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| 大腸 憩室 |
大腸内壁(粘膜層)が外側に袋状にふくらんだもの。 <1>成人の場合、10人に1人ぐらいの割合で見つかる。 <2>便秘をして、強く力むと腸内の圧力が高まって出来やすい。 <3>憩室があるだけでは、症状はなく治療の必要もない。 <4>無症状が多いが、便が憩室内にとどまったりすると炎症を起こす(大腸憩室炎)ことがある。 |
| 病態 | 腸壁の一部が外側に向かって嚢状に突出した状態 |
| 検査 | 下部消化管内視鏡 下部消化管造影 白血球・・・・憩室炎のとき。 赤沈・・・・憩室炎のとき。 CRP・・・・憩室炎のとき。 赤血球 |
| 憩室 | 憩室とは胃腸管に生じる嚢状の突起で、大半は大腸にできる。憩室自体は危険ではないが、消化物が憩室に詰まって血管に損傷を与えると出血を引き起こす。出血だけではなく、炎症や感染症を引き起こすと憩室炎を呼ばれる。一般に外科手術は必要とせず、腸の働きを軽減させる高繊維質の食事療法が有効とされている。 シドニーオリンピックのマラソン金メダリスト高橋尚子は12/4朝の練習後に不調を訴え、大腸憩室の疑いで千葉県内の病院に検査入院した。 |
| 治療 | 抗生物質による治療が一般的。 |
| 腹痛・発熱 | 腸壁の弱い部分が袋状にくぼんで外へ向かって出てしまうことを形質という。日本人の5〜6人に1人の割合で頻繁に起こり、大半は無症状だが、なかには腹痛や出血の原因になるケースもある。 高齢化や欧米スタイルの食生活が広まり大腸の憩室は増え続けている。 食物繊維の摂取量が減ると腸の内圧が高まり、腸管壁の弱いところが外に飛び出しやすくなる。 憩室には便が出たり入ったりしており、炎症を起こして腹痛や発熱を招くこともある。こうなると抗生物質と点滴を投与し、絶食するのが一般的な治療法。約1週間で良くなることが多い。 憩室から出血(新鮮血が大量に出る)が続くと手術が必要なこともある。 欧米では大腸の左側にあるS状結腸で憩室が見つかりやすいのに対し、日本人は右側にある上行結腸に多い。 |
| 関連情報 |
「便秘」 「大腸ガン」 「大腸ポリープ」 |