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動悸(
ドキドキする
トップへ戻る病名・症状>ドキドキ/ドキンドキン/動悸/どうき         
関連情報
心悸亢進」「心房細動」「期外収縮」「不安神経症」「動脈硬化」「大動脈弁狭窄症」「肩こり」「脚気」「ノイローゼ」「ストレス」「カフェイン中毒」「低血糖」「ダンピング症候群」「不安」「褐色細胞腫」「うっ血性心不全」「インスリノーマ」「突然死」「ダ・コスタ症候群」「ウツ病」「白血病」「男性更年期障害」「貧血」「CoQ10」「ムチ打ち症

副作用で動悸する・・・医薬品
アデカット」「アルマール」「カプトプリル」「カルスロット」「ケルロング」「コニール」「セタプリル」「セレクトール」「セロケン」「タナトリル」「ダルメート」「テノーミン」「デパス」「ニバジール」「ノルメラン」「ノルバスク」「バイロテンシン」「ハルシオン」「ヒポカ」「フルイトラン」「ペルジピン」「ヘルベッサー」「ミケラン」「リピトール」「レニベース」「ロキソニン」「ロヒプノール」「ロンゲス」「ワイパックス」「ワンアルファ

動悸 ドキドキする
胸さわぎ
心悸亢進 tachysystole
セロトニン症候群」「「パニック障害
不安 神経症的不安
出勤する電車の中で息苦しくなり、動悸やめまいを覚えるようになった。内科を訪れて精密検査を受けたが、全く異常がない。しかし症状はその後ひどくなり、とうとう出社出来なくなってしまった。彼女は再び内科を受診した。そこで心理的な問題と言われ、私を紹介された。
面接の中で彼女は、自分につらい症状があるにも関わらず、私を気遣って“私の話を聞いて、先生はお疲れになりませんか?”と何度も尋ねる。このような過度の気遣いが、彼女の特徴である。彼女は相手の気持ちを敏感に読みとり、相手の思惑に沿って振る舞おうとするのである。
彼女のこうした性格は、一般的には望ましいものであろう。実際に彼女は多くの人たちから好感をもたれやすい。しかし、気遣いに無理があるので、気遣われた相手がかえって疲れてしまうということも多々あった。
また、彼女は人の頼み事にいやと言えず、ついつい背負い込んでいた。例えば、会社でも上司から頼まれた仕事をことごとく引き受けていた。最初のうちは家に仕事を持ち帰り、なんとかこなしていたが、それにも限度がある。結局、ある仕事をやりきれず、上司に注意された。出勤する途中で息苦しさを覚えたのは、その直後のことである。
彼女の過度の気遣いは幼児期の体験とつながりがあった。母親は持病のため寝込みがちであったが、彼女は自分が素直で良い子でなければ母親になにか悪いこと(病気の悪化、あるいは死)が起こるのではないか?と強く思いこんでいたのである。
そこには神経症的な不安と、心の中で想ったことがすぐに実現してしまうという錯覚がある。その不安と錯覚が強かったために、彼女は母親を過度に気遣い、さらに他人のことも過度に気遣う性格になっていったのである。
現代社会がいかにドライになったとはいえ、過度の気遣いから頼まれたらイヤと言えない性格は、日本人には少なくないであろう。それは確かに美点でもある。しかし、その背景に神経症的な強い不安がある場合には、彼女のようなマイナスの面が目立ってくる。
彼女にとって大切なことは、出来ないものは出来ない。と言えるようになることである。しかし、彼女にとってこれはなかなか難しい。もし出来ないと言ったら、相手の機嫌を損ね、何か悪いことが起こるのではないか、とひどく不安になってしまうからである。
彼女の治療は、少量の抗不安薬と精神療法によって2年間ほどで終結した。過度に気遣ってかえって人間関係を損なう人の心には、神経症的な不安が潜んでいることが多い。」(賀陽濟・北山研究所顧問)→「パニック


心拍数を減らし長生きしよう。・・・心拍数と寿命は反比例の関係にある。
心臓が拍動する周期[1回の収縮・拡張に要する時間]は、体重の(1/4)に比例する。
体重と生理現象との関係で、「アロメトリー式」と呼ばれる。
(動物) (体重) (心拍数)/1分間
ネコ 1.8kg 200回
ゾウ 3000.0kg 20回
人間 50.0kg 90回
人間 100.0kg 75回
“体重・心拍数によって、細胞の寿命や分裂回数もほぼ決まってきます”。       
1日=24時間という物理的時間とは別に、動物は種によってテンポの異なる生物時間を生きていることになる。
人間の寿命を大体80年として拍動周期で割り、日常の活動を考慮すると、“人の一生の心拍数はざっと15億回〜20億回になる”と言う。
つまりこれだけ心臓が拍動すれば寿命は終わる
1回の拍動で使うエネルギー=「1ジュール」       
1)動物や個体差に関係なく一定。
2)心拍数が減るとともに代謝のサイクルが長くなる。すると時間当たりのエネルギー消費が少なくなり、寿命を延ばす要因になる。 この関連から、体重が軽くなると寿命が短くなる。
3)ただし、「体重が重い」と「肥満」とは別の話。
健康的でバランスがとれていなければいけない。太りすぎはかえって心臓に負担をかけるので、マイナス要因になる。
米国、1700人を対象に、長生きするための条件を疫学調査。
男性   ・血圧:やや低め
      ・心拍数:平均12回/1分間少なかった。
女性、喫煙量が少なく、血圧は低め、両親も長生きした人。
どうすれば心拍数を減らせるか?
速く歩く、ジョギングなどのトレーニングが基本。
普段、何の運動もしていない人は少し体を動かすだけで心拍数が上がり、運動を止めてもなかなか元に戻らない。
仕事などのストレスを晴らすために、飲酒するのは生命を削ることになる。


