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動悸の漢方薬






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動悸(どうき)
心悸亢進
心房細動
期外収縮
不安神経症
動脈硬化
大動脈弁狭窄症
脚気
ノイローゼ





動悸の漢方薬
1>安中散
  1. 腹中動悸
  2. 臍膀動悸


2>黄連解毒湯
  1. 酒に酔って、ひどく動悸する者に用いる《大塚敬節》
  2. からだ中で動悸がして、夜もよく眠れないという53歳の女性が診を乞うた。痔核があって某医院で注射をしてから、そうなったのだという。ことに肛門から外陰部で動悸するという。よく訊ねると、全身に熱感があって、あちらこちらで脈が打つのを感ずるという。心臓に故障はなく、心下部の動悸は亢進していない。私はこれを更年期障害と診断して、本方を与えたところたちまち良くなった、《大塚敬節》
  3. 火傷を受けて興奮状態になって、動悸する者に用いる。《大塚敬節》
  4. 心因性で血色良好、顔赤く、興奮、不眠

3>加味帰脾湯
  1. 抑うつ傾向、胃腸虚弱。

4>加味逍遙酸
  1. 更年期の不定愁訴
  2. 抑うつ傾向
  3. +牛黄清心丸

5>九味檳榔湯

6>桂枝加竜骨牡蛎湯
  1. (臍の周辺で)を自覚する
  2. 心因性、やせ型、腹部大動脈の拍動を触れる。

7>桂枝加竜骨牡蛎湯+霊芝

8>桂枝加竜骨牡蛎湯+紅参

9>桂枝甘草竜骨牡蛎湯

10>桂枝去芍薬加蜀漆竜骨牡蛎湯

11>桂枝人参湯

12>血府逐丸

13>五苓散

14>柴胡加竜骨牡蛎湯
  1. 臍上動悸
  2. 心因性、抑うつ傾向、固太り、胸脇苦満。
  3. 心臓神経症(遷延したもの)。
  4. 実証の動悸に柴胡加竜骨牡蠣湯。虚証の動悸には、柴胡桂枝乾姜湯。《勿誤薬室方函口訣》
  5. 矢数道明氏は抑肝散加陳皮半夏湯の証と柴胡加竜骨牡蛎湯の証が似ていて間違う場合のあることについて、次のように述べている。
    神経症、血の道などはとかく腹部大動脈の亢進を伴うことが多いものである。柴胡加竜骨牡蛎湯の時は心下部が比較的堅く張っていて、いわゆる胸脇苦満という心下部に抵抗圧痛があり、臍傍あるいは臍上に比較的限局性の動悸を触れることが多い。この証が長引いて虚証に移行し、腹筋がすっかり軟弱となり、胸脇苦満という症状はみとめられずに、心下より左臍傍まで、大きい長い動悸がつかめるように触れるものには抑肝散加陳皮半夏湯が良いと私は思っている。ところが中間型や移行型があって、類症鑑別を要することもしばしばである。
    私は現在も柴胡加竜骨牡蛎湯を随分多くの場合に使っているが、この薬を呑んでひどい反応を起こしたことが一度ならずあった。仙台の人で、血圧も高く慢性腎炎があり、神経質の人で、柴胡加竜骨牡蛎湯の正証と思って、鉛丹・大黄を去って与えた。服薬を始めると、食欲全く衰え、嘔吐下痢が起こった。しかしこれは一時的の反応と思って3日間ガマンして呑んだが、すっかり病人になって寝込んでしまったとのことである。速達で問い合わせがあったので、1週間服薬を中止して、それらの症状が去ってから再び服用して結果を知らせてくれるように返信した。薬を止めて1週間、やっと普通になったので、1日分を煎じて飲んでみたら、同じように負うとと下痢を起こったので中止してしまったということである。これはどうしてもいわゆる瞑眩現象とは思われないので、この患者に抑肝散加陳皮半夏湯を与えたところ、始めて著効を得たという《大塚敬節》

15>柴胡桂枝乾姜湯
  1. 臍上動悸
  2. やせ型で顔色悪い、神経質。
  3. 息切れ、易疲労、不眠、手足の冷え。
  4. 狭心症、不整脈の一部。
  5. 郡山候の留守居の滝内蔵之進の妻は、年が40歳あまりであるが、臍傍に塊状のものがあって、時々鳩尾に突き上げてきて、動悸がして歩くことが出来ない。腰から下には浮腫があり、顔色は貧血して萎黄状となり、月経が不調である。多数の医者がこてを治療したが寸効なしという。そこで余はこれを診察して、云った。原因は水塊にある。そこで先ずその水を巡らし、併せて血の巡りをよくすれば良いと。柴胡桂枝乾姜湯+呉茱萸茯苓を与え、鉄砂丸を兼用した。これを数日間服用すると、小便が夜中に5、6行も快利し、臍傍の塊も次第に減じ、数旬ののちにすべての症状がとれた。《浅田宗伯》
  6. 柴胡加竜骨牡蛎湯を用いるような場合で、患者の体力が衰えて、虚証になっている者に用いる。患者は貧血し、動悸・息切れを訴え、胸脇苦満は軽微かまたはほとんど証明出来ない程度で、腹力は弱く、臍上で動悸が亢進しているような者に用いる。《大塚敬節》

