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| 五十肩 痛 み を 軽 く し て 運 動 |
左肩が痛むようになり、病院で『五十肩』といわれ、塗り薬をもらいました。肩を動かすことを勧められて水泳をしていましたが、別の医師から痛いときは動かさないようにといわれました。15年ほど前、右肩が『四十肩』になった時はいつのまにか良くなったのですが、今回は半年たっても痛みが取れません。 ●五十肩と四十肩は違うものですか? 同じです。肩の関節の痛みと運動障害が主な症状で、40歳ぐらいから増え始めて50代でピークを迎えるので、そう呼ばれます。欧米では「フローズンショルダー」(凍結肩)とも言っています。日本人の2、3割が発症するといわれています。 ●肩はどんな仕組みをしているのですか? 肩はいろいろな方向に動かせる分だけ、仕組みも複雑です。たとえば、三角巾が上腕骨を情報に引っ張るだけでは腕は上がりません。上腕骨の頭部を帽子状にくるんでいる腱板がこの骨を首側に引っ張る作用が加わって、初めて腕が上がります。 ●発症の原因は? 問題は老化(変性)です。三角筋も腱板もともに老化しますが、腱板の方が早い。上に引っ張る力の方が首側にひっぱつちからより強くなって上腕骨が上がりすぎ、上部にある肩峰(肩胛骨の外側に張り出した部分)にぶつかるようになります。このため、腱板と腱板と肩峰の間にあってクッションの役目をしている滑液包が炎症を起こし、五十肩の症状が出るのです。三角筋と腱板の老化時期のズレが原因なので、両者が正常なヒトはもちろんですが、同時期に老化したヒトも発症しないと考えられます。三角筋の方が先に老化することはまずありません。 ●症状を教えてください。 一般的には3期に分けられます。最初の2ヶ月ぐらいは肩の違和感や動かすと痛みを感じる「疼痛期」と、痛くてだんだん動かさなくなると関節が硬くなり、高いところに手が届かない、寝間着の腰ヒモが結べないなどの「拘縮期」と、自然に治る「治癒期」に別れます。 ●どんな治療をするのでしょうか? <1>疼痛期:湿布や風呂で暖める <2>拘縮期:運動障害には肩の外側から滑液包にステロイド剤と局所麻酔剤ななどを注入する注射療法があります。夜間痛には痛い方の脇の下に枕をはさんで寝返りしにくくするとよいでしょう。筋肉が硬くなってしまった場合は、コッドマン体操やコンノリー体操といった運動療法が効果的です。 ●動かした方がいいわけですね? 基本的にはそうです。痛いからと言って動かさないとどんどん硬くなってしまいます。注射・マッサージ・温浴などで、痛みを軽くして動かすのがいいでしょう」 |
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