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アルカロイド

エンドトキシン

タバコ

毒キノコ









毒(どく)
植物毒の大半は、アルカロイドである
  • アルカロイドは、窒素を含むアルカリ性の分子で、神経ホルモンそっくりであるため、神経線維の末端部に入り込んで神経の作用を狂わせて、毒性を発揮する。

    体内細胞間の情報を伝達するホルモンとしてはペプチド(小型タンパク質)がもっとも多く使われるが、神経線維の末端部という特定の場所から分泌される神経ホルモンとしては、タンパク質を構成する化学的に安定した分子であるアミノ酸と、その分解産物であるアミンが使われる。
    ただ、神経ホルモンとしてのアミノ酸は、タンパク質の材料として体内にふんだんにあるアミノ酸とは異なり、脳内という特別な環境でしか使うことが出来ない。
    末梢の一般の神経ホルモンとしては、アミンとアミンによく似たアセチルコリンが使われている。
  1. アミンの神経ホルモンにはドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニンなど数種あるが、いずれも化学的に安定している。それだけに神経ホルモンとしては全身に(アナログ的に)作用し、、おだやかなムードや感情を作り出す、従ってアミンに似たアルカロイドは作用が穏和で、毒性があっても比較低安全である。脳に効いて心を静め、体内の血液循環系を整える薬として使われるものが多い。
  2. 一方、アセチルコリンはアミンに似ているが、極めて分解性が良く、神経線維の末端部で情報を伝えると、標的細胞の表面にある酵素(アセチルコリン分解酵素)で、すぐ加水分解されてしまう。このため、神経ホルモンとしては効率が良く優秀である。進化した有髄神経でも、原始的な無髄神経でも使われるが、効率が良い有髄神経では、アセチルコリンしか使えない。このように神経ホルモンのなかでもアセチルコリンは、速やかに作用するので、その作用を阻害するアルカロイドとなると、動物毒に匹敵するほどの猛毒となる。
例えば、
  1. アセチルコリンのみを使う運動神経を麻痺させる矢毒
    • 「クラーレ」
  2. アセチルコリンに競合するナス科の植物毒
    • 「アトロピン」や「スコポラミン」
  3. アセチルコリン分解酵素を阻害するカラバル豆の毒
    • 「フィゾスチグミン」


動物毒は神経電流の電気発生を直接阻害するが、
  • 植物毒の一部は神経線維の末端の接合部で神経電流の情報を伝えるアセチルコリンの働きを阻害する。
    なお、ストリキニーネは、アミノ酸グリシンの作用を遮断する。
    (大木幸介著「毒物雑学事典」より)





毒性ゲノム
データーベース
  • 2011年、医薬基盤研究所は、創薬研究に役立つトキシコゲノミクス(毒性ゲノム学)のデーターベースを無償公開
  • http://toxico.nibio.go.jp/)した。
  • データーベースは131化合物、計7億件の生データを収録、世界最大規模。

薬の毒性を予測
  • 2016年、京都大学は新薬の候補となる化合物の毒性や発がん性を、人工知能(AI)を使って予測する技術を開発した。
  • ヒトの胚性幹細胞(ES細胞)に化合物を振りかけた際の遺伝子データをAIで解析する。





ギリシャ本草
  • 《マテリア・メディカ》ともいう。
  • 西洋で最初の本草書。
    古代ローマの皇帝ネロの軍医だった《ディオスコリデス》によって西暦77年に著された。
    ギリシャ語で書かれていて、958種類の薬を動物薬(80種)、植物薬(600種)、鉱物薬(50種)に分類されている。

  • 植物に関して、[植物名][別名][鑑別法][調整法][貯蔵法][薬効][適応][用法][用量]について記載されている。
    [生姜][コショウ][アロエ][大黄]などがすでに掲載されていた。

  • ここに、
    • “すべての物質は毒である。毒でない物質は存在しない”
      “ある物質が毒となるか薬となるかは用いる量による”
    とある


発光細菌で有毒ガス検出
  • 2009年、東京大学の酒井康行教授らのグループは光を放つ海中細菌をつかってガスの毒性を測定する装置を開発した。
    イカなどに寄生する発光細菌『ビブリオ・フィシェリ』を使う。
    この細菌は、ベンゼンやアセトンなどに接触すると光が出なくなる。
    この細菌を利用した毒性検査は『マイクロトックス』と呼ばれ、すでに水質検査に利用されている。
    研究グループは気体に含まれる毒性物質の検知に応用した。






海の生き物
  • ガンガゼ
    • 酢をガーゼに浸し患部にあてる。
    • 30分〜1時間でトゲが溶ける。
  • ゴンズイ
    • 45℃以上の湯につける。








/致死量(LD-50)
青酸カリウム:(2900マイクロc)=2.9mg
亜ヒ酸(1500マイクロc)=1.5mg
青 酸:(570マイクロc)=0.57mg
タブン:(400〜3000マイクロc)0.4〜3.0mg
サリン:(200〜1500マイクロc)0.2〜1.5mg
ソマン:(100〜700マイクロc)0.1〜0.7mg
V・Xガス:(20〜30マイクロc)0.02〜0.03mg
ダイオキシン:(0.6マイクロc







含まれるもの


毒性 化学式など









・神経毒。
・マウス(経皮)
  • LD50(0.31mg/kg)
344711
アルカロイド系

柱状結晶。
・融点(202〜203℃)





・神経毒。
・ラット(経口)
  • LD50(50〜60mg/kg)

・ネコ(経皮)
  • LD50(6.1mg/kg)
334511
・(アルカロイド系)
・融点(208〜209℃)
カルバシュ・クラーレ C
|



・運動神経麻痺。
・イヌ・ネコ(経皮)
  • LD50(0.34mg/kg)
40144ON4
・(アルカロイド系)








・ケイレン毒。
・ラット(経口)
  • LD50(16mg/kg)

・血管中枢興奮作用
212222
・(アルカロイド系)
・無色柱状結晶









・心臓毒。
・ウサギ(経口)
  • LD50(25mg/kg)

・赤血球破壊作用
457315
・(アルカロイド系)
・針状結晶
・融点190℃






・心臓毒。
・ラット(経口)
  • LD50(50〜60mg/kg)

・ネコ(経皮)
  • LD50(6.1mg/kg)
10142
・(アルカロイド系)
・無色無臭の油状液体で刺激性の味





鴆毒(ちんどく)
  • 洗冤録》(1247)
  • 世界最古の中国宋時代の法医学書《洗冤録》(せんえんろく)によれば、鴆毒とは、中国の南方の山中に棲む鷹に似た鳥で、マムシの頭を食し、その羽毛には猛毒がある。とくに酒に浸すと毒力は強く、飲めば直ちに死ぬとある。
  • (中略)
  • 江戸時代、銀鉱山の副産物として砒石からヒ素を取り出すときに亜ヒ酸焼きが行われ、この白煙にかざしたニワトリの羽毛には亜ヒ酸の結晶がたくさん付着する。この羽毛を酒に浸せば亜ヒ酸は酒に溶けて猛毒となった。
  • これが中国由来の毒鳥の羽毛で鴆毒といわれ、恐れられていた
  • (上野正彦著「死体の教科書」p100〜 )










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