16>柴朴湯

17>三黄瀉心湯
  1. “心気不定”の不定を“煩悸”の意味に解釈すれば応用が広がり、 “心煩”となせば方用狭くなることを、知らない者が多い。《長沙腹診考》

18>酸棗仁湯

19>四物湯
  1. 臍上で動悸

20>炙甘草湯
  1. <心尖部>
  2. 心尖・腹部大動脈の動悸亢進
  3. 皮膚は乾燥気味、栄養状態が悪い。
  4. 此方は心動悸を目的とす。凡そ心臓の血不足するときは、気管動揺して悸をなし、而して心臓の血動、血脈へ達すること能わず、時として間歇す。故に脈結代するなり。《勿誤薬室方函口訣》
  5. 人参養栄湯と治を同じくして、
    @此方は外邪に因って津液枯稿し腹部動気ある者を主とし
    A養栄湯は、外邪の有無に拘わらず、気血衰弱、動気肉下に在る者を主とす。
  6. 精神性の搏動、水分の偏在による搏動ではなく、新陳代謝の亢進による搏動である《矢野敏夫》
  7. 肺結核で動悸や息切れを訴え、臍上で動悸の亢進している者に、柴胡桂枝乾姜湯を用いて、これらの症状が軽快する者が多い。この証に似て、動悸がことに激しく胸が揺らぐようだなどと言う者に炙甘草湯の証がある。肺結核で脈拍が1分間に120以上もある場合でも動悸を自覚しない場合には、うっかり炙甘草湯は用いられない。細野史郎氏も炙甘草湯ではこの動悸を感ずるということが大切だといっている。《大塚敬節》
  8. 不整脈がある者に用いることがある。服用後下痢すれば中止する。

21>小建中湯
  1. からだの弱い人が、風邪をひいたり、ちょっと熱が出たりした時、しきりに動悸を訴えることがある。或いはちょっと胸苦しいと訴えることもある。このような症状があれば、葛根湯や麻黄湯のような発汗剤で汗を出すようなことえをしてはならない。悪寒・頭痛などの表証があって、片方では裏寒の状があるから、先ず、裏の虚を補い、中気を建立する意味で小建中湯を用いるが良い。これで動悸が静まると共に熱の下るものが多い。《大塚敬節》

22>小柴胡湯

23>清心蓮子飲

24>釣藤散

25>通導散

26>天王補心丸

27>当帰芍薬散

28>当帰芍薬散+加工ブシ末

29>二陳湯

30>女神散

31>人参養栄湯

32>半夏厚朴湯
  1. 心因性、咽喉閉塞感。
  2. 心臓神経症のファ−ストチョイス
  3. 前胸部不快感、胸痛、動悸で不安

33>茯苓飲

34>附子人参湯

35>補中益気湯
  1. <臍のあたりで動悸>(臍辺動悸)
  2. 心を過度に使い神思安からず、或いは胸さわぎ驚悸など:「+茯苓・酸棗仁各4.0g、遠志・菖蒲・柏子仁各2.0g」《龍野ー漢方処方集》

