クロザリル(Clozaril)  

    クロザピン/clozapine                       

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薬剤性パーキンソニズム

治療抵抗性統合失調症治療薬 クロザピン(clozapine)
商品名 「クロザリル」
機序 D2受容体遮断作用に依存しない中脳辺縁系ドパミン神経系に対する選択的抑制作用
適応 治療抵抗性統合失調症
用法用量 初日は12.5mg
2日目は25mgを1日1回経口
3日目以降は症状に応じて1日25mgずつ増量し、
原則3週間をかけて1日200mgにまで増量する。
1日量が50mgを超える場合は2〜3回にわけて経口投与
維持量は1日200〜400mgを2〜3回に分けて経口。
(適宜増量)・・・1回の増量は4日以上の間隔をあけ、増量幅としては1日100mgを超えないこととし、最高用量は1日600mgまでとする。

警告
  1. 統合失調症の診断、治療に精通し、無顆粒球症、心筋炎、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡などの重篤な副作用に十分対応でき、かつクロザリル患者モニタリングサービス(Clozaril Patient Monitoring Service)(CPMS)に登録された医師・薬剤師のいる登録医療機関・薬局において、登録患者に対して、血液検査などのCPMSに定められた基準がすべて満たされた場合のみ行う。

禁忌
  1. 本剤の成分に過敏歴ある者
  2. CPMSへの患者登録前(4週間以内)の血液検査で、白血球数が4000mm3未満又は好中球数が2000/mm3未満
  3. CPMSの規定を遵守出来ない患者
  4. COMSで定められた血液検査の中止基準により、本剤の投与を中止したことのある患者
  5. 無顆粒球症または重度の好中球減少症の既往歴ある者
  6. 腎機能障害がある
  7. 骨髄抑制を起こす可能性がある薬剤を投与中または放射線療法や化学療法で骨髄抑制を起こす可能性がある治療を行っている患者
  8. 特効性精神病剤を投与中
  9. 重度の痙攣性疾患または治療により十分な管理がされていないテンカン患者
  10. 循環虚脱状態または中枢神経抑制状態
  11. 重度の心疾患
  12. 重度の腎機能障害
  13. 重度の肝機能障害
  14. 麻痺性イレウス
  15. アドレナリン作動薬を投与中の者
  16. 糖尿病または糖尿病の既往歴ある者

併用禁忌
  1. 骨髄抑制を起こす可能性のある薬剤・放射線療法・化学療法。
  2. 特効性精神病薬
  3. アドレナリン作動薬
併用注意
  1. アルコール
  2. MAO阻害薬
  3. 中枢神経抑制薬
  4. ベンゾジアゼピン系薬剤
  5. 抗コリン作用を有する薬剤
  6. 降圧薬
  7. 呼吸抑制作用を有する薬剤
  8. リチウム製剤
  9. バルプロ酸
  10. CYP3A4を誘導する薬剤
    • リファンピシン
    • カルバマゼピン
    • フェニトイン
  11. CYP1A2を誘導する薬剤
    • オメプラゾール
    • ニコチン
  12. CYP1A2を阻害する薬剤
    • フルボキサミン
    • ジピロフロキサシン
  13. CYP3A4を阻害する薬剤
    • エリスロマイシン
    • シメチジン
    • イトラコナゾール(アゾール系抗真菌剤)
  14. カフェイン
  15. セルトラリン
  16. パロキセン


(重大な副作用) 悪性症候群
肝炎
起立性低血圧
痙攣
劇症肝炎
高血糖
失神
心筋炎
心筋症
心嚢液貯留
心膜炎
深部静脈血栓症
循環虚脱から死に至ることあり
胆汁うっ滞性黄疸
腸閉塞
テンカン発作
糖尿病性ケトアシドーシス
糖尿病性昏睡
肺塞栓症
白血球減少症
麻痺性イレウス
ミオクローヌス発作
無顆粒球症
副作用 アカシジア
AL-P上昇
LDH上昇
嚥下障害
落ち着きのなさ
γ-GTP上昇
かすみ目
間質性腎炎
筋固縮
傾眠
強迫症状
血圧低下
血小板減少
血小板増加
高TG血症
高血圧
高コレステロール血症
構音障害
好酸球増加
誤嚥
誤嚥性肺炎(誤下性肺炎)
興奮
呼吸停止
呼吸抑制
錯乱
CK増加
GOT上昇
GPT上昇
振戦
心電図変化
膵炎
頭痛
持続性勃起症
焦燥
譫妄
遅発性ジスキネジア
鎮静
TSH低下
肺炎
発汗・体温調節障害
発熱
白血球増加
疲労・倦怠感
頻脈
不整脈
プロラクチン増加
発疹
めまい
不安

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