ドケルバン病
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de Quervain病
ドケルバン病
「手関節の橈骨茎状突起の部で、短拇指伸筋と長拇指外転筋の腱鞘に炎症を起こしたものである。
中年の女性に多く、拇指の背屈、外転によって強い痛みを生じる。安静、局所麻酔剤とステロイドの注入が奏効する。難治例では腱鞘切開が行われる。 (Minor Orthopedics kinpodp p264)







●手首の親指側が痛いそうです。
「手首の親指側には2本の腱が通るトンネルのような腱鞘があります。腱鞘が厚くなったり腱の表面に傷がついたりすると、腱の動きがスムーズにいかなることがあります。これが狭窄性腱鞘炎の中でも起こりやすいといわれるドケルバン病です。この症状を研究した人の名前からつけられました。
●どんな症状がでますか?
「炎症が起こるため、腫れたり、赤くなったり、熱をもったりします。親指を曲げたり、広げたりするときに痛みます、
●原因は何ですか?
「この方のように楽器をひく人、コンピューターのキーボードを長時間使って仕事をする人や、スポーツなど手を使う人で、とくに親指を使いすぎると起こります。また妊娠時や産後、更年期の女性がなりやすいので、ホルモンバランスの変化と関係がありそうです。ホルモンバランスが変わるとなぜ腱鞘炎を起こすのか、詳しい仕組みは分かっていません。
●診断は?
「親指ごとに手首を小指側に曲げてもらい、痛みが強くなるかどうかを調べます。悪性の骨の腫瘍などが無いことを確かめておきます。
●どのような治療になりますか?
 「まず指を使わないようにすることです。湿布や炎症を抑える軟膏を塗り、痛みを和らげるようにします。小さい副木やテープで親指が動かないようにすることもあります。痛みがひどい場合には、炎症を起こしている場所にステロイドを注射することもあります。しばらく安静にしているうちにたいてい自然に治りますが、症状がひどくて、良くならない場合は腱鞘を切って広げる手術をします。
●治るのにどのくらい時間がかかりますか? 
 「腱鞘は一度痛めてしまうと、治るのに数週間くらい、症状によっては数ヶ月以上かかります。
●指をまったく使わないのはむずかしいですね?
 「激しい痛みが和らいできたら、少しずつ使っても大丈夫です。指をゆっくり曲げたり伸ばしたりしてみて、痛みの程度を調べて下さい。指を使う間だけ痛いなら、無理のない範囲で指を使って仕事をして結構です。痛みをがまんして続けるのはいけません。指を使った後も痛みが続くようなら控えてください。
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