36>木防已湯
  1. この方は心臓弁膜症などで、動悸、息切れ、浮腫、喘咳などがあって、尿利減少する者に用いる。《大塚敬節》

37>抑肝散加陳皮半夏湯
  1. 臍傍から、みずおちにかけて、棒状に動悸が強く現れる者《漢方診療医典》
  2. 北山人の経験で、(本人から見て)臍の左側から鳩尾にかけて動悸が亢進し、気分が欝ぎがちの者に用いる《大塚敬節》
  3. 31才の女性。
    3年前から胃炎・胃アトニー症・神経衰弱症などの診断で、いろいろ手を尽くしたが良くならず来院した。
    患者は蒼ざめた陰鬱な顔した、痩せた女性で、付き添いの婦人が手を引いて診察室に入ってきた。ところが病状を訴える段になると、綿々としてつきない。主訴は、はなはだしい倦怠感、食欲不振、呑酸恷Gであるが、一番気になるのは腹の動悸で、臍の左側を棒のようになって動悸するものがあって、これが胸に攻め上げてくる。そのためか、気分がイライラして落ち着かないという。大便は秘結の傾向があり、月経は規則正しく来る。脈は浮小で弱い。舌には変化はない。聴打診上では、左側背部に肋膜の肥厚を証明する。
    患者に聞くと、3ヶ月ほど前に肋膜炎にかかったことがあるという。
    腹診するに、右の季肋下で肝臓の下縁を触れ、臍の左側から、みずおちにかけて胡瓜のような形をした動悸に触れる。それに腹は全般的に軟くて陥没している。正しく抑肝散加陳皮半夏湯の腹証である。
    ところが今まで、この処方を用いた経験がないので、何となく不安で、用いなれた柴胡桂枝乾姜湯+呉茱萸茯苓を与えておいた方が一番無難であるようにも考えた。しかしこの好機を逸すれば、いつまたこのような腹証の患者が来るか分からない。そこで食欲が全く無いのに、せんきゅうのような薬が入っているのが気になるから、黄連を少し加えて、失敗を恐れながら、抑肝散加陳皮半夏黄連を10日分与えた。患者が帰った後でも、何となく気にかかって、カルテをにらんで考えるという調子で自信がもてなかった。
    10日過ぎた。患者は晴れ晴れしい顔で、さっさと診察室に入ってきた。その顔つきや態度で私は安心した。人間が変わったようである。10日前の陰鬱な顔はどこかへ消えて明るい、職が進んで夜もよく眠れるという。腹診すると、先日の動悸は全く消え、腹には弾力がついて、臍にも力がある。動悸がとれましたねというと、患者は動悸が止んで気分が落ち着いたという。しかしまだ便秘が治らないから薬を加減してくれという。患者というものはこんなに良くなったのに、まだ加減を請求するほど欲の深い者である。こんな時に、患者に逆らう必要もないので、加減しましたから、そのうちに自然便がありますと言って、前方を与えた。この患者はその後、多少の一進一退はあったが、薬を休んだり呑んだりしながら、約1年通院した。《大塚敬節》

38>苓姜朮甘湯

39>苓桂朮甘湯
  1. 脈沈緊でなければ効なし《勿誤薬室方函口訣》
  2. 黄胖或いは奔豚の症、動悸甚だしく、眩暈、短気の者を治す:「苓桂朮甘湯+鍼砂牡蛎人参」=鍼砂湯《原南陽》
  3. 顔色明らかにして、表のしまりあり。:柴胡桂枝乾姜湯との相違点
  4. 下総国、小見川西雲寺は臍下に動悸があって、時々鳩尾に迫り、めまいがして頭が重く、卒倒しそうになり、いつも頭に大きな石をいただいていつようで、上半身が重く、下半身が軽くて、フラフラして歩きにくい。国中の医者が手をつくしたが効がないという。そこで余に治を乞うた。余はこれに苓桂朮甘湯を与え、妙香散を兼用したが、これを数十日飲んで、多年の痼疾がすっかり良くなった。《浅田宗伯》
  5. 苓桂甘棗湯−大棗+朮であるから、動悸は苓桂甘棗湯ほど激しくはな いが、尿利減少・めまい・心下部の振水音などがみられる。《大塚敬節》
  6. 福島県、松下利平の母、77歳。かって健康で40年来、薬を飲んだことがない。ところが先月の25日に、突然にひどい動悸を訴えるようになった。その後、この動悸は昼の間は止んでいて、夜間になると必ず起こる。そのため数日眠ることが出来ない。洋医の某々等は心臓変性病と診断して、ジギタリスチンキに健胃薬を配合したものを与えたが、5、6日たっても、寸効がない。そこで本月5日、予に往診を乞うた。診てみるに、脈が沈細で時々結滞している。そこで自分が思うに、これは水気が逆行して心を衝き、そのために動悸がするものだと。某等に相談して、苓桂朮甘湯を与えたところ、小便が数行快利した。翌6日に再診するに、症状の大半は去っていた。そこで前方を2週間用いて平復した。(和漢医林新誌弟11号・高村真甫)
  7. 苓桂朮甘湯+霊芝+紅参








【悸】 (き)
=心悸(心臓の動悸)。動悸(どうき)
【臍下悸】 (さいかき)
臍の下で動悸する。→苓桂甘棗湯
【心下悸】 みずおち部の動悸
【虚里の動】 (きょりのどう)
=心尖拍動。
水分の動 臍上の動悸(どうき)
腎間の動 臍下の動悸
【心怯】 (しんきょ)
=胸がドキドキする。
「怯」=おそれること。











◎何病によらず、動悸の激しいものは大抵は虚証であるから、強い発汗剤・下剤などで攻めてはならない。《大塚敬節》


動悸を目標にして用いる薬物《大塚敬節》
・地黄
・黄連
・茯苓
・龍骨+牡蠣
・桂枝+甘草
針灸のつぼ “むなさわぎ(驚悸)動悸息切れ治すには巨闕、膈の兪、気海、o門”



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