抗ガン剤 | |
一般名 | フルオロウラシル(5−FU) ウラシルの 5位にフッ素が導入されたもの。 ウラシル(uracil) はリボ核酸を構成している 4種類の主な塩基のうちのひとつ |
商品名 | [5-FU][カルゾナール][ベントン][ルナコール][ルナボン] |
作用機序 | DNA前駆体の合成を阻害。 |
効能 用途 (単独使用) |
○胃ガン ○結腸ガン ○直腸ガン ○乳ガン ○子宮頸ガン ○肝ガン ○膵ガン ○子宮体ガン ○卵巣ガン ○すい臓がん・・2013年承認。4種類の治療薬を併用する「フォルフィリノックス療法」に使用。 |
A法:1日5〜15mg/kg、連日1日1回。以後は5〜7.5mg/kgを隔日に1日1回。 | |
B法:1日1回、5mg/kg、10〜20日間連続投与。 | |
C法;1日10〜20mg/kg、週1回 | |
頭頸部ガン | (5-FU+ほかの抗悪性腫瘍剤) 1日5〜10mg/kgを他の抗腫瘍薬(または放射線)と併用し、単独使用に準ずる。 |
結腸ガン 直腸ガン |
A法: ・レボホリナートを1回100mg/u(2時間かけて点滴静注) ・終了直後にフルオロウラシル400mg/u静注 ・さらに、フルオロウラシル600mg/uを22時間かけて点滴静注 以上を2日間連続して行う。 ・2週間ごとにくりかえす |
B法: ・レボホリナートを1回250mg/u(2時間かけて点滴静注) ・終了直後にフルオロウラシル2600mg/uを24時間持続静注 以上を1週間ごとに6回繰り返して。あと2週間休薬。 以上を1クールとする。 |
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C法: ・レボホリナートを1回200mg/u(2時間かけて点滴静注) ・終了直後にフルオロウラシル400mg/u静注 ・さらに、フルオロウラシル2400〜3000mg/uを46時間かけて点滴静注 ・これを2週間繰り返す |
併用禁忌 | ・テガフール ・ギメラシル ・オテラシルK配合剤(ティーエスワン) |
併用注意 | ・フェニトイン ・ワルファリンK |
慎重な投与 が必要 |
骨髄機能を抑制 肝障害がある者 腎障害がある者 心疾患の既往歴ある者 消化管出血のある者 水痘 |
備考 |
深夜〜早朝に投与することで、副作用が軽減される。 体内時計が関与?・・・・時計遺伝子が効果に影響
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