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(五味子)







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五味子(ごみし)
五味子の処方名
  • [五味子][五味][北五味子]
五味子の基原
  1. クレン科(Mognoliaceae)チョウセンゴミシ Schizandra chinensis(Turcz.)Baill.の成熟果実を乾燥。
  2. 日本の中部以北の山地や朝鮮、中国の中部・北部に自生するつる性植物。モクレン科チョウセンゴミシの果実。(北五味子)
  3. 「北五味子」:チョウセンゴミシ
    「南五味子」:サネガズラ・マツブサ・ビナンカズラの完熟果実。

五味子の【性味】
  • 味は酸、性は温。Q温補潤降収R

五味子の【帰経】
  • 肺・腎経

五味子の【分類】
  • 固渋薬

五味子の【薬性歌】
  • “五味酸温能止渇 久嗽虚労金水竭”
    “酸温、津を生じ、渇を止め、久嗽、虚労、金水の枯竭に”《万病回春》








五味子の効能効果
  • (鎮咳・ム痰・止汗・強壮)

  • 肺をおさめ、精をとどめ汗をとどめる
    1. 咳喘。
    2. 遺精・滑脱・崩漏・帯下。
    3. 久瀉・久痢。
    4. 自汗・盗汗

  • 斂肺、滋腎、益気、生津、斂汗の効能
    1. 咳嗽
    2. 喘促
    3. 口渇
    4. 陰虚による盗汗
    5. 遺精
    6. 久痢

  • 男子の精を強くする
    1. 1斤を良く洗って水に1晩漬け、汁を絞って鍋に入れ、蜜2斤を入れて弱火で煮ると膏になる。1〜2匙づつ空腹時に白湯で服用。

  • 肺気を鎮める
    1. 茶でも丸剤でも

  • 虚労・痩せ・不足を補う、顔色が良くなり、熱を無くす。
    1. 膏を作って服用or丸・煎服。

  • 咳嗽で上気し、身熱の症を治す

  • 消渇に最も良い
    1. 煎服










五味子の薬理作用
・中枢神経興奮作用

呼吸中枢興奮作用


血圧降下作用
  • 心血管系の血液循環を調節して、血圧異常を調節する。


子宮筋収縮作用


慢性肝炎患者のGPT値を低下させる。


交感神経興奮薬物(exニコチン)に対し、
        少量で促進。
        大量で抑制。



・ペントバルビタールナトリウム睡眠の延長作用
  • (schizandrinC)


・視力と聴力を改善する。


糖の代謝を調節。


抗菌作用


副腎皮質の機能を亢進(エーテル抽出)


鎮咳ム痰作用 (エーテル抽出)



薬能
神農本草経 益気、咳逆上気、労傷羸痩を主り、不足を補い、陰を強め、男子の精を益する
薬性提要 肺を斂め、腎を滋し、津を生じ、嗽を寧んじ、精をメり、瀉を止む
古方薬品考 潤し、肺臓を鎮瀉す
薬徴 “五味子、咳して冒する者を主治するなり”
“五味子・沢瀉、皆冒する者を主治す。しかしてその別あり。五味子は咳して冒する者を治し、沢瀉は眩(めまい)して冒する者を治す”
“余嘗て本草を読むに、五味子収肺補腎の言あり。是れ疾医の言にあらざるなり。その説たる。五臓の生剋に由って来るに原(もと)づく”
重校薬徴 “咳逆を主治し、兼ねて渇を治す”
“朱震亨は大いに能く肺気を収め宜しく其の腎を補するの効ありと曰う。是れ疾医の言にあらず、原と其の説を為すは五臓生剋由りして来るなり。疾医の道熄んで邪術り、臆測の説、是に於いてか行く、治に於て益なし従うべからず。”
古方薬議 五味子は味酸温、滋潤を主り、咳逆を治す。故に《張氏》方中、毎に麻黄、桂枝、乾姜、細辛を相配してその温気を助け、気と味とをして、相得て而して益々彰らかならしむ。蓋し咳喘の証たる表邪と心下水気あるとに因る。則ちその勢相射して気逆を為さざるを得ず、苟も気逆を為さば則ち多唾口燥し、上焦の津液之が為に耗損す。是に於いて薑桂細辛辛熱の薬に之を佐するに滋潤を以てせずんば則ち恐らくは水邪を去って而して津液を滋する能わざるなり
李杲 “肺寒気逆の場合には、これと乾姜とを共に用いて治功をあげるがよい”
“五味子は肺気を収めるものであって、火熱に対する必用の薬だ。故に嗽を治するにはこれを君とする。ただ外邪のあるものには慌てて用いてはならむ。その邪気を閉じる恐れがあるからだ。必ず先ず発散して後にこれを用いるが良い。痰があるものには半夏を佐とし、喘するものには阿膠を佐とする”
中薬大辞典 “肺を斂し、腎を滋し、津を生じ、汗を止め、精をメす”
“肺虚の咳喘、口乾、自汗盗汗、労傷羸痩、夢遺滑精、久痢久瀉を治す”
大塚敬節 冒つまり頭にものを被った感じがあるものを目標





五味子の薬対
『五味子+黄蓍』
『五味子+乾姜』
  • “五味子は乾姜がなければ肺気を降ろし腎気を納めることが出来ない”
『五味子+呉茱萸』=
『五味子+細辛』
  • 主として虚証の喘咳に用いる
    →小青竜湯

『五味子+山茱萸』=「五味子散」
『五味子+山薬』
  • 遺精・夢精、小便、慢性下痢、自汗・盗汗、口渇
    →味麦地黄丸

『五味子+酸棗仁』
『五味子+人参』
『五味子+柏子仁』
『五味子+麦門冬』
『五味子+牡蛎』











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