グルコースGlucose

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関連情報
グリコーゲン」「単糖」「血液検査」「糖鎖」「糖尿病

グルコース =「ブドウ糖」=「デキストロース」
天然に広く分布している単糖。
天然に存在しているグルコースの光学異性体はD体で、水に溶けやすく甘味を持つ還元糖です。
ブドウ糖は、ブドウの果汁に多く含まれていることから、名づけられました。
ブドウ糖(グルコース)はエネルギー代謝の中で基本的な役割を果たしています
  1. ATPをつくる
    1. ATPは高エネルギー化合物の1つで、アデノシン三リン酸のこと。
    2. 近接すると反発し合うリン酸基が3つ強制的に結合しているから、リン酸基同士の結合の間に巨大なエネルギーをためこむことができる。
  2. グリコーゲンをつくる原料となる
    1. 動物のエネルギー貯蔵体の1つで、多数のブドウ糖が重合したもの
    2. ATPの産生には利用されない。
    3. 余分なブドウ糖は、骨格筋や肝臓において、グリコーゲンに変換された上で貯蔵される。
    4. 運動時や空腹時には、グリコーゲンが再びブドウ糖に変換されて、ATPの産生に利用される。
  3. トリグリセリドをつくる原料となる
    1. トリグリセリドは、動物のエネルギー貯蔵体の1つで、中性脂肪とも呼ばれる。
    2. ATPの産生に利用されない。
    3. 余分なブドウ糖はグリコーゲンに変換されるが、グリコーゲンの貯蔵量が限られているのに対し、トリグリセリドはほぼ無尽蔵に貯蔵できる。
    4. 運動時や飢餓時には、トリグリセリドが脂肪酸を経て種々のエネルギー化合物(アセチルCoA/ケトン体など)に変換されて、ATPの産生に利用される。
ブドウ糖の代謝はホルモンによってうまく調節されています。
分布 ショ糖・セルロース・グリコーゲンなどが構成成分です。
植物の果実などに大量に含まれています。
そのほか動物の血液・脳・脊髄液・リンパ液などにも含まれています
エネルギ源 生物体の最も重要なエネルギー源で、光合成を行う植物によって二酸化炭素から生合成される
グリコーゲン 動物では食物として摂取したデンプンやショ糖がアミラーゼなどの酵素で分解されてグルコースとなり、できたグルコースは腸管壁から吸収されて肝臓に運ばれ、ここでグリコーゲンとなって貯蔵される
脳の
エネルギー源
脳のエネルギー源はグルコースだけです。
「からだはタンパク質や脂質・糖質という3大栄養素のどれでもエネルギー源に利用できるのに、はブドウ糖だけです。
脳の神経細胞は、ブドウ糖が酵素で酸化されて、二酸化炭素と水が出来る際に発生するエネルギー物質ATP(アデノシン3リン酸)を利用している
血糖値 血糖値を上げる時間
グルコース(ブドウ糖)ーー2分。
フルクトースーーーーーー25分。
ショ糖(砂糖)ーーーーーー5分。
ハチミツーーーーーーーー5分

 フルクトース代謝異常
  • 本態性フルクトース尿症
    • ・フルクトキナーゼ欠損
      ・フルクトース尿以外は無症状
      ・13万人に1人
      ・治療の必要は無い
  • 遺伝性フルクトース不耐症
    • ・フルクトース-1-リン酸アルドラーゼ欠損
      ・フルクトース負荷により、肝内蓄積フルクトース-1-リン酸が、グルコーゲン分解を阻害し、低血糖・嘔吐をきたす。
      ・体重増加不全
      ・肝腫
      ・黄疸
      ・タンパク尿
      ・2万人に1人
      ・ショ糖・ソルビトールに摂取制限を行う
  • フルクトース-1,6-ビスホスファターゼ欠損
    • ・常染色体劣性遺伝
      ・発症頻度は不明
      ・空腹時低血糖
      ・ケトーシス
      ・アシドーシス

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