| 長期服用で |
「腎障害」・「膀胱ガン」の恐れ |
| フェナセチン 配合剤 |
アミピローN錠(日本新薬) グリンケンH顆粒(北陸製薬) コレデスA顆粒(大鵬薬品工業) コレデスA錠(大鵬薬品工業) サリイタミン顆粒(菱山製薬) サリドン錠(日本ロシュ) サリドン粉末(日本ロシュ) セデスG(塩野義製薬) セパA錠(メルク・ホエイ) セパ細粒(メルク・ホエイ) ソルボンカプセル(小野薬品工業) トーワサール細粒(東和薬品) プロニドンソフト錠(模範薬品研究所) マセダール顆粒(丸石製薬) ロイマビリン顆粒(宇治製薬) ロイマピリンS錠(宇治製薬) |
| 少しの痛み でも処方 |
「他の鎮痛剤に比べると効果が高い」(厚生労働省安全対策課)というフェナセチンは、医療現場では重宝がられており、頭痛治療に詳しい北里大学医学部の坂井文彦教授は「高齢の患者らの要望もあて、少しの痛みでも処方する傾向が強い」と語る。1日の使用限度量は4包(1g)だが、長期の大量使用による副作用はかねて指摘されており、厚生労働省も1977年から注意を呼びかけてきた。 だが、94年以降、同省に副作用の報告があった21人のうち、慢性腎不全を起こした12人の患者の服用期間は最高で30年、平均で12.7年。総使用量の平均は約4.7kgに達しており、同省の注意喚起が徹底していたかどうか、疑問の残る結果といえる。 「患者が複数の医療機関から処方を受けているケースもある」(上田志朗・千葉大薬学部教授)とされ、医療現場の乱用に対するチェックは事実上、難しい。 |