ゲップが出る
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逆流性食道炎」「腹部膨満感」「鼓腸吸収不良症候群」「肝機能障害」「心筋梗塞の前ぶれ」「噫気おなら

ゲップ 俗に「おくび」という。
「ゲップは胃に溜まった空気が食道を通して逆流する現象です。胃には普段から、ある程度の空気が溜まっていますが、食道と胃とのつなぎ目に下食道括約筋という筋肉があり、食道に空気を逆流しにくくしています。ところが、胃のなかの空気が増えて内圧が高まると、この筋肉がゆるんで、食道の方に空気が漏れ、ゲップが出ます。
●病的なゲップには、
<1>食道括約筋の締まりがもともと悪い場合。この度合いがひどくなると、空気と一緒に胃酸も食道に逆流し、食道の粘膜を傷つけてしまうことがあります。
これは『逆流性食道炎』と呼ばれるもので、
胸やけを伴う場合には、この可能性が考えられます。また、
胃が張ったり、痛みがあったりしてゲップが出る人は、胃炎・胃潰瘍の可能性が有ります。この場合には、胃に空気があまり溜まっていなくても、胃に不快感を感じてゲップが出やすくなります。
<2>ヘリコバクター・ピロリという細菌が胃炎・胃潰瘍の原因として注目されていますが、この細菌に感染すると、ゲップが多く出るとの報告もあります。
<3>さらに、いつもゲップが出るような場合は、食事以外でも空気を呑み込んでしまう『空気嚥下症』が考えられます。こちらは精神的ストレスなどが原因で、頻度としては少ないのですが、若い人に多い傾向が有ります
<4>胃下垂胃アトニーなど、胃の筋肉の緊張が弱くなった人でも、ゲップが出やすくなることがあります
原因
  • 食事などで一緒に呑み込んだ空気が、胃の上方に位置する「胃底」に溜まったガスが、一定量になると、噴門が開いて口から出たもの。食後に出ることが多い。胃酸とはほとんど無関係。
  • 胃酸が食道まで上がってきて粘膜が荒れる逆流性食道炎のとき。食道と胃のつなぎ目には食道下部括約筋があり、これが弁の役割をして、胃の内容物が逆流するのを防いでいる。この働きが衰えると、逆流してゲップや胸やけが起こる
呑気症 空気を大量に飲み込んでしまうことによって、ゲップがたくさん出たり腹部膨満感を覚える状態をいう。空気嚥下症ともいう。
習慣的に噛みしめる回数が多い人。
奥歯をかみしめなくても、舌を上あごに押し当てる習慣がある人が空気を飲み込みやすい。
(原因)
 ・うつむいてパソコンなどの作業を続ける
 ・うつ状態でうつむきやすい
 ・上下の奥歯が接触していることが多い
 ・集中すると歯を噛みしめるクセがある。
 ・早食いしやすい
 ・炭酸飲料をたくさん飲む。
 ・ゲップやおなら(放屁)をガマンする。
 ・ガムをかむ。
噛みしめ呑気症候群
小野繁・東京医科歯科大学教授が命名したもので、「(奥歯を)噛みしめる」動作に着目している。
食事以外の時にも奥歯を噛みしめる習慣を併せ持つ人が多い。
・・・噛みしめるときに筋肉が緊張し、
   @あごやこめかみが痛くなる
   A首や肩の凝りや目の奥に痛みを訴える
   B目まいを起こす。

(症状) [固唾をのむ]・・・人は緊張すると口の中の唾液を無意識のうちに飲み込む行為を繰り返す。唾液を1回飲み込むと胃に入る空気は2〜4cc。水や食べ物を飲み込むときにも空気を飲み込んでいる。

西洋薬 げっぷは、食事中に口から入った空気や胃にたまった炭酸ガスが、口から排出される現象です。
炭酸ガスには、唾液・胃液・胆汁・膵液に含まれる重炭酸イオンと胃酸が反応して生成したものと、胃腸内に細菌による代謝産物として発生したものがあります。
胃酸過多や胃腸内の細菌の異常発酵などによってガスが大量に発生するとゲップが多くなり、腹部の膨満感腹痛を感じるようになります。
ゲップを伴うむかつきや胸やけを抑えるために、
  • 胃酸を抑える「H2ブロッカー」「制酸成分」
  • 胃粘膜を守る「胃粘膜保護成分」
  • むかつき・吐き気を抑える「副交感神経遮断薬(抗コリン成分)」
などを使います。
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