- 皮膚の表面には衛気(えき/免疫力)という気(エネルギー)が流れていて、皮膚にある汗腺の開閉による体温調節などで、体表をしかりガードしていると考えられています。
- 玉屏風散は衛気が不足した状態に適する漢方処方です。衛気が不足すると
- 汗をかきやすくなるほか、
- 寒冷刺激に対する防衛力が低下して、風邪をひきやすくなったり、
- 風邪がなかなか治らずに長引いたりします
- 温度変化にも順応しにくいため、すこしの温度変化でもクシャミ・鼻水などのアレルギー症状が出てきます。
- 自汗があり(汗かき)で悪風を感じて(風が当たるとゾクゾクする)、カゼを引きやすく、手足が冷えやすい。
- また
- 「疲れやすい」
- 「むくみやすい」
- 「尿量が少ない」
- 手足が冷えやすい」
- などの症状もみられます。病気が進むにつれて
- 発熱
- 頭痛
- 浮腫
- 水様鼻汁
- 肌のカユミ
などが現れてくることがあります。
- 玉屏風散や桂枝湯は、肌表がゆるんで、昼間でも汗をかく場合に用います。
- 陰虚(陰が虚している)から生じたほてりが、夜中に汗を押し出し、寝汗となる場合には六味丸を用います。
- (応用)
- カゼや気管支炎
- 慢性鼻炎
- 花粉症
- 慢性蕁麻疹
- 喘息
の長期管理などに応用されています。
|