ブリプラチン(Briplatin)
ランダ
(Randa)     

     シスプラチン cisplation (CDDP)                     

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抗ガン剤 一般名:シスプラチン cisplation
白金(Pt)含有
商品名 [ブリプラチン][ランダ]
作用機序 ガン細胞のDNAと結合し、DNA合成を阻害し、ガン細胞分裂を阻害する。
通常療法 @精巣腫瘍・膀胱ガン・腎盂腫瘍・尿管腫瘍・前立腺ガン・・・A法(C法)
A卵巣ガン・・・B法(A法・C法)
B頭頸部ガン・・・D法(B法)
C非小細胞ガン・・・E法(F法)
D食道ガン・・・B法(A法)
E子宮頸ガン・・・A法(E法)
F神経芽細胞腫・胃ガン・小細胞肺ガン・・・E法
G骨肉腫・・・G法
H胚細胞腫瘍・・・F法
【A法】
1日1回 15〜20mg/u
5日間連続投与後、2週間以上休薬。
【B法】
1日1回 50〜70mg/u
3週間以上休薬
【C法】
1日1回 25〜35mg/u
1週間休薬
【D法】
1日1回 10〜20mg/u
5日間連続投与後、2週間以上休薬。
【E法】
1日1回  70〜90mg/u
3週間以上休薬。
【F法】
1日1回 20mg/u
5日間連続投与後 2週間以上休薬
【G法】
1日1回 100mg/u
3週間以上休薬
併用療法 悪性骨髄腫
@(シスプラチン+塩酸ドキソルビシ)。
1日1回 100mg/u 3週間以上休薬。以上を1クール、くり返す。
A単独では・・・G法
子宮体ガン
(シスプラチン+塩酸ドキソルビシ)
1日1回 50mg/u  3週間以上休薬。以上を1クール、くり返す。
『悪性リンパ腫』(再発または難治性)
(シスプラチン+抗悪性腫瘍剤)
1日100mg/u 1日間連続静注
20日間以上休薬。これを1クール、繰り返す。
『小児悪性固形腫瘍』(横紋筋肉腫・神経芽腫・肝芽腫・髄芽腫)
(シスプラチン+抗悪性腫瘍剤)
@1日1回 60〜100mg/u 3週間休薬、これが1クール。繰り返す。
A1日1回 20mg/u 5日間連続投与、2週間以上休薬、これが1クール。
M-VAC療法 →尿路上皮ガンに。
[シスプラチン]+[メトトレキサート]+[硫酸ビンブラスチン]+[塩酸ドキソルビシン]を併用し、成人1回70mg/uを静注。
○標準的投与法・・・
1日目にメトトレキサート(30mg/u)
2日目に硫酸ビンブラスチン(3mg/u)+塩酸ドキソルビシン(30mg/u)+シスプラチン(70mg/u)を静注。
15、22日目にメトトレキサート(30mg/u)+硫酸ビンブラスチン(3mg/u)を
静注。
以上を1クールとして、4週間ごとに繰り返す。
慎重な投与
が必要
腎障害がある者
肝障害がある者
骨髄機能抑制
感染症を合併
水痘患者
高齢者
小児
長期間の使用
副作用
(五十音順)
アナフィラキシー様症状
一過性脳虚血性発作・・・→中止し処置
意識障害
イレウス
うっ血性心不全
うっ血乳頭・・・→中止
ALP上昇
LDH上昇
黄疸
悪心・・・→制酸剤投与
嘔吐・・・→制酸剤投与
横紋筋融解症
横紋筋融解症 CK上昇
血中ミオグロビン上昇
尿中ミオグロビン上昇
→中止し
処置
かゆみ
肝機能障害
間質性肺炎・・→中止し、副腎皮質ホルモン剤投与。
γ-GTP上昇
球後神経炎・・・→中止
急性腎不全(0.1%)
急性膵炎・・・・→中止。
急性膵炎 血清アミラーゼ値の異常
血清リパーゼ値の異常
→中止
狭心症
胸痛
ケイレン
劇症肝炎
血清Ca値の異常
血清Cl値の異常
血清K値の異常
血清Mg値の異常「
血清Na値の異常
血清P値の異常
血圧低下
下痢
言語障害
見当識障害
眩暈
高血糖
高尿酸血症
口角炎
口内炎
抗利尿ホルノン不適合分泌症候群(SIADH)
SIADH 低ナトリウム血症
低浸透圧症
尿中ナトリウム排泄量の増加
高張尿
ケイレン
意識障害
→中止し、
水分摂取の制限
骨髄抑制
骨髄抑制 汎血球減少
貧血
白血球減少
好中球減少
血小板減少
→血液検査を頻回に行う
異常→減量・休薬・中止
GOT上昇
GPT上昇
色素沈着
消化管潰瘍・・・→原料・休薬・中止。
消化管出血・・・→原料・休薬・中止。
消化管穿孔・・・→原料・休薬・中止。
食欲不振
ショック
ショック チアノーゼ
胸内苦悶
呼吸困難
血圧低下
→中止し処置
心筋梗塞
心室細動・・・・・中止
心停止・・・・・中止
心房細動・・・・・中止
徐脈・・・・・中止
心電図異常
頭痛
全身倦怠感
全身浮腫
脱水
脱毛
手足のシビレ
糖尿病が悪化
聴力低下(高音域の聴力が低下)
テタニー様症状
動悸
疼痛
難聴
脳梗塞・・・→中止し処置
発熱
汎血球減少(0.1%未満)
皮質盲・・・→中止
ビリルビン上昇
頻脈
腹痛
腹部膨満感
発疹・・・・中止
ほてり・・・・中止
便秘
麻痺
味覚異常
耳鳴り
レイノー様症状
レールミッテ徴候
溶血性尿毒症症候群
溶血性尿毒症症候群 血小板減少
溶血性貧血
腎不全
→血液検査を定期的に
異常→中止
溶血性貧血・・・・・中止

シスプラチンの薬効が落ちる理由
  • ガン細胞がDNAを修復していた
    • 2011年、京都大学の武田俊一教授や広田耕志准教授らは、代表的な抗ガン剤「シスプラチン」が効きにくくなる仕組みを解明した。
    • 4/5の米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載
    • シスプラチンはガン細胞のDNAを傷つけることで、ガン細胞が分裂して増殖するときにDNAの複製を抑えて死滅させる。ただ、長期間投与を続けると、効きにくくなる場合があった。
    • 研究チームは小児白血病などを引き起こす「ファンコニ貧血」の患者ではシスプラチンを長期間投与しても効き続けることに着目。この患者の細胞は「S1x4」と「Fan1」という2つの遺伝子の機能が失われていることを突き止めた。
    • この2つ遺伝子が正常に働く細胞を調べたところ、シスプラチンで傷ついたDNAを修復していた。
    • ガン細胞も2つの遺伝子が正常に働くため、研究チームはこれらの働きを抑える物質を見つければ、シスプラチンの効果も大幅に高められる

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