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唾石




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ビスホスホネート系薬剤による顎骨壊死





唾石(だせき)
唾石とは?
  1. リン酸カルシウム(結石中80%)や炭酸カルシウム(20%)を主成分とする
  2. 舌下に出来た唾石なども、重舌の中に入ると思う《大塚敬節》

唾液腺の結石
  • 50歳の女性。耳下腺に唾液がたまっった感じがしたり食事の時に腫れたりしますが、少し立つと収まります。超音波検査で5mmほどの唾石があると診断されました。
    唾石とは何ですか?
    唾液腺の中に出来る結石で、成分はリン酸カルシウムや炭酸カルシウムなどです。大きさは数ミリ程度が大部分です。大きな唾液腺は顎下腺と耳下腺、舌下腺ですが、顎下腺が最も多いですね。少ないながら耳下腺の場合もあります。舌下腺にはあまり見られません。患者はほとんどが成人ですが、小学生に出来ることもあります。
    原因は何ですか?
    唾石の内部を見ると年輪状になっていて、異物を核にしてリン酸カルシウムなどが沈着していることが分かります。死んだ細菌の塊や、唾液が通る菅の上皮が剥がれたものが核になると考えられます。
    痛みますか?
    食事で唾液が盛んに出るときに、唾液腺が腫れるとか痛いという症状が典型的です。腫れはしばらくすれば引きます。菅が詰まり、唾液が通りにくくなっているのです。細菌が感染して急性の唾液腺炎になり唾液の出口からウミが出てくることもあります。
    どんな方法で診断するのですか?
    X線撮影やCTで確認します。超音波検査装置で調べる医師もいます。手で触って分かる場合もあります。
    治療法を教えてください
    唾石が何個あるか、どこにあるかによって治療方針が異なります。石が自然に外に出てくる時もたまにありますが、普通は治療が必要です。唾液の出口にごく近ければ出口を広げるだけで出ます。顎下腺の場合は出口に近い菅にあれば簡単で、舌の下を切って石を取り出します。内部にあると顎の下から切って取り出すことになります
    耳下腺の場合はどうですか?
    1個だけなら皮膚を切って石だけを取り出しますが、腺の中に多い場合は耳下腺全体を摘出することになります。顔にキズがのこりますが、時間が経つと目立たなくなります。
    危険は無いのでしょうか?
    耳下腺のところを顔面神経が通っているので、神経マヒの可能性はゼロではありません。でも、手術経験が豊富なら危険は少ないと思います。
    体の外から破砕できないのでしょうか?
    衝撃波装置を使って唾石を破砕する治療の報告例が日本でもありますが、まだ研究段階です。衝撃波を使っても、石をうまく排出できない場合があるようです。一般的には、手術で取り出しています

歯ぐきに白色あるいは灰色の硬いものが出てきた







クチナシの実
  • 60歳女性。数ヶ月前から左のあごの下のリンパ腺が腫れ、食事の時など痛むようになりました。検査の結果、舌下腺に唾石という石がたまっているとのこと。手術を薦められていますが、アレルギー体質なのでできれば手術は受けたくありません。」
    「唾石は一般の方には耳慣れない言葉と思われるが、唾液腺に石の出来る病気で決して珍しい病気ではない。質問者のようにあごの下の腫れ、下あごの違和感や痛み、唾液分泌の異常、首や肩の凝りなどの症状が現れる。
    漢方でも唾石と思われる状態の記載は古くからあり、舌の下に腫れ物が出来、舌が2枚あるようにみえることから重舌、また舌の裏に骨のような硬い突起が出来ることから舌骨などと呼ばれている。

カルシウム不足
  • カルシウムの摂取不足が原因となります。
  • 1日1500mg以上を摂取しましょう。
  • 十分な量を摂取すれば、骨からカルシウムが分離(リン酸とカルシウムに)されることが少なくなり、結石や唾石などのいらないものは自然に体外に排泄されます。





重舌(唾石)の漢方薬
  1. 黄連解毒湯
    1. 重舌・木舌・紫舌等の症を治す《百々漢陰》
  2. 桔梗石膏湯+唾石散
  3. 梔子枳実芍薬湯
  4. 梔子湯
  5. 小柴胡湯
    1. 私自身が耳下腺に唾石が出来た例。それは昭和36年12/30のことである。夕飯を食べようとすると、右ののどが、妙に突っぱる。おかしいなあと思っている中に、妻が「あなた大変ですよ。おたふくかぜのようですよ」という。頬に手をやってみると耳朶の前から下にかけて、ひどく膨らんでいる。この部を按じてみると、弾力があって、軟い。圧痛はない。食前までは、何ともなかったものが、食事を始めて5分間位の間に、こんなに腫れたのをみると、唾石に違いない。そこで早速、小柴胡湯L梔子3.0・芍薬4.0を呑んだ。翌朝はだいぶん腫れが取れた。食事をしても腫れは、前夜の半分くらいですんだ。そしてたった1日分で治ってしまった。石が出たように見えなかったが、それきり治ってしまった。《大塚敬節》

  6. 芍薬甘草湯+唾石散
  7. 桃核承気湯
    1. ある若者が重舌を患った。硬い腫物が突起して、その形が拇指よりもやD大きいものであった。舌もまた膨張して上顎に粘着し、咽喉は熱発して腫れ上がり、言葉が出なかった。悪寒がして発熱し、脈は洪数で、心下から少腹にるまで引き連れて攣急し、自分では咽喉が腫れたものと思っていたが、余《尾台榕堂》が診ると明らかに重舌の症である。
      そこで逅jを以て舌下につけて縦横にこれを割いた。暗紫色の血が迸り出で、舌の尖がやD回るようになって、言葉が分かるようになった。それで桃核承気湯を与えた。
      ところが半日ばかりすると、舌下の腫物は再び大きくなり、全く前のように腫れ上がって、言葉も出なくなってしまった。よって又割截して悪血を放出し、氷硼散を刷り込んだ。次日再び往診してみると、その妻君がきまり悪げに申し訳を述べ、主人はお薬を服んでから、下痢数行をし、悪寒や発熱が直ちに緩解して、口舌の腫痛も脱然として去ってしまったので、今日はもう外出して未だ家に帰らぬのであるといったので、余は一笑して去るより他はなかった。《井觀醫言》より

  8. 排膿散及湯+唾石散
  9. 凉膈散+石膏








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