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クレアチニン



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クレアチニンCrcreatinine
CER, CREA
  • クレアチニンは、筋肉の中に含まれるクレアチン という物質が分解されてできた老廃物である。
  • 代謝最終産物として尿中へ排泄される。
  • クレアチンは、エネルギー源であるATPの産生を以下のような反応で行っている。
    • クレアチンリン酸
      +ADP

      クレアチン+ATP
    • 激しい筋肉活動時には、右方向に進み、クレアチンリン酸を分解してATPを積極的に産生している。
    • 筋肉回復時には、左方向に進み、エネルギー源の貯蔵物質であるクレアチンリン酸を産生している
    • 通常、クレアチンリン酸は、クレアチンの3倍多く存在している
  • クレアチンは、筋肉運動のエネルギー源として、重要な働きを持っている。このクレアチンから筋肉中で非酵素的にH2Oが除かれたものがクレアチニンです。



Cr (クレアチニン)
  • Cr(クレアチニン)は、筋肉中のクレアチンが非酵素的脱水を受けて生成される。
  • 窒素 を含む物質の終末代謝産物。
  • 血液中のCrは腎糸球体で濾過され、尿細管ではほとんど再吸収されず、分泌を受けないとされる。しかし、近位尿細管から少量分泌される。

クレアチニンの生成
  • 筋肉中でクレアチンリン酸から脱チリン酸化反応(非酵素的反応)によって生成される。
  • クレアチンからも1分子の水がとれて生成される。





腎臓 
  • 腎臓は体内で発生した老廃物を尿中に排泄したり、水分・電解質のバランスを保ったり、血圧を調節したりしています。腎臓 に炎症が起きると尿にも異常が出ますが、血液中にも排泄できない老廃物が溜まり、血液検査で診断できます。
    腎臓 の働きを調べる代表的な血液検査項目に「尿素窒素」と「クレアチニン」があります。


  • クレアチニンは
  • アミノ酸のアルギニンなどが代謝してできるクレアチンが筋肉内で変化してできるものです。大部分は腎臓の糸球体から濾過されて、、尿中へと排泄されます。ところが、腎炎などで腎糸球体の濾過機能に異常が生じると、血中のクレアチニン値が高くなります。
    尿素窒素がタンパク質の摂りすぎや脱水などの影響を受けるのに対し、クレアチニンは食事などからの影響を受けません。ただ、クレアチニンは筋肉の中で作られるので、「多発性筋炎」などの筋肉疾患などで低値になり、筋肉増量や甲状腺機能亢進などで高値になる傾向があります





血清クレアチニン(Cr)serum creatinine
検査目的・・・筋機能の評価
  • 筋肉量に比例する。
  • 日内変動がある(絶食時はみられない)。
  • 肉食後上昇するので、早朝空腹時が最も低い。

 正常値
  • ♂:(0.65〜1.09mg/dl)
  • ♀:(0.64〜082mg/dl)

  • 基準値以下・・・病的意義は少ない
        妊娠、糖尿病の初期

  • 軽度上昇:〜2mg/dL
    • 脱水、心不全、ショック、糸球体腎炎、間質性腎炎、尿管結石、前立腺肥大、先端巨大症、薬物性腎障害

  •  高度上昇:2mg/d L以上
    • 腎不全

  • 医薬品の影響
    • 以下の薬剤で、クレアチニンの近位尿細管での分泌が阻害され、血清クレアチニンが上昇する。
      • 「シメチジン」「スピノロラクトン」「プロペネシド」
    • 以下の薬剤や造影剤で、腎障害をきたし上昇する。
      • 「アミノグリコシド」「非ステロイド系抗炎症薬」「シスプラチン」「シクロスポリン」





尿クレアチニン(Cr) urinary creatinine
  • 検査目的
    1. クレアチニン・クリアランス測定
    2. 尿タンパク量などを1gのクレアチニン排泄量当たりで評価
  •  正常値
    • ♂:(1g/day)以下
    • ♀:(0.5g/day)以下
  • Crの尿への排泄量は
  • 筋肉量に相関し、筋肉量に変化が無く腎機能が安定していれば、比較的安定していて、腎機能とは相関しない、
  • 測定する臨床上の意義は
    1. 1日の蓄尿で総排泄量を求めて蓄尿の信頼性をチェックできる
    2. 血清Cr濃度とあわせてクレアチニンクリアランス(Ccr)を計算して腎機能を評価する。






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