|
|||
| 薬能&出典 |
| “血を破り、婦人の月経不調、腹中の結塊、崩中淋路、産後の諸血病、血運暴血上衝を治し、損傷による下血には酒で煮るかあるいは酒で磨って服す”《開宝本草》 |
| “心気小腹痛を治するに神効あり”《湯液本草》 |
| “能く血中に気滞、気中の血滞を行らす” “故にもっぱら身体上下の諸痛を治する”《李時珍》 |
| 【処方名】 | [延胡索][延胡][玄胡索][玄胡][元胡] |
| 【基原】 | ケシ科Papaveraceae延胡索Corydalis bulbosa DC.またはC.ambigua Cham.et
Schlecht.(エゾエンゴサク)の塊茎。 日本の市販品は、中国浙江省で栽培される多年草、ケシ科コリダーリス・ブルボーサの塊茎。 ◎半夏に似て色は黄色い。 |
| 【性味】 | 味は辛、性は温、無毒。Q温中燥平散R |
| 【帰経】 | 肝・脾経。 |
| 【分類】 | 活血薬。 |
| 【薬性歌】 | “延胡気温治撲跌 心腹卒痛並諸血” “延胡、気温。心腹卒疼、経を通し、血を活し、跌撲、血崩に” |
| 効能 ・ 効果 |
(鎮痛・鎮痙・調経・活血) <1>産後の諸病が血気によって起こるのを治し <2>月経不順 <3>腹中の結塊 <4>崩中淋露 <5>産後の血暈 <6>打撲の血 <7>胎を下し <8>と <9>血塊を散らし <10>気と小腹の痛みや心痛に特効 ◎微少循環を改善する。 ◎月経の不調と崩中の淋露を治す。「煎じ・末・丸剤。」 ◎心痛。「作末して酒で服用。」 ◎血刺心痛に。「(土炒)して作末し、毎回2銭を温酒で調下する。」 ◎小腸疝痛。「延胡索(塩炒)3銭、全蝎1銭を作末し酒で服用。又は乾姜と等分に末服。」 ◎癖と三穢を治す。「鼈甲・大黄を等分に作末して、2銭を酒で服用。」 ◎産後の血暈と悪血を治す。 |
| 【成分】 | アルカロイド: corydaline A corydaline B corydaline L |
| 【薬理作用】 | <1>鎮痛作用 粉末の鎮痛効果=アヘンの1/100。 <2>鎮静作用 <3>鎮痙作用 |
| 【修治】 | (醋炒):活血効果が強くなる。 |
| 【薬対】 | 『延胡索+桂心』 『延胡索+香附子』 『延胡索+五霊脂』 『延胡索+小茴香』 『延胡索+川T』 |
| 【配合処方】 | 安中散 延胡索散 |