で存在している。 |
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| 閉経 | 女性ホルモン Fさんは食品会社に勤める52歳の女性。健診で血液中のコレステロール値が1デシリットル当たり258mgと高値を指摘されて来院した。“3年前の健診では210でした。不摂生をしたつもりはないのに、どうして今回は高くなったのですか?”と首をかしげる。これは単なる測定誤差ではなかった。 中高年の女性では何もしなくてもコレステロールが高くなることがある。Fさんは最近生理がなくなった。いわゆる閉経を迎えたのだが、この閉経がくせ者だ。女性ホルモンが途絶することで閉経となるが、女性ホルモンはコレステロールを下げる作用をもっており、閉経後にはコレステロールが急上昇する。ある調査では47歳から55歳にかけて平均でも15mgも高くなる。 若い間は女性の方が男性よりもコレステロールが低く、心筋梗塞など動脈硬化性疾患の頻度も低いが、ちょうど50歳で男性と女性のコレステロールが同じとなり、それ以後はむしろ女性の方が高くなる。それに呼応して60歳以後の心筋梗塞も多くなり、男性並となる。 “それならコレステロールを薬で下げる必要があるのですか?” じつは、薬物治療の基準が昨年に改定された。動脈硬化性疾患の危険因子、例えば高血圧、肥満、糖尿病、喫煙習慣、運動不足、45歳以上の男性、閉経後の女性などの条件が1つもなければ1デシリットル当たり240mg以上、条件が1つ以上あれば1デシリットル当たり220mg以上になると、食事療法はもちろんだが、薬で治療することを推奨される。 閉経したFさんの場合は薬物療法の適応となり、コレステロール合成阻害剤で20%程度は容易に退化させることが出来るが、女子ホルモン補充療法によっても改善する。(西沢良記・大阪市立大学医学部助教授) |
| 生命維持に | 生命維持に不可欠 「コレステロールは血液中で中性脂肪やリン脂質、タンパク質とくっついた 『脂質』の中に含まれている。動脈硬化の原因として悪者の代名詞のように言われ、そう思っている人も多いが、実は生命の維持に不可欠な物質である。 まず、リン脂質と共に才能の膜や細胞内の膜構造を構成する重要な成分である。神経はこのような膜が長い線維を形作って出来ている。新生児が最初に飲む母乳にはコレステロールがたっぷり含まれ、神経の発達に欠かせない。又、コレステロールは副腎で皮質ホルモンや性ホルモン、ビタミンD、胆汁酸などの原料ともなる。 血中のコレステロールが減ると血管や組織がもろくなり、[脳出血]が起こりやすく、[免疫力]も衰えたりする。しかし、過剰になると、血管壁などにコレステロールの結晶などが析出して[動脈硬化]や[胆石]の原因になる。動脈硬化との関連が深いのは、タンパク質が少ない「LDLコレステロール]と呼ばれる脂質である。 人の体内に存在するコレステロールのうち、食事由来は約1/3。残りは体内で合成される。コレステロール値の高い人がコレステロールが少ない食事をと思って炭水化物をたくさん摂取すると、余分な炭水化物からもコレステロールが出来るので意味がない。過食を避けることと、バランス良い食事と適度な運動を心がけるのが肝要だ。」(医薬ビジランスセンター所長・浜六郎) |
| 脳の発達 | 産業技術総合研究所の小島正己主任研究員らは、脳の発達にコレステロールが欠かせないことを突き止めた。 神経細胞を成長させる神経栄養因子(BDNF)がコレステロールの合成を促し、神経の情報伝達機能を強化していた。 成果は2007年6/13のジャーナルオブニューロサイエンス電子版に発表。 |
| 運動で | 運動で善玉増やす 「血中コレステロールが高いと言われても善玉コレステロール(HDL)が高いなら言うことなしです。逆に、HDLが低いと、高脂血症と診断されます。血中コレステロールが高いからと、動物性食品など食事制限をあまり厳しくしすぎると、HDLまで低下させます。 HDLは、余分のコレステロールを血管壁から引っこ抜いて処分してくれるので、何とか積極的に増やしたいもの。 ◎HDL確実に増やす方法: <1>運動すること。HDLの上昇効果があります。 <2>アルコールを少々たしなむこと。 <3>ナイアシンを積極的にとること。 |
| 試薬 | レムナント様リポタンパクコレステロール ○○は、動脈硬化の危険因子とされる特殊なコレステロールを約10分で測定できる臨床検査試薬を2006年発売した。汎用の血液自動分析器に対応している。 試薬が測るのは「レムナント様リポタンパクコレステロール」で、血中コレステロールが分解される過程で出来る中間生成物。 分解酵素の働きが鈍るとこの生成物の血中濃度が高まり、動脈硬化の発症や悪化を促す。 |
| 合成 | 合成のシステム 2001年、東京大学の佐藤隆一郎助教授らは、体内でコレステロール合成を促進させているメカニズムを見つけた。この仕組みをうまく妨げる物質を見つけだせば、コレステロールの増えすぎが原因の高脂血症などの治療薬開発に道が開ける。 コレステロールが分解して出来る胆汁酸が、コレステロール合成を促す酵素の働きを高める、一種のフィードバックの仕組みがあることが分かった。 胆汁酸を加えた培養液で細胞を育てたところ、コレステロール合成促進酵素ができる量が約5倍になった。またコレステロールが血管に蓄積するのに関係するタンパク質の生産量も約10倍に高まった。 生物にとって欠くことが出来ないコレステロールの量が減らないように、分解が進むと合成が促進される調整メカニズムが体に備わっているとみられる。 「胆汁酸はこれまで単なる排出物とみなされ、こうした役割を持つことは分かっていなかった」と佐藤助教授はいう。 |
| 養殖魚 | 2005年、東京海洋大学の遠藤英明・助教授らは、約5分で魚のコレステロール値を測定できるバイオセンサーを開発した。 養殖時に病気を早期発見でき、薬の使用量を最小限におさえることが可能になる。 センサーにはコレステロールと反応するコレステロール酸化酵素と呼ぶタンパク質を使う。 バイオセンサーで魚のコレステロール値を測定出来たのは初めて。 |
| 関連情報 |
コレステロール値が高い」 「動脈硬化症」 「高脂血症」 「副腎皮質ホルモン」 「血液検査」 「ナイアシン」 |