動脈瘤
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動脈瘤
脳を検診する脳ドックが普及し、自覚症状のない健康な人でも動脈瘤が見つかるようになった。脳動脈瘤は脳の血管に出来たコブ状の塊で『未破裂動脈瘤』と呼ばれる。こうしたコブはそのまま放置すると血管が破れて脳卒中につながりかねないため、治療を受けるケースが目立ってきたが、その有効性を疑う意見も少なくない。
東京都に住む30代のAさんは今春、近くの病院で脳ドックを受診した。体調は悪くなかったが、友人が脳卒中を起こし不安になったからだ。ところが、検査の結果、動脈瘤が見つかった。幸い出血はしていなかったが、医師に脳卒中を起こす恐れがあると言われ、出血を未然に防ぐための手術を受けることにした

虎の門病院では1995年から5年間に2841人が脳ドックを受けていた。そのうち、約10%に相当する288人で、動脈瘤の存在が疑われたという。
動脈瘤は1本の動脈が2本に枝分かれする部分にコブ状の血液が塊が出来るケースが多い。動脈瘤が破裂すると、突然倒れて命を落とすことも少なくない。これが脳卒中である。こうした血液のコブは薬で治療するのが難しいため、出血を未然に防ぐ手術をすることが多い。
日本脳ドック学会が97年に出した手術の指針(ガイドライン)では「動脈瘤が5ミリ前後より大きく年齢が70歳以下の場合は治療が勧められる」としている。大きさが5ミリ以上になると出血する可能性が高まるためだ。
手術による治療には主に2つの方法がある。1つはコブの部分を直接ステンレス製のクリップでつまんで血管の破裂を防ぐ開頭手術。もう1つは血管内手術つと呼ばれ、細い管であるカテーテルを太ももの付け根から血管に通して、コブの内側にプラチナ製のコイルを50cm〜1m詰め込んで血管が破れないようにする方法だ。ただ、まれに手術によってコブが破れて後遺症となるケースもあり、100%安全とは言えない。
また、これまで動脈瘤は手術しないと破裂する確率が毎年1%前後と見られていたが、98年に米国の医学雑誌に<0.05%程度>とする論文が発表された。これ以降、専門家の間では「破れない動脈瘤を無理に手術しているのではないか?」と治療に必要性を巡る議論が続いている
切らずに治療 「工業技術院大阪工業技術研究所は電圧を加えることによって先端部分を自由に曲げられる太さ0.8mmの極細チューブを開発した。医療用カテーテルの先端に取り付け、内視鏡手術などの利用するねらい。、三重大学と共同でイヌを使って実験し、動脈瘤の治療に使えることを確かめた。」
大動脈瘤 激烈かつ拍動性の疼痛、痛みが胸骨下・肩胛骨間に放散する。呼吸困難・嚥下困難・循環障害を引き起こし、血圧・脈拍の左右が違う。
◎縦隔腫瘍との異同:(参照→「縦隔腫瘍
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