|
|||
| 可食部100g当たり | DHA (mg) |
EPA (mg) |
| アジ | 14.5 | 7.9 |
| イカナゴ | 24.9 | 18.4 |
| ウナギ | 7.0 | 3.9 |
| ウルメイワシ | 18.9 | 8.2 |
| カタクチイワシ | 16.6 | 11.0 |
| カツオ | 24.8 | 6.2 |
| カレイ | 14.2 | 14.8 |
| サケ | 13.0 | 7.8 |
| サバ | 13.2 | 9.0 |
| サンマ | 10.6 | 6.4 |
| シラス干し | 28.2 | 13.5 |
| すじこ | 18.7 | 16.3 |
| タラ | 32.9 | 16.7 |
| トビウオ | 34.8 | 5.7 |
| ヒラメ | 20.9 | 12.9 |
| マイワシ | 10.7 | 13.0 |
| マグロ(脂身) | 14.3 | 3.6 |
| マグロ(赤身) | 15.6 | .6.4 |
| マダイ | 11.0 | 5.8 |
| メルルーサ | 23.7 | 1.04 |
| 青魚になかに多く含まれる。: マグロ、烏骨鶏の肉 | ||
| DHAの効能効果 | |
|---|---|
| アレルギー | アトピー性皮膚炎(AD)や喘息を始めとするアレルギー疾患が増加し、大きな社会問題となっている。Hanifinや厚生省の診断基準(掻痒・特徴的皮疹・慢性の経過・アレルギー歴)により皮膚病変のみでなく、全身疾患であることを念頭にADの臨床診断を行った。なお、乳児湿疹など他の皮膚疾患とは区別した。 ADの病態は複雑で、炎症反応に関与する種々のエイコサノイドを産生するアラキドン酸カスケードが、ADの病態に深く関わっていると考えられる。EPAと同様にω3系の多価不飽和脂肪酸の一つであるドコサヘキサエン酸(DHA)の投与によって、AD患児の症状が改善すること、DHA投与がアラキドン酸カスケードに変動を与えることはすでに報告している。今回は、多施設共同で研究を行い、DHA投与を行ったAD患児の症状改善についてさらに検討を加えた。 対象は岐阜大医学部小児科関連病院に通院しているAD患児62名(女児33名、男児29名、年齢11±5.9)。DHA投与前の患児全例に対して赤血球膜DHA分析を行い、その後DHAを45mg/kg/dayで3ヶ月以上投与した。投与開始前後では他の治療法の変更を行わないことを原則とした。一部の患児では赤血球膜DHA分析を行う他、ロイコトリエンB4、トロンボキサンB2、プロスタグランディンE2、F2α等のエイコサノイドの測定を行ってADの病態との関連を検討するとともに、投与後の変動をみた。 その結果、DHA投与によってアトピー性皮膚炎は62例中改善傾向が50% (31例)、そのうち15%(9例)で明らかな改善が認められた |
| ヒスタミンを抑制する:アレルギー疾患に有効 | |
| 痴呆症 | アルツハイマー型老人性痴呆症で死んだ人の脳内のDHAは、それ以外の原因で死んだ人の半分しかない |
| 細胞を柔らかくする。細胞を活性化し、情報の伝達が早くなる | |
| 脳血管性痴呆症は、脳梗塞で脳細胞が死滅して発症。アルツハイマー型が圧倒的に多い欧米と異なり、日本の痴呆症の主流を占めている。 千葉大医学部第二内科、寺野隆非常勤講師らのグループでは、老人施設に入所する、中度の症状を持つ70〜90才代の患者16人にDHA120mg入りカプセルを6ヶ月間、毎日6個づつ経口投与した。1日当たりの投与量は大型イワシ2匹分相当。 痴呆の程度を質問方式で測定する「改訂・長谷川式簡易知能評価スケール」(30点満点)で測ったところ、16人中11人の評価点数が上昇。16人の平均点も15.7点から17.9点まで改善された。一方、対照群としてDHAを投与しなかった患者は点数に変化がなかった。効果は特に、直近の記憶・計算能力が顕著で、投与の副作用はなかった。 また、患者の血液を調べたところ、投与群では、細い血管でも通過出来るように赤血球が形を変える能力が、投与前より高くなり、血液の粘性も下がっていた |
|
| 学習機能 を向上 |
140兆個ある脳細胞の細胞膜を構成する物質 |
| 脳細胞間の情報伝達をつかさどるシナプスの構成成分 | |
| 脳のリン脂質の中に入り、脳細胞を活性化する | |
| 統合運動障害(1997.4/8SCI会議の報告) | |
| 失読症(1997.4/8SCI会議の報告) | |
| 脂質を低下 | 血管に付着するのを防ぐ作用があるLDLコレステロールを支援する働きがEPAより強い |
| 血栓に | 虚血性心疾患(抗血栓作用がある) |
| 血小板の凝集を防いで脳血栓や心筋梗塞を予防する | |
| 抗ガン作用 | プロスタグランジンE2の生成を抑える |
| 網膜反射能 | 『血液網膜関門』に入っていける数少ない物質 |
| 網膜のなかのDHAは、全脂肪酸の50〜60%を占める | |
| 脳内で20〜25%、その他では1%以下 | |
| リウマチ | ロイコトリエンを抑制する:リウマチなどの炎症を抑える |
| DHA | ドコサヘキサエン酸 ◎ヒトの体内で極微量作られる(αーリノレン酸より)。→「脂肪酸」 ◎ヒトの網膜・脳に多く含まれ、母乳に極わずか存在する。 ◎食べてそのまま『血液脳関門』を通り、脳細胞のなかに入っていける数少ない物質の1つ。 ◎DHAはEPAと同様、体内でこれを素材にプロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンなどの生理活性物質が作られる。 |
| 関連情報 |
「血液脳関門」 「EPA」 「アルツハイマー病」 「虚血性心疾患」 「アレルギー」 「アトピー性皮膚炎」 「痴呆症」 「慢性関節リウマチ」 「脂肪酸」 |