大動脈弁狭窄症

  • 大動脈弁狭窄症の病態
    • 大動脈弁狭窄による左室圧負荷

  • 大動脈弁狭窄症の原因
    • 二尖弁、加齢による変化。
      大動脈弁狭窄症は大動脈弁が石灰化し、全身の血流が悪くなる病気。
    • 開胸手術で人工弁を留置するのが一般的。

大動脈弁狭窄症になると
  • 大動脈弁に動脈硬化のような現象が起きて、十分に弁が開かなくなってしまう。
  • そのため、息切れや疲労などの症状が表れ、重症になると失神や突然死の可能性もある病気。
  • ゆっくりと症状が進むので、かなり悪くなるまで自覚症状が無い。





大動脈弁狭窄症の検査
  1. 心音・・・心基部中心の収縮期雑音、遅脈
  2. 心電図・・・左室肥大
  3. 胸部X線・・・
  4. 心エコー
  5. プロトロンビン時間・・・ワ−ファリン治療域決定のため。
  6. 末梢血検査
    • 「LDH」
      「ビリルビン」
      「ハプトグロブリン」
  7. BNP・・・・100pg/ml以上は心不全症の目安







症状無ければ経過観察
どんな病気ですか?
  • 大動脈弁は心臓から血液が出ていくときに通る最後のドアみたいなもので、これが狭くなったり開きが悪くなったりするのが狭窄症です。
  • 最近は、老化によって弁が硬化して開かなくなる、老人性の大動脈弁狭窄症が増えています。満員電車で狭いドアに乗客が殺到するような状態ですから、血液がうまく流れません。初めのうちは心臓の筋肉が厚くなり、力でドアを押し開けることが出来ます。この間は自覚症状はありません。しかし、それを長年続けていると筋肉がいよいよへばって、力では対抗できなくなり、症状が現れます。
  • 症状が出始めるとガタッと悪くなる、といった病気です。


どういう症状が出るのですか?
  1. めまい動悸息切れ という軽い症状から始まり、
  2. 狭心痛という胸が締め付けられるような痛みが起きるようになります。又、
  3. 一時的に脳に血液がゆかなくなるので、失神 の発作も起きます。
  4. さらに悪化すると心不全で死に至る
  • わけですが、症状が出始めてから心不全で死亡するまでの期間は、狭心痛からは約5年、失神発作からは約3年と言われています。
  • 激しい運動などで突然死することもあります。


薬では治らないのですか?
  • 症状を止める薬はいろいろありますが、最終的には手術しか方法はありません。人工心肺を使って血液循環を代行させ、開きが悪くなった弁を人工弁などに取り替えます。手術時間は4〜5時間で、普通は術後2〜3時間で退院できます。


手術をする目安は?
  • 手術は必要かどうかは、大動脈弁の前後で血流の圧力にどのくらいの差があるかを、心エコーという超音波の検査などで判断します。病状が悪くなればなるほど血液が通りにくくなり、弁の前後での圧力差が大きくなるからです。圧力差が80mm水銀柱以上になると症状が出ると言われますが、普通はその手前の、50mm水銀柱を超える圧力差があれば手術を勧めています。「まだ症状はないが、近いうちに間違いなく症状が出る」という段階です





人工心臓弁
  • 2010年、大阪大学医学部付属病院、榊原記念病院、倉敷中央病院で人工弁置換の臨床試験を実施する。エドワーズのカテーテルを使って留置するもので、従来の手法に比べて患者負担が少ない。
    バルーンカテーテルを太ももの付け根の血管から挿入し、先に折りたたんだ人工心臓弁を機能しなくなった患者の弁に留置する。
  • (サピエンXT)
  • 2013年に日本で承認された生体弁
  • (サピエン3)
  • サピエンXTの後継品


切開手術しないで人工弁を取り換える
  • 2013年6月、エドワーズライフサイエンスが開発した人工心臓弁が承認された。
  • 動きの悪くなった大動脈弁を治療する「経カテーテル大動脈弁治療」(TAVI)と呼ばれる手術に使う。
  • 従来は開胸が必要だった心臓弁の置き換え手術がカテーテルを活用しながら切開手術なしで可能になる。
  • 対象疾患の大動脈弁狭窄症は、心臓弁が開閉する働きが悪くなる心臓弁膜症の1種。動脈硬化で弁が硬化するのが主な原因。
  • 承認を受けた人工弁は牛(ウシ)の心のう膜が素材の生体弁を小さく折りたたんでカテーテルの先端に搭載。大動脈弁まで届けて、バルーンをふくらませて人工弁を展開し、大動脈弁を押しつぶすように設置する。







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