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フイラリア症 蚊・ブユ・アブに刺されると感染する熱帯病。患者の大部分が小児。
【種類】
種類 リンパ系フィラリア症 以下のフィラリア線虫で起きる。
 バンクロフト糸状虫
 マレー糸状虫
 チモール糸状虫
イヌ糸状虫症 ・心臓糸状虫であるイヌ糸状虫に感染
皮膚結節・肺にコイン状の病巣。
【症状】

急性 ○発熱、リンパ管・リンパ節の炎症。
○罹患リンパ節から逆行性に広がる腫様リンパ管炎(細菌性のリンパ管炎では上行性に広がる)。
○精巣上体炎・睾丸炎。
○ジンマシン・発疹・好酸球増加。
慢性 ○四肢・生殖器・乳房にリンパの閉塞が見られる。
○拡張したリンパ管が破裂して尿路のリンパが入るので、乳糜尿。
○肺腫大・脾腫。
潜在性 臨床症状は見られないが、組織内にミクロフィラリアがみられる。
リンパ ○正常なリンパの流れが阻害されて起きる疾患には、以下のものがある。
「陰嚢水腫」
「陰嚢のリンパ浮腫」
「リンパ静脈瘤」
「象皮病」
象皮病 [Elephantiasis]
○以下の原因におる体の一部の組織の異常な肥厚を象皮病という。
・慢性のリンパ液のうっ滞・・・乳ガン手術後に。
・リンパ管の閉塞。
・結合組織の増殖(線維化・硬化)。
○部位・・・好発部位は下肢であるが、外陰部・口唇・鼻・耳・手背などにも見られる。
○原因:
・バンクロフト糸状虫による熱帯性象皮病(e.tropica)。
・再発性の単純性疱疹による口唇の象皮病。
・再発性血栓性静脈炎から下肢の象皮病。
ネッタイ
アカイエカ
ネッタイアカイエカが人間の血を吸うことで、感染力がある幼虫が体内に入り成虫となって、人間の鼠径節に住むつく。そこで、成虫は幼虫をどんどん生み出す。生まれた幼虫は、肺に移る。そして夜の10時から、明け方の4時ごろまで、ヒトの体表の血管に集まる。その時間帯に蚊が人間の血を吸う時間帯。5時を過ぎると、蚊の幼虫は再び肺に戻る。
蚊がヒトの血を吸うと幼虫が一緒に蚊の体内に取り込まれる。そこで、感染力が出来るまで寄生し、蚊がヒトの血を吸うことで、以上のことが繰り返される。
リンパ節に成虫が住み着くため、リンパ液の流れが悪くなり、足がゾウのように腫れて大きくなったり、陰嚢が腫れる。
江戸時代には日本全土に感染が広がっていたが、1960ごろには奄美大島や鹿児島の一部だけになっていた。1978に日本から感染者はいなくなっている
関連情報
陰嚢水腫
睾丸が腫れる
腹水
好酸球増加
足が腫れる
ヒトイヌ糸状虫症
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