抗うつ剤 | |
一般名 | 塩酸トラゾドン |
商品名 | 「デジレル」「レスリン」 |
作用機序 | トラゾドン(デジレル,レスリン)はセロトニン2 受容体拮抗・再取り込み阻害薬(SARI:serotonin 2 antagonist and reuptake inhibitor)といわれ,三環系とも四環系抗うつ薬とも異なる薬である。三環系にみられる抗コリン作用がなく,不安,焦燥,睡眠障害の強いうつ病,ときにせん妄にも有効とされている。(厚生労働省) |
◎セロトニンの取り込み阻害作用により低下したセロトニン神経機能を回復させる。 ◎脳神経に作用して、いらだち・不安・妄想・睡眠障害を和らげ、強迫症状を改善します。 |
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効能・用途 |
うつ状態 うつ病 |
用法用量 | ・1日75〜100mgを初期用量 ・1日200mgまで増量可能(分服) |
慎重な投与 が必要 |
高齢者 小児 心筋梗塞回復初期 心疾患の既往歴がある者。 精神分裂素因のある者。 躁鬱病患者 テンカンなどのケイレン性疾患、又はこれらの既往歴がある者。 脳器質障害者 緑内障 |
相互作用 | アルコール摂取で作用が増強する。 降圧剤との併用では降圧薬を減量する。 中枢神経抑制薬との併用で作用が増強する。 |
妊婦へ の影響 |
有益性が危険性を上回る場合のみ。 授乳を避ける。 |
参考 | この薬に対する解毒剤は無いので、過量投与に注意。 過量投与の症状・・・↓ [眠気] [嘔吐] [トルサデポアン] [QT延長] [心電図変化] [持続性勃起] [呼吸停止] [ケイレン発作] [立ちくらみ] [ふらつき] |
電気ショック療法との併用は避ける方がベター |
デジレルの副作用(五十音順) | |||||||||||||||||||||||
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