臍下悸 (さいかき)
臍の下で動悸する。→苓桂甘棗湯
漢方医学 ◎何病によらず、、動悸の激しいものは大抵は虚証であるから、強い発汗剤・下剤などで攻めてはならない《大塚敬節》
動悸に用いる漢方薬あれこれ 安中散
黄連解毒湯
九味檳榔湯
桂枝加竜骨牡蛎湯
桂枝加竜骨牡蛎湯+真珠
桂枝加竜骨牡蛎湯+霊芝
桂枝加竜骨牡蛎湯+コエンザイムQ10
桂枝加竜骨牡蛎湯+紅参
桂枝人参湯
血府逐丸
五苓散
柴胡加竜骨牡蛎湯
柴胡桂枝乾姜湯
柴朴湯
三黄瀉心湯
酸棗仁湯
四物湯
炙甘草湯
小建中湯
小柴胡湯
清心蓮子飲
釣藤散
通導散
天王補心丸
当帰芍薬散
当帰芍薬散+加工ブシ末
二陳湯
女神散
人参養栄湯
半夏厚朴湯
茯苓飲
附子人参湯
補中益気湯
木防已湯
抑肝散加陳皮半夏湯
苓姜朮甘湯
苓桂朮甘湯
苓桂朮甘湯+紅参+亜鉛
苓桂朮甘湯+霊芝+紅参
薬物
動悸を目標にして用いる薬物《大塚敬節》
地黄
黄連
茯苓
龍骨+牡蠣
桂枝+甘草
宝石療法 真珠
針灸いろは歌 “むなさわぎ(驚悸)動悸息切れ治すには巨闕、膈の兪、気海o門


治験
抑肝散加陳皮半夏湯
31才の女性。
3年前から胃炎・胃アトニー症・神経衰弱症などの診断で、いろいろ手を尽くしたが良くならず来院した。
患者は蒼ざめた陰鬱な顔した、痩せた女性で、付き添いの婦人が手を引いて診察室に入ってきた。ところが病状を訴える段になると、綿々としてつきない。主訴は、はなはだしい倦怠感、食欲不振、呑酸恷Gであるが、一番気になるのは腹の動悸で、臍の左側を棒のようになって動悸するものがあって、これが胸に攻め上げてくる。そのためか、気分がイライラして落ち着かないという。大便は秘結の傾向があり、月経は規則正しく来る。脈は浮小で弱い。舌には変化はない。聴打診上では、左側背部に肋膜の肥厚を証明する。
患者に聞くと、3ヶ月ほど前に肋膜炎にかかったことがあるという。
腹診するに、右の季肋下で肝臓の下縁を触れ、臍の左側から、みずおちにかけて胡瓜のような形をした動悸に触れる。それに腹は全般的に軟くて陥没している。正しく抑肝散加陳皮半夏湯の腹証である。
ところが今まで、この処方を用いた経験がないので、何となく不安で、用いなれた柴胡桂枝乾姜湯L呉茱萸茯苓を与えておいた方が一番無難であるようにも考えた。しかしこの好機を逸すれば、いつまたこのような腹証の患者が来るか分からない。そこで食欲が全く無いのに、川Tのような薬が入っているのが気になるから、黄連を少し加えて、失敗を恐れながら、抑肝散加陳皮半夏黄連を10日分与えた。患者が帰った後でも、何となく気にかかって、カルテをにらんで考えるという調子で自信がもてなかった。
10日過ぎた。患者は晴れ晴れしい顔で、さっさと診察室に入ってきた。その顔つきや態度で私は安心した。人間が変わったようである。10日前の陰鬱な顔はどこかへ消えて明るい、職が進んで夜もよく眠れるという。腹診すると、先日の動悸は全く消え、腹には弾力がついて、臍にも力がある。動悸がとれましたねというと、患者は動悸が止んで気分が落ち着いたという。しかしまだ便秘が治らないから薬を加減してくれという。患者というものはこんなに良くなったのに、まだ加減を請求するほど欲の深い者である。こんな時に、患者に逆らう必要もないので、加減しましたから、そのうちに自然便がありますと言って、前方を与えた。この患者はその後、多少の一進一退はあったが、薬を休んだり呑んだりしながら、約1年通院した。《大塚敬節》

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